表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
474/709

◆組織の名

「ユートガルト王国の頃からあなたを観察してきました」

 とんでもないことがゴランの口から発せられた。声をなくす晴人

「驚かせたようだがわし(ゴラン)たちの一族は黄泉津(よもつ)様の意思によって観察記録を賜わっております」

「観察記録?夏休みの宿題かよ、ふざけるな。そもそもなんでそんなことをするんだ」

「われらの組織ヘイ・オン・ワイはあのお方の言葉で三者の方法という意味だそうです」

「三者?黄泉津(よもつ)稷兎(きびつ)、卑弥呼のことか」

「そこまでは存じませぬが古き時代より定められたしきたりとおっしゃりました」

「そのしきたりが観察記録なのか」

「さようです。ゆえにあなたを見守っておりました」

「どうやって報告しているんだ」

「われら一族の家長はその記憶を次の代に引き継ぎながら生きてきております。私も過去のすべてを引きつでいるわけです」

 なんとも壮大なことを言いだしたゴランであったが宝蔵院は

「あったことがあるのですか黄泉津(よもつ)に」

 宝蔵院自身も過去の世界において彼とは対峙している。アバターではあるが火弾によって貫かれていたのあった。

「夢の中でこれから転生してくるものを見つけ出し観察するようにこの能力を授かったのじゃ」

「俺が転生するときにだって!どうしてそんなことを知っていたんだ」

 唖然とする晴人であった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろう 勝手にランキング

↑「多くの方に読んでもらいたいです。勝手にランキングに参加していますので面白いと思ったらクリックしてもらえると嬉しく思います」

― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ