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■こちらでもキビツ

 今回は小型肉食恐竜のヴェロキラプトルの歓迎もなく世界樹(ユグドラシル)の大きな幹の元に無事たどり着けたのであった。そして世界樹の憑依するオーディンは幹の下に座り語り始めたのだった。


「よく戻ってきたな晴明、何をなしたかは言わずともよい。風が報告してきておる故」

「どうしてここへ戻るように言われたのですか」

 晴明は一歩前に進み出て答えた。

「ベルゼブブの封印素材を次元の彼方に転移したとはな」

「この世界の平和のために止むを得ず、最善の方法だったと私は思います」

 宝蔵院がそう言って一歩前に出た。

「天鼓か・・・因果律(いんがりつ)の子よ。そなたがすべての鍵になるであろう。そして同じく因果律で結ばれた晴明と共にベルベゼブと戦うのだ」

「因果律ですか、興味深いですね私と晴明の間にどんな因果がぞくぞくしますね」

「ちっともわからないけどその因果がどうのこうのと言いたかったんですか」

「晴明、おぬしが道を創るということだ。まずは天鼓と共にキビツ遺跡へ向い黄泉津(よもつ)の意思を受け継ぐがよかろう」

 と言い残すとオーディンの馬は宝蔵院のところまで移動して鍵を渡すとばたりと倒れた。

「それは?」

「キビツ遺跡の鍵じゃないだろうか。行きましょう晴明」

 宝蔵院は下山へと歩き出した。


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