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◎各自は自由行動へ

 晴明たちはカグヤの眠っていた。(ほこら)にいた。

「カグヤ、どうしてまたここへ」

「ここにゲートを作れば便利だろ、入り口は()()()が守ってくれる」

「つまり僕たちの世界へ行く僕たち専用のゲート開くということですか」

「天鼓、物分りがいいな。君たちは自分の世界を守るためにこの世界も守る使命があるんだろ」

 そう言うとゲート作成にカグヤは壁に魔法陣を描き舞っていた。

 各種の印を複雑に指先で操り組み、聞いたこともない言葉で(みことのり)と思しき物を発した。壁が揺らぎ始め渦を巻いた異様な状態へとなっていた。

「なんだかタイムトンネルみたいだな、俺たちは異次元トラベラーってことか、面白い話だな」

 晴人はその設定が気に入ったようだ。

「あのグルグルのトンネルみたいなやつに入っていくんだね。面白そうだね父さん」

 昭和特撮好き親子ははしゃいでいたが、カグヤもほかの皆はぽかんとしていた。

 晴明親子のたわごとをよそに

「先ほど天鼓の言った座標へ扉を開かせてもらった行くがいい」

「カグヤさんも来て下さい研究所へ、調べたいんですお願いします」

 宝蔵院は願い出た。

「かまわぬぞ。それが役に立つというのであれば」

 全員が潜り抜けると宝蔵院の研究所の訓練場だった。

「おお、びっくりしたぞ!壁から戻ってくるなんて!」

 訓練場には団十郎がインスタントラーメンを食べていた。

「ただいま、団長、みんな無事でこの世界に帰って来れました。フーも元気にしてる」

 異変を察知した西の神獣フー・スーも訓練場にやってきた・

「退屈だったにゃ、タマモまでいるにゃんて、ついていけばよかったにゃ」

 タマモとフーは手を取り合っていた。

「フー・スーまでいるのかこの研究所は」

「あっ、オオガミなのにゃ、サーカス見に来てたにゃ、すぐに私は気がついたけど」

「調査で尾行していたら入っていったサーカスだな。ギアーレがいるなんて不審に感じてたんだ。まさかお前があの虎とはな。意外過ぎて気が付かなかったぞ」

「ここがテンテンのお家なの、広いね」

「リリ、ここは運動場だよ。部屋はいっぱいあるから案内するね」

 宝蔵院はリリをつれ奥へと行ってしまった。

「晴明、舎利弗(とどろき)さんに連絡してくるね。ついでに久太郎にも」

 研究所のラインを起動しに行った。

「僕たちは家に帰るから、ヤーシャさん、オオガミさんやヨシュアとカグヤのこと頼むよ」

 晴明親子は研究所を出て行った。

「私についてくればいい、部屋に案内しよう」

 ヤーシャがカグヤとヨシュア、オオガミを連れて行った。

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