冒険者への1歩
色々と設定考えてやっと形にできるくらいのものになったので、小説を書くことにしました。2日に1回位の更新になると思います。
神暦0年。世界はここから始まった。様々な神が誕生し、天を地を、果ては生命まで誕生させた。そんな神々が集いし場所、最大にして最古の神話の理想郷”アヴァロン”。後の人間たちはここに信仰していくことになる。
その真なる姿も知らないまま。
神暦1600年。人々は魔法によって様々な進化を遂げた。あるものは兵団に、あるものは冒険者に、あるものは職人に、あるものは英雄に。人々はそれぞれ6つの国を作り、全く異なる文化を生み出していった。
ここはバルハラ王国。国王イブフス・クラウンによって統治されている国家である。人口はおよそ900万人。首都はそのままバルハラ。街並みは西洋を思わせるような作りをしている。そんな国に冒険者にならんとする二人の兄弟がいた。
「ここが王都バルハラか、いよいよここで俺たちの冒険の旅が始まるんだな。」
男の名前はユーリ・コルレス。顔は整ってはいるが、いたって普通の見た目だ。体つきも華奢で、正直体力もあるようには見えない。ユーリが言うには運動は得意とのことだが。
「いったいどんな旅が待っているのかなあ!古代の迷宮とか、未開の遺跡とか、たくさんあるんだろうなあ!」
楽しそうに語る少女の名はメアリ・コルレス。ユーリの妹だ。身長は低めでとても幼い感じにも見える。何も知らない人が見たらユーリはきっと親子かそこらに見られるに違いない。
「確か、冒険者になるにはギルドの登録が必要だったよな。よーし!早速登録に、って思ったけど、ギルドってどこにあるんだろ。こりゃ聞くしかないな。」
そういうと2人は直ぐに行動に出る。二人はどこにギルドがあるのか聞き込みを行うことにした。聞き込みを初めて20分ほどしてようやくギルドに到着する。見た目はなんだが西部劇を思わせる佇まいをしていて、中からも笑い声がたくさん聞こえてくる。どうやら賑やかなギルドなことは間違いないようだ。
「ギルド『エリウの豊穣』、戦いと豊穣の神の名前のギルドか。」
俺は何故かこの名前に親近感をわかせていた。
「戦いの神の名前を使ってるくらいだし、きっとツワモノ揃いだよ!」
二人は意気揚々とギルドの戸を開ける。ギギギと扉と床の擦れる音が響き渡る。
ついに始まる2人の冒険譚。乞うご期待
読んでくださりありがとございます。2人の冒険者人生、上手くいくといいですね。
さて今回のラッキーアイテムは食パンの袋を固定してる例のアレ。
あれってなんて名前でしたっけ。ただあれあると便利なんですよねぇ。パンまとめる以外にも袋まとめたりして1個に出来るので。
ではまた次回お会いしましょう。