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P.6

 日々はあいも変わらずってやつ。俺は必要に迫られないかぎり梶原と会話しなくなった。自慢でもなく事実として俺人気者だから、話し相手には困んないし、おかげで不自然なく梶原を避けられた。もうお互い、この友情を諦めたんだなって、そう俺は納得した。

 でもさ。過去を清算しないのって良くないって言うか。夏野さんといると、時々思い出しちゃうんだよ。梶原の顔を、本音で話せた頃を。それが夏野さんに対しても悪いって理解してるし、正直おれもう、耐えられない。だから、明日梶原としっかり話そうと思う。どうなるかわかんないけど、お互い今よりもマシな明日を迎えられるはず。


 だいぶ遅くなっちゃたのは分かってるけど、もう目を逸らさない。

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