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P.14

 駅ってさぁぁ、不思議な魔力を持ってるよなぁ。1メートル前に踏み出たら、死ぬんだぜ? 簡単に死ぬのに、みんな後ろから押されるかもぉなんて思ってねーのさ。いやぁ、仕方ないよなぁ(笑)そんなん気にしたら、電車何て使えないもんな! 俺にとって好都合だよ。破壊衝動の最期、梶原のやつ俺に気付かねーの。スマホなんか見てさ、なめやがって。でもそれも、いいかもな。俺に壊して貰えるなんて、幸福だろ? 俺と夏野を壊した俺に壊されるなら本望だろ? もうすぐ特急が通過する。俺と一緒に、そこへ飛び込む! 無駄のないシナリオ! 部活で鍛えた筋肉が役に立つ!

 親友と一緒に、もうすぐ旅立ちだ。


 そそ、これを読む人があったらさ、夏野の墓参り、俺の代わりに頼むわ。自分で行けないことが、今の俺の悩みだなぁ。あ、あともう一個。父さん、俺、弱かったわ(笑) 

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