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《第一章》

《第一章》小さき出会い…


俺はその時、時間が止まったんじゃないのか…と、そう思うくらい長い時間だったと思う。

(でも、時間は数秒しか経っていない。不思議な感覚だ。)

そう冷静に現状を判断出来てしまっている自分はもうこの世界に慣れてしまっているんだな…と嫌でも実感してしまう。

ストン。どうやら突然の登場人物、氷馬は用を終えたようだ。

俺は氷馬の方を見た。

すると、「あっ…」氷馬と目が合いつい、声が漏れた。

氷馬はすぐに目を逸らしてこう言った。「助けてくれた奴に対してあっ…って何だよ。」

「あ…いや………た、助けてくれたんだよな。ありがとう。危うく死ぬとこだったよ。」と俺は感謝の言葉を伝えた。

けど…あいつはこう言ってきた。「あぁ?誰がテメェなんか助けるかよ。馬鹿かよ。」

俺はイラッとして、つい「はあ!?お前が助けてくれた奴に対してって言ってたじゃねぇかよ!お前こそ馬鹿なんじゃないのか!?」と言ってしまった。

その言葉を聞いた氷馬は「ブフッおっ前おもしれーな!アッハハ!やべぇつぼったわ」と大笑いしていた。

(何だよ…コイツ……ハァー…疲れるなぁー、こいつと話すと。)

そう、素直に思ってしまった。

(でも…こういうのも良いな…なんか…子供の時のこと思い出すな。そうだ、久しぶりにばあちゃん家行ってみようかな…)

途端に目の前が真っ暗になる。

(えっ…?なん…だ…?)


◆続◆

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