世界観
この世界には多くの人間が生きており人々は皆、魔法というものを扱うことが出来た。魔法は様々なな技術に取り入れられており人々が生きていくうえで無くてはならないものとなっていた。だが魔法は時にその扱いによっては人を傷つける凶器にもなり得た。だからこそ一般的に中等部までは理論等まで教え、年齢が成熟してきた高等部から本格的に教えるよう国から指定されている。
しかしそれでも国によっては法も異なり、完全に無法とする所も少なからず存在する。そしてまた国を広げるため、資源を求めるために他国と戦争を行うこともあり、やはりその中でも魔法は人を殺す武器にもなった。
そのためどの国でも魔法学校では本格的な戦闘に備える訓練を学ぶ場でもあった。そしてそれは対人戦闘だけではなく、この世界には人間という生物がいると同時に魔物という生物も存在していた。魔物は人間この世界に生まれる前から存在していた種族もあり、人よりはるかに力の優れたもの優れた知性を持ったものも存在する。そのような脅威から身を守るためにも日々各国では軍の強化及び新戦力の強化などに重点を置き日々訓練にはげんでいた。
そして、数ある国の中でも最も大きな大国に名を連ねる国の一つ、フェルシア王国。そこではいくつもの魔法学園を有しており、その中の一つでもあるエルトレア魔法学園。ここに二人の少年と少女が入学してきたその日から、一つの物語の幕が開くのだった。