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5話 パレス学院に入学しました

19.12秒

特に書くことがないので私のルービックキューブの最速タイムでもと思いまして。

今回も短いですが着々と文字数は伸びています。今が2000文字ぐらいなので10話くらいには3000文字は超えているのではないかと思います。

師匠にもらったルービックキューブ(この世界ではフートキューブと呼ぶらしい)数日間これで遊んでいた。


前世のうちはルービックキューブにハマっていて解法はだいたい覚えている。

地球には3秒で揃えたり揃えたり目隠しで揃えられている猛者がいる。こっちの世界にはいるのだろうか。


フートキューブはうちの思考が読めるらしく、 脳内で動かしたい動きを念じれば触らずに動く。それに自動で崩してくれる便利機能も付いている。

前世で手を使うことに慣れているからやっぱり手で回す方が性に合う。


明日から魔術学院。


「制服と持ち物確認して、」


よし。寝よう!!

前世のうちはよく授業や電車で寝ていたからね、今世はない用にしよう。


パレス学院の制服は魔術学院といえどローブのような、いかにも魔法使いみたいな服装ではなく日本で一般的なワイシャツにネクタイ、長ズボン。なんか懐かしいな。


ワイシャツの胸あたりにパレス学院を象徴するチェスのクイーンを模したエンブレムがつけられている。




魔術学院は全寮制で休日以外は基本、授業や魔術訓練、部活だから母に会えるのは最低6日後。そんなに母と離れるのは初めてだ。母はそれが相当心配らしい。


「心配しないで母さん。もう12歳だしね。」

というか15歳+12歳で精神年齢は27歳だし。単純に足し算したらいいってものじゃない気がするが。


「そうだよね。大丈夫よね。」


「うん、行ってきます。」


家を出て駅へ向かう。魔導列車に乗るのは久しぶりだ。

魔導列車はイメージとしてはリニアモーターカーのようなものだな。磁力の代わりに魔力を使っているけど。地球の現代技術がこの世界の技術に負けていないと考えると地球人の凄さを改めて感じることになった。もちろんリニア並みに速い。

パレス学院には30分かからず着いた。


「何これ、ひろーい。」


大学のキャンパスのようなものを想像していたけど、6倍は広かった。地図を確認したが訓練場が12個、教室が100個以上、食堂が5つ、寮には2000部屋ほど。

学院内にバスが通っている。移動は基本的にはバスを使うことになるだろうな。上級生は魔術で飛んでいく人が多いみたいだけど。


「最早街だな。」


入学式及びクラス分け試験は第7訓練場で行われる。

第7訓練場には800個ぐらいの椅子と机が並べられていた。


「大きな体育館だな、えっとうちの席は618番。あった。」


急いで席について始まるのをフートキューブをしながら待つことにした。周りにもうちと同じくらいの年の男女が席につき始めたが、うちは結局声をかける事は出来なかった。


知らない人こわ〜い。


入学式ではマイル学院長のありがたいお話を頂いた。マイル学院長の話は日本の校長どもの話と違って、短く、わかりやすく、面倒な前置きもなかった。

それだけでうちはマイル学院長を気に入った。

校則が書かれた本ももらった。前世のうち(花野井智数)が通っていた学校は生徒手帳にルーペを使わないと読めないレベルの小さい文字で校則が書かれていたが、ここでは読みやすい大きさの文字で、手帳くらいのサイズの10ページくらいの本に100個くらいある校則が書かれていた。気が向いたら読もうかな。




試験は結構簡単だった。この国の歴史は師匠に教えられたから満点はなくともほとんど取れたと思う。数学は満点取れた自信がある。この世界の数学は200年くらい地球より遅れてる気がするし。前世でも数学は満点しか取ったことがない。魔物などの問題は図鑑を丸暗記していたから解けた。


次は実技試験。


「脅威度2のスモールリザードと闘ってもらう。命の危険があるときのみ試験官は介入する。治癒魔術師を呼んでいるから死にはしない。安心して闘え。」


うちは師匠のとこで修行してるから魔術無しでもスモールリザードくらいはケチらせるが、他の魔術が使えない子達はどうやって闘うのか凄く気になる。試験は1人ずつ小さな格技場でやるから他の新入生は見れない。残念だ。


「次、618番入れ。」


呼ばれて入ったら試験官とスモールリザードが1匹いた。地球のコモドオオトカゲと同じくらいのサイズだ。これで”()()()()"なのだからこの世界の魔物は恐ろしい。森に入れば大量にいる魔物だから800匹くらいならハンターズギルドに依頼を出したらすぐに捕獲できるらしい。まあ弱いしね。

そんな事を考えながらスモールリザードとの間の距離を一瞬で潰し、鉄扇の一撃で倒した。


試験官は一瞬びっくりしたような表情をしたけど、すぐに元の真剣な顔をして

「お疲れ様です。クラス分け試験の結果を見てクラス分けを行います。明日学院の正門を入ったところにクラスを掲示します。今日は寮へ行ってゆっくりお休みください。」

と言った。


そう言われてうちは試験会場を退室して寮に向かうことにした。


30分歩いて新1年生が泊まる寮についた。今日はまだ新入生はバスが使えないみたいだ。生徒証明カードがないと乗れないみたいだし。受け付けで入学証明書を見せたら部屋番号とルームメイトが1人いることを伝えられた。


部屋番号は666。


ゾロ目だと思ってラッキーだと言う人もいるだろうが、地球では666は悪魔の数だと言われているのでうちは不吉だと思った。

荷物は入学前に時空魔術か収納魔術が使える魔術師に運ばれているはず。

今度こそは友達を作ろう!


そう思って扉を開けた。

パレス学院の地図は大まかにはできていますが今後話が進むにつれて変更が出てくるかもしれないので、もう少し後に公開しようかなと思います。

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