第2話 終末世界
「おい、あれ見ろ!あっちって東京だよな?巨大な隕石が落ちてくるぞ!!!」
一人の男がそう叫ぶ
「は?!一体どうなってんだよ?!」
「おい、フィス⋯落ち着いて聞いてくれ?空からなにか落ちてくるぞ」
「馬鹿言ってんじゃねぇよ!!!早く逃げるぞ!」
「いや、本当だ!!さっきの隕石よりは光が小さいが、こちらに向ってきている!!」
二人で空を見上げると2つの光がフィスとダイスの下へと落ちてきていた…
「なん…なんだ…これ…空からガチでなんか降ってきてる…?」
その光は徐々に加速をしながら忽然と立っている二人の元へ降り注ぐ
「この距離じゃ逃げ切れねぇよ!!」
「これが終末…なのか…フィス、どうせここで死ぬなら最後くらい全部ぶちまけてみないか?」
「何言ってんだ?!俺は諦めねぇぞ!!!俺はこの終末を生き延びてみせる!そのために兄貴が必要なんだ!!だから諦めんなよ!ダイス!」
泣きながらフィスは叫びダイスの胸ぐらをつかむ
「そうだな、逃げてみようか!ならば走るぞフィス!!」
「あぁそうだよな、そうこなくっちゃな!!兄貴!!あの光が落ちるまで結末はわっかんねぇんだからよ!!」
二人は小さな希望にかけできるだけ高台の山道を目指して走り出す
「あの2つの光は隕石が落ちてきたとき降ってきたつまり隕石の可能性が高いのは確か、なら小さくてもだいぶとでけぇ被害が出るんだったらあの場所から離れるのが最優先、だよな?」
「うむ、それはそうかもな、憶測だがもしあの光が隕石ではなく別のもので俺達を追ってきていたら…どうする?」
「兄貴、フラグ立てんじゃねぇよ⋯さっきの光急にスピード落としてカーブしてきやがった!確実追ってきてるぞこれ?!どうする、このままじゃガチで死ぬかも知んねぇぞ!!」
「ふーむ、あの場所に落ちてくれれば重症は追ってしまうが即死は回避できると思ったのだが、追跡型とは、勝ち目がないな!!侵略でもしたいのだろうか?」
「何笑いながら物騒なこと言ってんだ、さっさと走れ!!もしかしたら撒けるかもだろうが!」
ダイスが大きく笑う
「ははは!それもそうだな行けるとこまで行くぞ!!幸いにも山道の入口に入る、あの光が物体を突き抜けない限りは大丈夫だろう!!」
「そういうのいいから前見やがれ!!入るぞ!」
そう叫ぶと瞬く間に山道に入っていく
「無理だ、あれはすり抜けて俺達を直線で追いかけてくる!!」
「なら最終手段だ!迎え撃つぞ!」
「そういうと思ったよ!端から方法なんかねぇんだ、やってやるぞ!」
「そうと決まればここで二手に別れるぞ!!距離が近ければお互い邪魔になるだろう!」
「そうだな、じゃあ俺はこっちに行くぜ!ちゃんとやれよ兄貴!!」
「わかっている、それじゃあ無事でな!!」
フィスは東の崖にダイスは西の滝に向かって別れた
「もうそろそろ追いつかれそうだな…ここらへんでやるか」
「これ以上行けば足場が悪くなるここで決める!!」
二人はすぐさま振り向き戦闘態勢を取った
「あと数メートル、一か八かだやってやる」
「ここでやらずに散るより儚く散るほうが良しと言うしな!行くぞ!」
光のたまに向けて二人は狙いを定め仕掛けたが、その攻撃は効かず直撃した
「いっ…たくねぇ?てかんなことよりも、生きてんぞ?あらは有害なもんじゃなかっ…ウグッ!?(頭が割れるように痛い!!しかも何だこの記憶、いや記憶って言ってもいいのか怪しい…あ?誰だ子供?なんか喋ってる?)」
〈今私は貴方の中に入った天の力に記憶として残した音声で喋っております。急かもしれませんが時間がありませんので率直に言わせてもらいますと、いま地球は地球外生命体に襲われ滅びの危機に陥っています〉
「は?どういうことだよ…(地球外生命体?もしかしたら滅びるかもしれねぇ?頭追いつかねぇ…)」
少女はそんなことを気にする素振りもなく続ける
〈なので、私はこの星を救ってくださる才能を持った20名にこの地球の命運を賭けることにいたしました。私の力で作った武器、通称ネクロタフィオ・アステリオンを使いこの星を危機から脱してほしいのです。武器の使い方は武器を触れたときに自動的に分かるようにしており、敵の居場所は専用端末を送りましたのでそこで確認をできます。時間がありませんのでこういった形でしか全てを伝えられないことをお許しください。さぁ、時間です。この星を救いに行ってください〉
「ん、あぁ(ここでこの映像?みてぇなやつは終わりか⋯で、眼の前に箱があると…あのガキが言ってたことは本当っぽいな…)触れてみるか」
フィスはゆっくりと歩みを始め箱の前に立つ
「手を触れればいいのか?」
手をかざした一瞬のとき光がっフィスを包みこんだ
「こ…これは?!」




