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闇落ちした俺は、転生して人生を謳歌する。  作者: 御歳 逢生
4章 王都ランドベルク
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17 数日の滞在


獣人のみんなとルーナ、リア、セリーヌは観光がてら出店を見にいった。

アーロはルルビアさん宅にある工房で鍛冶をしているようだ。

魔王さんとアルファスも他の四天王を散策しに出ていった。

残る俺はアポロンの面倒を見ることに。この機会だからいろいろ教えてあげよう。


「アポロン、この国の言葉とか分かる?」


「分かんない。」


「それじゃこの本を読んで覚えていこうか!」


「うん!灯生お兄ちゃん!」


ひ、灯生お兄ちゃん!?兄ちゃんと呼ばれるのは凄くいいものだ。アーロもそうだが。

俺は『アトリエ』の書庫にあったこの世界の言語関連の本を分かりやすくアポロンに教えた。

スキル『即解』を使わずともアポロンはすぐ理解できたようだ。勇者として召喚されたからか呑み込みが早い。単にアポロンが賢いという事なのかもしれないが。これが英才教育というものか。


教えていると時間が経つのも早いもので、夕方にはもう文字が書けるほどまでになった。成長が早くていいねぇ。という何かしらの親心的なものが芽生えていた。


夕食はルルビアさんとロータスが料理を作ってくれて、いい匂いが腹の虫を誘う。

みんなが帰ってきて夕食は宴会と化した。獣人のみんなと仲間たちと勇者のアポロンと魔王さんという、なんともシュールではあるが、居心地の良い平和な時間だった。


夜はアポロンが一緒に寝ると聞かなかったので2人で一緒のベッドで寝ることにした。まぁ寝る前には、誰と一緒に寝るかの熾烈な争奪戦があったことは言うまでもない。そして寝る前の、ロータスの食事姿を4人に見られ、凄い凝視されながら血を吸われた。


なんともいろんなことがあった1日だった。



ー翌日。


朝、何かに蹴られたようで起きた。アポロンと2人で寝たんだが、ベッドを見るとアポロンを含め6人に増えていた。寝ている隙を見て来たのだろう。6人は・・・多すぎる。

いち早く起きたロータスから食事をせがまれ、そしてまたそれを、続々と起きたみんなからのとてつもない嫉妬の視線が俺を襲うすがすがしい?朝だった。食事を済ませたロータスはそそくさと1階におり食事の支度を。残された俺は、溜まりに溜まった欲を抑えつつ、そして4人の熱烈な誘惑にも耐え抜いた。俺、偉い、そうだろう、俺。アポロンがいるから仕方がないのだ。うん、仕方がない。


暫くして1階に降り、朝食を済ませた。


「魔王さん、四天王の手がかりは見つけられたんですか?」


「うむ。微量だが魔力は感じるのだがここにはおらんだろう。念のため、ダンジョンも探したんだがな。」


あー。ダンジョンかぁ。最初の頃が懐かしいなぁ。ルーナと出会ってプメールの街でダンジョンに行ったのが初めてだったっけ。そういえば、ダンジョンってなんなんだろ。聞いてみようか。


「そういえば魔王さん、ダンジョンってなんなんです?」


「ダンジョン?強いて言えばモンスターだな。アルファス、そうだったよな?」


「はい。あれはモンスターでございます。」


え、モンスター?ダンジョンが?まぁモンスターも出てくることだし確かにそういえばそういうものなのかも?


「でもダンジョンの中からモンスターが出てきますよね?」


「うむ。そうだが。そういうモンスターなのだ。あれはリッサが生み出したモンスターだったよな、アルファス?」


「はい。リッサが創り出した5体のモンスターです。リッサ自身は玩具(おもちゃ)と思っているようですが。数千年前のこと、リッサがモンスターを生み出す小さな箱を創り出して適当に地上に置いたのです。それが今ではでかくなり、その周りに都市が出来た、という訳でございます。何と言うモンスターだったかは思い出せませんが。」


「それはまたなんとも・・・。なんでそんなモンスター創ったんでしょう?」


「リッサの考えていることは分からん。何せ魔女だからな。」


今まで出入りしていたダンジョンがモンスターだったなんて。みんなが知るとまた大事になる。またとてつもない話を聞いた。ここだけの話しにしておこう。

魔王の四天王の1席、徇惺(じゅんせい)の魔女 リッサ・メノロー。一体どんな人なんだろうか。

お読みいただきありがとうございます。


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