6 ダンジョン②(ドミルコ)
ベッドが大きくなったのはいいのだが、一人増えたので結局狭い。
と、思った朝の目覚め。
カメ吉に朝ご飯を与え、3人を起こす。が、絶対起きないので叩き起こす。
これが日課である。
今日もダンジョンへもぐる。
地下1階層から行くとしよう。
湧くのはゴーレムか。先日戦ったゴーレムに比べればなんてことはない。
すぐにボス部屋にたどり着き入った。
ボスはミスリルゴーレムか。
「二人とも、ミスリルゴーレムだ。かなり硬いから気をつけろ!」
「ファイヤーストーム!」
「リアいくにゃ!」
リアが双剣で切り刻む。が、傷一つ着かない。
「リア、どこかに隙間があるはず、そこを狙え!」
「わかったにゃ!」
二人で攻撃を繰り返す。見つけた。
関節部分に隙間がある。
「関節部分の隙間を狙え!」
「さすがご主人様!はいにゃ!」
四肢の関節部分に攻撃を加えるとゴーレムは崩れ落ち消滅した。
「倒した!リア、以前よりも威力が上がったんじゃないのかー?」
「そうかにゃ~、にへへへへ~。」
「わ、私はー!!」
「ルーナも魔法の威力が上がっているよ、助かる!」
「へへへへ~。」
二人とも強くなっている。
戦利品は、と。赤の魔核とミスリル鉱石か。まぁ予想通りだな。
「さてと。それじゃ、地下2階層へ行くか。」
俺たちは先に進んだ。
「なにかにゃ、なんか怖い石像みたいなのが並んでるにゃ。」
セリーヌが、
「灯生さん!?あれはガーゴイルです!ゴーレムよりも素早いので厄介です、気を付けてください!」
「うん、そのようだな!」
早々にガーゴイルが仕掛けてきた。
スキル『瞬光』のおかげで目でもおえる速さだ。
「リア、そっちの3体を頼む!俺はこっちの3体を!」
「私がフローズンで動きを止めます、フローズン!」
「ナイスだ!ルーナ!」
「今のうちに破壊しよう!」
俺もリアも瞬殺である。
「うん、いい感じだ。先へ進もう。」
戦いに慣れてきたのか、お互いの動きをフォローしながら戦闘ができている。
こういうときが一番危ない。注意しよう。
ガーゴイルの数が多い。間隔をあけて6体ずつ並んでいる。
リアとルーナのおかげですぐに破壊できているが。
そしてボス部屋の前までたどり着いた。扉の両端にはガーゴイルがいるが動く気配はない。
「セリーヌ、ガーゴイルの上位種ってなにかわかる?」
「たしか、、、グロウガーゴイルだったかと、、、見た目はドラゴンそのものです。」
「それは倒し甲斐がありそうだ。」
「二人とも準備はいい?」
「いつでも!」「どんとこいにゃ~!」
部屋の中へと進んだ。
「でかい、これは、たしかにドラゴンだな、、、」
「攻撃が来ます!フローズンで足場を固めます!」
「ファイヤーストーム!」
「傷一つ着かないな!」
「リア、隙を見て攻撃を!」
「わかったにゃ!」
剣で攻撃できるか、試してみよう。
「お゛ぉーーーー!!」
カキン!!
硬い!リアが動いた。まずい!
「リア、まだだ!」
遅かった。しっぽで跳ね返された。
「リア大丈夫か?ルーナ、回復を頼む!」
「はい!」
何か、何か弱点はないか、、、
体は硬すぎる、、、攻撃が通る部分、、、
どこだ!どこにある!!
「ルーナ、リアは大丈夫か?」
「大丈夫です、軽い傷です。」
「よし、ここからは俺が!」
「フローズン!」
体を凍らせた、弱点を探ろう。
体がだめなら頭はどうだ。
カキン!
硬い。が、目の部分、あれは宝石か?紫の宝石が目になっていた。
「灯生さん!あれです!あの目、アルミラージの柘榴石のような役割をしています!あれを破壊すれば弱体化するはずです!」
「ナイスだ!セリーヌ!」
もう一度!
「フローズン!」
頭にしがみついた。
「よしこれで目を攻撃できる!!おらぁーー!!」
二つの目を破壊したとたん、グロウガーゴイルの動きが鈍くなった。
セリーヌの予測が当たったようだ。
「ファイヤーストーム!」
「よし!攻撃が通る!二人とも動けるか?」
「やれます!」「リアも大丈夫にゃ!」
「よし、一気に攻めるぞ!」
「ストーンブラスト!」
「ひなりさん!口から魔法を打つ気です!」
「ルーナ、フローズンを!リアは尻尾を攻撃!」
「フローズン!」
「細切れにしてあげるにゃ!」
「俺は口を抑える!自爆しろぉーー!!」
魔法を放てなくなった口は、中で膨らみ、やがて体もろとも爆発した。
「やりました!ひなりさん!!」
「二人のおかげだよ!それとセリーヌも!」
「いえいえ!お役に立ててよかったです!」
「リア、怪我は大丈夫かい?」
「ルーナのおかげでもう治ったにゃ!大丈夫にゃ~。」
「ふう。よかった。肝が冷えたよ。」
ほんとによかった。一歩間違えれば死ぬ。そういう世界だ。
もっと気を引き締めないと。
「茶色の魔核と、これは目についてた魔鉱石、、アメジストですかね?」
「また本にゃ!」
「なんの本でしょうか?」
「『空への探求を追うものへ』って書いてあるな。」
「とりあえず読んでみよう、スキル『即解』!」
ースキル『跳躍空歩』を獲得しました
また頭の中に文字が浮かんできた。
名前からしてジャンプ力が上がったとかそんな感じかな。
今度試してみよう。
「今日はここまでにしよう!帰ろうっか!」
「ご飯いっぱい食べるにゃ~!」
「ほどほどにな!」
酒場でたんまりと食べた後、宿に帰った。
今日はみんなぐっすりだった。
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