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無敵の能力者になっちゃった。

 私は目を覚ました。

 そして、ゾルに左目を刺されたことを思い出した。

 だが目の前がはっきりと見えている。

 左目が見えることにおどろいた。

 もしかして、夢だったのだろうかと思った。

 目の前に知らないおじさんがいた。

 「わしは医者じゃ」とつぶやいた。 

 医者は「殺されていた男の目を、お前に移植した」と報告。

 これは夢ではない、そしてジークさんの目が今私の左目にある。

 春の理解は早かった。



 私は部屋に戻り、状況を伝えた。

 副隊長だったザクロさんが隊長となり、ジュスコでの計画は続行することになった。

 私は気になっていることがあった。

 ジークさんの目を持っているということは、ジークさんの無効化の能力が使えるのではと。

 硬化能力を持つズスさんに硬化してみてくださいとお願いしてみた。

 ズスさんは硬化できなかった。

 つまり私は、ジークさんの能力が使えるようになっていた。



 私は確信した。

 未来予知と無効化の能力。

 私はこの世界で最も強いと。



 ジークさんが死んで私はとても悲しかった。

 それと同時に、喜びもあった。



 ジュスコ王国に到着した。

 つぶれた定食屋さんの店をそのまま買い取り、三日後にはプリンを売り始めた。

 売り始めた瞬間から、客足は止まらず、繁盛した。

 街の商人やお客さんから得れる情報は、ジュスコは黒猫団という組織に乗っ取られているようなものだということばかりだ。

 裏情報も得るために私は、裏アカ女子だった頃のノウハウをいかした。



 まず、城から出てきた明らかに偉そうなおっさんを家まで尾行する。

 ポストに「17歳の女。明日デートして。1万ゴールド下さい。城の近くの公園で待ってる。」と書いた紙を入れた。

 次の日、偉そうなおっさんは来た。

 裏路地に誘い出して、ナイフを向けた。

 「黒猫団の団長に会うにはどうしたらいいか」とおどして聞く。

 「明日、城でパーティーがあり、そこにくる」と答えた。



 招待状をうばい、おっさんを山の小屋に監禁した。

 



 

 

 

 

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