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同僚が裏切っちゃった。

 ジークは暗部全員を呼び、春の作ったプリンを食べさせた。

 みんなの顔が笑顔になった。

 暗部の人たちは気難しい人だと思っていたが、そんなことはなくみんな笑えるいい人たちだ。

 プリンをおいしい、この商売はうまくいくぞというみんなの言葉を聞いて、私の顔からは笑顔があふれていた。



 船の出る日。

 国王やアリス様、ひつじのボンドさんに見送られてこの国を出た。

 「こんなにでっかい船に乗ったの初めてだぁ~」

 春は笑顔であふれて、パパ活をやっていたころとは別人で、今は明るい女の子になっていた。

 ジュスコにつくのに四日かかる。

 一日目はただおいしい魚料理を食べて寝た。



 二日目、想像もしない出来事が起きた。

 船に「われわれは黒猫団だ」と名乗る海賊のような人たちが、銃を持ち、三十人くらい乗ってきた。

 その瞬間ジークは高いところにのぼり、黒猫団を視界に入れる。

 能力を無効化するためだ。

 ジークの視界に入らない場所から、ゼルードがスティールで銃をうばう。

 そしてザクロが火炎放射で一気に焼き倒す。

 ズスとゾルは乗客を非難させていた。

 春は暗部の行動の速さに追いつけず、ただ見ているだけだった。

 自分の弱さを知り反省をした。

 


 私は黒猫団を拘束し、部屋に戻ろうとした。

 私は見てしまった。

 ゾルがジークを後ろから剣で突き刺して殺した瞬間を。

 春に見られたことであせったゾルは、逃げ出した。

 春は追いかけた。

 角を曲がった瞬間、剣で左目を刺された。

 私は倒れて動けなかった。

 私は未来予知ができても、視界に入っている相手のみに発動できる。

 角を先に曲がって視界から外れていたゾルの行動は読めなかったのだ。

 


 ゾルは言った「俺には能力がない。どんだけ剣術をみがいても春には勝てないんだ。お前が城にきた日からなっ」

 ゾルは春に嫉妬していたのだ。

 ゾルは「ジュスコにいる黒猫団の団長の黒猫はストックダッシュという能力を持っている。人から能力をうばえるのさ。さらに、プレゼントという能力もあり、能力を人に与えることもできる。」そう言って船から逃げた。



 ゾルは黒猫と取引をしていた。

 暗部の隊長のジークを殺すのと引き換えに能力を与えると。。

 

 

 

 

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