国王の娘のボディーガードになっちゃった。
私は少女を救い能力者であることをはっきり自覚した。
すると「アリス様~~」と叫びながらおじさんがひとり来た。
どうやら少女はアリスという名らしい。
アリスが倒れた3人の男についておじさんに説明した。
おじさんは「私はボンド、アリス様のひつじです」と自己紹介をした。
ぜひお礼をしたいと言われて、私はボンドさんについていった。
ついた先はでかいお城。
中に入ると「ようこそヴァルタリス家へ」と出迎えられた。
そう、アリス様とはヴァルタリス国王の娘だったのだ。
国王のいる部屋に案内されて、国王から感謝の言葉をいただいた。
そして、私のことについて尋ねてきた。
私は山で貧しく暮らしており、住む場所などなく困っているといった。
そこで自分が未来予知の能力者であると言い、「私にできる仕事はないでしょうか」と聞いてみた。
能力者であることは珍しいとされている。
国王の隣にいた双剣をもったゾルと名乗る男に「俺と戦え」と決闘を申し込まれた。
私は未来予知を使い、ゾルから一瞬で剣を取り上げて見せた。
ゾルは騎士団の中でもとても優れた存在だった。
決闘を見ていた周りの人は声も出なくなった。
私は国王に能力者であることを証明して見せたのだ。
国王は「アリスのボディーガードをやってみないか」といった。
私は喜んで引き受けた。
そこから私の生活は、朝起きてボディーガードとしてアリス様のそばにいて、アリス様が寝ると、体術を教わる。
週に一回休みももらえて、買い物に行って服を買ったりする。
大きい部屋も用意されて、城のご飯はとてもおいしい。
お金になんて困らない。
裏アカ女子だったとは思えないくらいぜいたくだ。
ボディーガードを初めて一か月が経った。
私の頭の中は、退屈でいっぱいだった。。。
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