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秋の夜に

作者: 薄雪草


深夜、目が覚めて

キッチンでお水を飲んでいると

窓の外から

かすかに音が聞こえた気がした


草むらの虫でもない

花壇の花でもない


ちいさな音が聞こえた

チリン


鈴より軽くて

水晶より澄んだ音


何だろうと、気になった




網戸を開けて、外に出ると

星座が夜空に広がっていた


赤い星…火星

隣には牡牛座の星、アルデバラン

東からはオリオン座が昇り

双子星たちを見上げている



風が涼しくてちょうどいいから

しばらく花壇に立って、眺めていた




さっきのは、星に呼ばれたのかな


星たちは今は知らんぷりして

星の言葉で会話している




明日からのことは

明日考えていたらいい


もう寝ちゃおうっと

それだけのこと






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― 新着の感想 ―
[良い点] おはようございます。 眠れない夜はタブレットを手に さらに眠れなくなる私です。 やや寝不足なマンデーモーニング。 素敵な詩から始められました。(╹◡╹)
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