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転生するのなら欲望を!!〜転生後の姿は男の娘〜  作者: 四葉のアミア
第2章 入学後初の行事!
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罠と我儘

やぁ

 


 リーフィアとの会話が終わり、僕たちは自分のグループの元へと追いかけ、少し時間はかかったけれど無事に追いついた。


 ちなみに途中でリーフィアは別の道に進んでそこでお別れとなった。


「みんなー、お待たせ」


「無事だったか」


「うん、ちょっと話してただけだよ。それで、あともう少し先が試練報酬の場所だよね?」


「そうよ。このまま進んでもいいけど、フィグラを待ってたのよ」


「全員集まったから行こー!」


 チイシャさんの一言に僕たちは全員揃って歩き始めた。


 どれくらいヒントが見つかるかな?






「……妙、だな」


「だよね〜」


 ある程度進んだところでキルナ君がそう呟いてチイシャさんが同意した。


 確かにキルナ君の言ったように妙だね。なんか、違和感があるというかなんていうか……


「静かよね……」


「人と出会わないね。足音や話し声もまったく聞こえないから逆に不安だね」


 とは言っても、この広い学院内でそう言ったことは珍しいとは言えない。けど、この場所の周辺の地図をよくよく見てみれば食堂や階段に続く道があるから人が居ないってことは無いとは思うんだけどね〜。


「あと、ヒントが今のところ全部の箇所に残ってるな。この場所のことだから絶対に探索はされているはずなのにな」


 そっか、ヒントが点の場所に全部残ってるんだ。それが一番な違和感の正体だったんだ。


「……少し警戒していこう」


 キルナ君の言葉に僕たちは静かに頷いた。


 僕も【死の大鎌】を変形させてゴツゴツしてない鎧として服の内側に忍び込ませた。これなら、頭や手が狙われない限り不意打ちは防げるはず……それと、僕が一番前で進むとしよう。





 ヒントを回収しながら僕たちは歩いていくと、それは起こった。


 カチッ……ヒュンッ!!  カキンッ!


「カチッ?…うわっ!?」


 足元からそう音が聞こえたと思った瞬間、僕の胸元に何かが当たって弾かれた。


「フィグラ!大丈夫か!?」


「えっ、あー、うん。大丈夫だと思うよ?」


「罠……よね」


「踏むと発動するタイプかな?そして、上方向から矢が飛んできたのが一瞬見えたよ」



 僕は目の前に転がっている矢を拾って眺める。


 いたって普通の矢だね。毒も塗られてない、高価な金属も使われてないザ普通の、ね。


 でも、鎧に変形させておいて良かった。もし変形させてなかったらどうなってたのかあんまし想像したくないなぁ……


 そんな事を考えていたらキルナ君が僕から矢を受け取って、口を開いた。


「しかし、これで決まりだ。この辺りには罠が仕掛けられているってことが分かったわけだが……撤退するか?」


「安全を考えれば撤退がいいわよね」


「たまたま道中、罠にかからなかっただけでもしかしたら罠があったかもね」


「チイシャの言うようにたまたま運が良かったかもしれないな……だが、流石に戻らないと大変な目に遭うな。俺たちがどこに罠があるのか探る技術は持ってないしな」



 そんな事を話し合っていたら遠くの方から爆発音が聞こえた。



「聞こえた?今の」


「恐らく罠の一つだな……どこかのグループだろうな」


 どこかの……グループ?


「さっきの他クラスが濃厚よね。あっちは違う方向から行ってたから」


「……フィグラ君。どうするの?もし、あの人たちが今の爆発に巻き込まれてたら……知り合いなんだよね?」


「っ……それは」



 チイシャさんにそう聞かれて僕は迷ってしまった。


 僕の勝手でリーフィア達を救いにいくのか、安全のためにこの場所から離れるのか……



 答えられずにいるとキルナ君がポンと肩に手を置いて、こう言ってきた。


「好きにしろ。後悔しないようにな」


 リアネちゃんとチイシャさんを見ると、2人も頷いている。



 よし、決めた。


「みんなは戻ってこの場所が危険だってことを伝えておいて。僕は、この先に行くよ」


「それでこそだ」


 ありがとう……3人とも。僕の我儘を聞いてくれて。



 そこからの行動は素早かった。


 3人は今来た道を慎重に戻っていき、僕は逆に爆発音がした場所へとダッシュで向かった。



 道中の罠はどうしようかと考えた。けれど、どうでもよかった。



 罠を発動させてしまっても、罠の正体が僕を襲う前にその場所を駆け抜けてしまえばいいだけのこと。


 仮に喰らってしまっても鎧のお陰でほぼ無傷で済む。



 そんな普段の僕なら考えられない行動を今の僕は行っていた。


 なんでこんなに必死になっているのか、なんて愚問だね。



 僕は大切なリーフィアを守りたいだけだ。


 友達としてなんかじゃない。ただ、守りたいだけ。


 キルナ君が言ってくれたように後悔はしたくない。もしかしたらリーフィアは既に爆破でやられちゃったのかもしれない。


(そういえばっ…!!)


 指輪の地図を見れば分かる事を思い出した。


 すぐさま確認してみると、少し離れた場所に点があって少しずつだけど移動していた。



 間違いない、リーフィアのはずだ。



 僕は最短距離を進むために【死の大鎌】を鎧から双剣に変形させて壁を切り裂きながら彼女の元へと向かった。



誤字脱字があれば報告の方をお願いします。

この作品は不定期投稿なのでブクマをおすすめします


ーー以外雑談、普通に長い時もあるので見なくても大丈夫。



フィグラはリーフィアの事を大切に思ってます。しかし、そこに異性としての感情はなく、ただ友達として、親友として、幼馴染として……そんな意味合いですがフィグラは学院内の兄フィレットを除いて一番大事に思っています。


しかし、今は行事中で仮にやられても生き返ることは知ってるのでどうすべきなのか葛藤したのです。



助けると決めたなら絶対に助ける。それがフィグラです。




話変わるけど、ここ数日で音ゲーの腕前が一段階上達した事に驚いてます(←?)



最近暑いね。それと、地震怖いね……備えておいて損はないから気をつけましょう。今回はここで終わります。


では、また!!


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