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転生するのなら欲望を!!〜転生後の姿は男の娘〜  作者: 四葉のアミア
第2章 入学後初の行事!
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閑話:教員達

久しぶり。書き始めたのはいいけど、全然筆が進まなかった

 


 クラス別競争が行われてる一方、教員達は学院内中に設置された監視用魔道具を数十人体制で見ていた。


 過度な攻撃や人道に反した行動を止めるためだ。他にも有事の際に即座に行動を可能にするためだ。



 しかし、今年は例年とは違う形式のため集中して目の前に映る映像を見ていたのだが、やはり天覇の塔とは違い魔物がいない安全な空間のため基本的に平和なのだ。


 教員達も映像を見ながらどのクラスが勝つのか予想をしていく。



「やっぱり、自分のクラスが勝って欲しいですね」


「誰でもそうでしょう。しかし、難しいでしょうね」


「ヒントを集めるのですら大変ですし……7日間で全てを集められるとは思えないです」


「回収が大変だな」



 そんな風な雑談を繰り返しながら、一つの映像があるグループを映し出した。



「あれは?」


「ユニア先生が担任のクラスだ。噂によると化け物が居るらしい」


「生徒を化け物呼ばわりはどうかと思いますよ?」


「これは失礼しました。…しかし、そう呼ばれるに相応しい実力を持つ生徒が居る、と」


「ユニア先生は今は居ないから聞けないなぁ……しっかし、あのグループは大変だな。男子一人に対して女子が三人だ」


「男子二人に女子が二人ですよ?」


『え?』



 教員の一人が手元の資料を見せながらそう言うと、教員達は映像を三度見して唖然とした。



「あれが……男子?」


「そこらの女子より女子だな」


「言われないと気づけないですね」



 教員達がそう言う生徒とは、もちろんフィグラの事である。


 そして、そのフィグラ達は現在他クラスと角でばったり会って会話中だ。それを見た教員達はどんな感じになるのやら、と思っているとフィグラの姿がいつの間にか消えており他クラスの生徒の背後に現れた事に気がついた。



「今、どうやって移動した?」


「全く気が付かなかったぞ」


「それより、背後を取ったと言うことは……あっ」



 フィグラの手によって一人の生徒が光の粒子と化したののを見て教員の一人が小さく呟いた。


 続けて同じグループのキルナ・ポイゾの魔法とフィグラの刀により他クラスの全員が光の粒子になったところを間終えた教師達は自身が抱いた感想を呟いていった。



「やはり殺すよなぁ」


「ですね。しかし、禁止にはなってないですし場合によってはあれが一番ヒントを集める手段としては効率が良い時がありますよね」


「殺されると12時間の絶対安静が必要になるから身動き出来ないのが痛いけどな」


「しかし、あのフィグラだったか?とんでもないな」


「それを言うならばあの毒魔法を使った生徒もじゃないか」


「あの2人、事前に決めてあったのかは知らないが抵抗無かったことに恐ろしいな」


「普通なら少しばかり動きが鈍ると思うんだけどな」


「あっ、見てください。こっちでも戦闘始まりましたよ」



 一人の教員がそう言いながら一つの映像に指を向ける。そこでは5人の男女と3人の男女の生徒が魔法を撃ち合っていた。



「近接戦じゃなくて魔法戦か」


「3人組が不利か?」



 教員の言ったように5人組は数の利を活かして魔法の弾幕を作り出す。それを防ぐために3人組のうち1人が障壁を張って耐えている。そして、残りの2人は反撃のために魔力を高めている。



「いや、5人組がたった一人の障壁を攻めきれてない時点で負けです」



 次の瞬間、魔力を高めていた2人が魔法を放った。その二つの魔法は5人組の魔法の弾幕をかき消しながら迫っていき、直撃して光の粒子と化した。



「綺麗ですね〜」


「……光の粒子が、だよな。じゃなかったらやばいぞ」


「当たり前ですよ。しかし、見事に直撃しましたね」


「防御が間に合わなかった感じですかね」


「普通に判断できなかったとかじゃないか?」


「判断能力も鍛えていかないと大変だしな。しっかしなぁ」



 3人組が相手クラスを倒した事に喜び合いながらヒントを探そうとしている映像を見ながらそう教員が呟くが……



「加減をしらないと大変な事になるな」


「……あの燃えてる紙切れ、ヒントですよね」


「あー、騒いでる感じヒントですね」


「あ、水で火を消した」



 ヒントが書いてある紙はいたって普通の紙だ。火をつければ燃えるし、水に濡らせばどうなるかは明白だ。



「……ヒント一個が消滅したな」


「なんのヒントなんだろうな」


「どちらにせよ、試練で得たヒントじゃない限りそこまで支障はないんじゃないか?」


「一文字だしな」


「だけど……あそこまで分かりやすく落ち込みますかね」



 映像の中ではヒントが濡れて文字が分からなくなってしまったのを見た3人組は床に膝をつけて、拳を地面に叩きつけたりと分かりやすく落ち込んでいた。



「……他のも見るか」


「天覇の塔でのサバイバルじゃないからあんまり盛り上がらないんじゃないかと思ってはいたが、中々に面白そうな行事になりそうだな」



 そんな風に雑談しながら、教員達は生徒達の行動を見続けた。





誤字脱字があれば報告の方をお願いします。

この作品は不定期投稿なのでブクマをおすすめします


ーー以外雑談、普通に長い時もあるので見なくても大丈夫。


……最近色んなモチベが終わってる。音ゲー除くけどね。


今回はここで終わって続きを書こうかな。頑張ります


ではでは〜

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