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転生するのなら欲望を!!〜転生後の姿は男の娘〜  作者: 四葉のアミア
第1章 学院新入生!
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目覚めたよ

思うように書けないなぁ〜。まぁ、あと少しで一章終わるしいっか(よくない)

 



「ーーーんん………ぁー、ん?」



 目が覚めた。そして、いつもならぼんやりとしている思考が珍しく鮮明だ。



「ここは……どこ?」



 ベットに寝てて、周りはカーテン?か何かで囲まれてるのを見るに多分医務室とかかな?



「そういえば僕…」



 確か天覇の塔であんな事があって女神様に出会って、あんな事をして…それで、うーーん。明確に思い出そう。


 天覇の塔に取り残されて、やばやば魔物を倒して、ひと段落ついたと思ったら進化個体のオーガが現れて……僕は死神スキルを使った。そして気付いたら女神様の所に居た。


 精神体の僕は女神様と色々会話をして、スキルが暴走して勝手に動いている肉体に戻って、なんとか一瞬だけ死神スキルを抑えたと思ったら急に眠たくなったんだよね。で、そこから記憶がなくて……そして、多分今起きたって感じかな?



「……死神、スキルか」



 今まで便利な強強スキルだと思ってたけど、今回の一件で認識を改めないといけなくなっちゃった。


 スキルの暴走…それによって自分でも制御が出来なくなってしまう。今回は学院長が居たからよかったけど、もし居なかったらどうなってたんだろうなぁ……あのまま暴れて、いずれは自滅とかするのかな?それとも、見境なく…見つけたもの全てを殺したり…とか?


 あぁ、ダメダメ。ダメな思考がどんどん出てくる。この考えここで終わり!はい!終わり!



「ふぅ。にしても、もう動いてもいいのかな?」



 体も全く異常ないしね!見た感じ。


 よし、動こう!と思い体を起こそうとしようとした瞬間、カーテンの外側から扉が開く音が聞こえて誰かが入ってきた。そして、その誰かは僕の方へ歩いてきた。


 僕は起きていようか、寝たふりをしようか迷った挙句…起きていようと思った。定番なら寝たふりだけど、嫌な予感がしたからね。そして、静かにカーテンが開かれた。



「あっ。えーと。おはようかな?リーフィア」



 カーテンを開けた人物ーーリーフィアに挨拶すると、リーフィアは小さく目を見開いた。そして、俯きながらゆらゆらと更に近づいてくる。



「リーフィア?わっ!?」



 突然リーフィアが僕に抱きついてきた。それも力強く……少し痛いなぁ…と思うくらいの強さで。



「ど、どうしたの?」


「心配…したんだからっ」



 グスッ…とリーフィアは涙ぐみ始め、やがて静かに泣き始めた。


 僕はどうすればいいのか分からず混乱するが、取り敢えず…抱きしめ返す事にした。抱きしめながら「僕は大丈夫だよ。心配させてごめん」と謝ると、更にリーフィアは泣き出した。



 ◆




「ぐずっ……もう、大丈夫」


「そう?えっと…」



 泣き止んだリーフィアに何を言えばいいのか分からない。こういう時にどういう言葉を言えばいいのか経験が皆無な僕が恨めしい……いや、前世の僕が恨めしい。


 そんな事を考えているとリーフィアは真っ赤になった目で僕を見てきて、ふふっと笑った。



「どうしたの?」


「なんでもない。ただ、よかった…って思えたの」


「そっか。そういえば、あの事件?からどれくらい経った?」


「1日経ったかな?」


「1日かぁ〜」



 実は1週間寝てた!!とかちょっとでも考えてしまった僕を殴りたいです。



「フィグラ、体は大丈夫?」


「うん、大丈夫だよ」


「よかった……だってフィグラ、学院長様に天覇の塔から救出された時、凄くボロボロだったもの」



 リーフィア曰く、腕は向いては行けない方向に向いていて、身体中から血が流れていて、直ぐに治療しないと死んでしまう怪我を僕が負っているのを見たらしい。 


 話だけ聞くとあれだね。よく僕生きてたねって思うよ。ほんと、自分の生命力に感謝しないとね。



「フィグラ、馬鹿なことを考えてない?」


「ま、まったく?」



 そう答えたけど返ってきたのはジト目。うぐ…


 僕がダメージを密かに負ってるとリーフィアはため息を一つ吐いた後に思い出したかのように言ってきた。



「あっ、そうそう。学院長様がフィグラが目覚めたら連絡して欲しいって言ってたから連絡してくるね」


「了解〜」



 リーフィアはまた後で来るね。と言い残して部屋から出て行った。



 一人残された部屋で僕はポツリと呟く。



「…心配させちゃったな」



 思い出すのはリーフィアの泣く姿。今まで一度も見たことがないほどに号泣した大切な幼馴染の姿…


 今回の事件は防ぎようがなかった。なら、もしも似たような事が今後起こったらどうするべきか。



「強くならなくちゃ…」



 大切な人みんな守れる、そんな力を手に入れないといけない。そのためにまずは…僕自身の力とはなんなのか改めて考え直さないといけない。


 僕は自分の手を見ながらそう決意した。

よろしければブクマや感想などして下さい。

誤字脱字があれば報告の方をお願いします。

この作品は不定期投稿なのでブクマをおすすめします。感想はなんでもいいよ〜


ーー以外雑談、普通に長い時もあるので見なくても大丈夫。


短くてごめんね〜

「あ、これ話展開できねぇ」ってなったので止めました。まぁ、この後の学院長のお話を書いてもよかったんだけどね。なんとなーく、分けました。

あれだったら投稿後、一つに纏めます。その時は連絡しますのでご安心を。



今話はテーマはありません。いつもないですが今回は特に、ね。

ただ、リーフィアとの会話を少し挟みたかった。ただそれだけですので…「やっぱり一つにした方が良かったんじゃね?」……まぁ、次話を投稿して数日して覚えていたら一つに纏めて、要らないところを消して、繋ぎの部分を書いて再投稿します。


決断力がアレですね。あれですよ。


まぁ、まだ学院長との話が書き始めてすらないので(この後書きを書いてる時は)、しばしお待ちを…



そうそう。最近色んな事を話したいなぁ…と思って中々話せない作者ですが、元々書いていた作品の一つが…まぁ、なんですか。完結しましたのでゆっくりと書く事ができます。


モチベ自体は普通に低下はしてるのか?どうか、まぁ…分からないですが…決めたんですよ。

やると決めた時は絶対にやる。とね…


当たり前の話ですが作者はそう決心した後もよくグラつく人なんですよ。そのため、小説書こ〜って思っても…やっぱいいや。ってなるんですよ。


しかし、そんな自分はそろそろ卒業してこうかな?と思っていて…まぁ、少しずつ、少しずつ…最初から一気にやるんじゃなくてほんの僅かずつですが意識を変えて行こうと思っています。


ゲームもね。最近中々起動する気力が起きないっていうか…ログボは受け取ってますよ?ただその後が出来ない…んですよ。

最近は動画見ながら小説読んだり、新作のストックを適当に書いたり…とかね。


定期投稿だった作品が完結したので気は楽になったので既存の作品に加えて新作を書いて、いずれは投稿していきたいと思ってます。

色んな事に挑戦したいと思ってますからね。


新作は、今は…何個かあるんですが、全部書いてるの?って聞かれたらNOですよ。

タイトルだけいいの思い浮かんで内容は❌ですよ。


ちなみに、ハイファンタジーが数個、VRが一個ですよ。


おや、そろそろ長いですね。


まっ、作者は自由にやっていきますので皆さんもご付き合い下さい。


では、また!!



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