部活その2 魂魄研究部
久々〜
ちなみにあと数話は部活関係の話続くと思うよ。うん、多分ね。
魂魄です。そして、研究部。まぁ、魂関連の事を研究してる部活の事ですが…魂研究部ではなんかしっくり来なかったので、色々頑張った結果、魂魄研究部になりました。
格闘術部の見学&体験を終えた僕は腕輪と指輪を使って適当に部活を探す。
うーん……中々いいの見つからないなぁ。
料理部は無理だし…裁縫部?嫌な予感がするから却下…美術、とか芸術も僕の性格上合ってないし、土木系の部活もあるけど、これも論外。
他にも色々あるにはあるけど、どれも僕の興味をそそるような部活はなかった。
「どうしよっかなぁ」
そう呟きながら僕は学食の美味しいご飯をパクパク食べていた。
とっても広い学食。それも当然、だって沢山の生徒が利用するからね!
ちょっと早めのお昼ご飯だけど、これくらいの時間に食べておかないと落ち着いて食べれないからね。
あむ…ん〜。美味しい。…っじゃなくて、今は部活部活。
どうしよっかな。文化系の部活はダメだし、
運動系ーー格闘術部とかその辺りの部活もねー、別にいいんだけどなんか違うかなって思う。上手く言えない…
と、なると残ってる部活ってのは完全に部活?って疑問を覚えてしまうような部活名に、研究系の部活。
前者は論外として…うん。仕方ないもん、だって睡眠部とか堕落部とか……部活って知ってる?って言いたくなるもん。
で、そこで出番だよ!研究系の部活さん!
○○研究部、って名前だらけで例に挙げると、ダンジョン研究だったり魔法研究部、魔力研究部、魔王研究部…ん?まぁいっか。勇者研究部、異世界人研究部…ん?
何やら気になる部活だらけだね。うんうん、魔王研究部という文字が心躍る……けど、僕はとある部活が気になった。
魂魄研究部。
字面だけを見て予想するのなら魂関連の事を研究している部活だね。
普通の人からしたらあまり興味が湧かない部活かもしれない。しかし、僕は違う。
死神スキル、それによって魂を刈り取る事が可能だからね。…だからかな?物凄く気になるのは。倒置法だね。
じゃなくて、取り敢えず行ってみよう。…それに、もしかしたら僕にも役立つことが知れるかもしれない。
「ごちそうさまでしたー!」
お腹いっぱい!
食器類を片付けて、レッツラゴー!魂魄研究部!文字をタップして、指輪の地図を見て……え、遠っ!?うぅ…頑張ろっ。
◆
「…ここ、だね。疲れたぁぁ」
なんでこんなに遠いの?もしかして、部員が居ないからとかある?
それに、ここが魂魄研究部なんだね〜。意外と普通な扉だね。偏見だけどもっとおどろおどろとした雰囲気だと思ってたんだけど…普通!!
とりあえず、ガチャっと扉を開けて恐る恐る…お邪魔しま〜す。……おぉ…イメージ通りな室内だなぁ。
照明が最低限しかない部屋だから薄暗いし、机に置かれた謎の研究器具に壁の棚に置かれてる沢山のガラス器具に謎の薬品類。…魂に何するつもりなのかな。
あと、地味に部屋が広いのは何故?人の気配……あれ?しない。おかしいなぁ……どうしよっかな。
人が来るまで中で待ってよ。ついでに、触らないけど研究器具見ておこ。
謎の球体型をしてるこの器具…あっ、なんか紙に書いてある。えぇと?簡単に纏めると、魂がこの器具に入ってるって書いてあるね。
…でも、この中には何も入ってないね。僕には分かる、この中に入ってるのは魂ではなく空気だね!あははっ!
コホン、そもそも完全に魂というものを理解してない僕が言うのもなんだけど……魂はね。こんな物じゃ縛られない。
何やら特別な魔道具って感じもするけど…無駄だね。魂を閉じ込めるためには、僕が知ってる限りでは絶対に僕の力は必要だし。
…でも、もし僕がこの部活に入って手伝ってあげたらどうなるんだろう。興味はある。
どうしようかと考えていると、ガチャッと部屋の扉が開いた。
僕は誰だろう?って思いながら振り返ると、そこには一人の女性が居た。
研究職の人特有の白衣を着ていて、身長は普通の女性より少し高めかな?
白衣のポケットにメモやらペンやらが無造作に入っていて、髪の毛は本来なら綺麗な若葉色をしているんだろうけどボサボサだね。それに、艶もない。
それより気になったのは目。隈はないけど、なにやら澱んでいる?生気があまり感じ取れない…大丈夫かな?でも、普通に美人さんだね。
「…君は誰だい?」
白衣の女性は僕を見つけると目を細めながら話しかけきたので慌てて僕は答える。
「にゅ、入学したばかりの一年生のフィグラ・アルフレッドです!えっと…どの部活に入ろうか迷ってて見学目的で魂魄研究部に来ました」
「なるほど、そういえば新入生が入ったという話を聞いたねぇ……それで、君は何が目的でここへ見学しにきたのか教えてもらってもいいかな?」
気になる言い方だけど……正直に言うのはあれだからね。少し嘘を混ぜながら僕は答えた。
「魂、それを研究している部活が僕の興味をそそったから、じゃダメかな?」
「はははっ、なんだい?その理由は」
何が面白いのかはよく分からないけど、この人の何かに触れたのかな?笑ってる。
それにしても、なんか耳に残る?頭に残る?わかんないけど、記憶に残る声質だなぁ……なんでだろ?今まで似たような感じの人と会ったことないからかな?
笑い終わったらしい彼女が質問をしてきた。
「君は、魂というものが存在していることを信じているのかい?」
宗教のお誘いみたいな言い方だね。アナタは神をシンジマスカ?ってね。…まぁ、この世界は本当に神様居るからね。っと、今は答えないと…
「もちろん、信じてますよ?」
「ほぅ、何故?」
「何故?」
「何故君は魂が存在していると思う?なんとなく?それとも、本を見て知ったのかい?誰かに聞いたのかい?」
「…どれも、違いますね」
「では、何かな?」
正直に言うべきか否か……とっても迷う。いや、死神スキルの事を今は言わないけど正直に言おう。その方が良いって勘が告げてる。
「見た事がある、からかな?」
「……本当かい?」
「はい、嘘は付かないと誓います」
僕がそう答えると、彼女は先ほどまで細めていた目をカッと開いて詰め寄ってきた。
「本当かい!?一体どこで見たと言うのかい!?アンデットが発生する墓場かい!?それとも、別の場所か!?形は、大きさは、色は、その後魂はどうなったのか教えてくれないか!!?」
「わっ、わっ、わっ……ちょ、ちょっと落ち着いて下さい!!」
「落ち着けるわけがないだろう!!実際に魂を見たことある人が目の前に居るんだ!私がどれだけ研究しても、試行錯誤してもその片鱗すら拝める事が出来なかった魂を見たんだろう!?」
興奮してるのかどんどん詰め寄ってくる。その度に僕は後ろに下がっていくが、やがてドンッと壁に背中が当たった。
「さぁ、さぁ、さぁ!!!この私に教えてくれないか!!」
「いっ、いいから落ち着いて下さい!!!」
僕の叫びが室内に響き渡った。
よろしければブクマや感想などして下さい。
この作品は不定期投稿なのでブクマをおすすめします。感想はなんでもいいよ〜
ーー以外雑談、普通に長い時もあるので見なくても大丈夫。
まぁ、なんだね。若干作者の好みが入ってしまった。もちろん、白衣の彼女ね?
研究系と言ったらやっぱりこういう系!ってイメージが色んな作品やゲームによって固定されました。はい、文句は受け付けます。
あとあと、フィグラは初めましての人には「ですます口調」を使いますよ。…ただ、全てにとはいきませんがね?
その辺りもフィグラらしいっちゃらしいですがね。
なんだろ、色々話したいことあるけど纏められない……うーん、よし。最近話題のサッカーの話しようか。
なんかドイツに日本が勝ったね!おめでとう
でもね、作者はサッカー全く興味ないからこの話ここで終わるね。
次に…そうそう。最近ラズベリーマッシュとニューラルクラウドというゲームにハマりました。
どっちも楽しい。特に、後者のニューラルクラウドは今まで触れてこなかったバトル形式のゲームなので特に楽しい。あと、作画がめちゃくちゃ良い。
前者はやってみたら分かる。難しいところもあるけど、爽快感もあるのでオススメ。
プロセカとかの話もしないとね。
プロセカ君は阿吽のビーツだったけ?それをようやくフルコンしました。簡単なのになんかミスを出してしまう曲。
他にもヴァンパイア?ヴァンパイヤ?もフルコンしました。ふぅ…疲れた。
原神?行秋を80まで育てられるようになったよ。しか報告無いかな。
ストーリーも稲妻の最初で止めてるし、一部の秘境以外はワープポイントも秘境も現在作者が知ってる限りでは全部解放してるしねー。
取り敢えず今回はここまで!
近々覚えていてやる気があったら1話から見直して修正点とか見つけたら直すつもり。直す場所があったらね?
修正した場合はまた前書きの方で報告します。
では、また!




