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転生するのなら欲望を!!〜転生後の姿は男の娘〜  作者: 四葉のアミア
第1章 学院新入生!
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魔法士リアネちゃん

NJKです。…あぁ、N(日)J(常)K(回)って意味です。

 


「よう、来たぞ」


「やっほー。クガヤさん」


「あぁ、二人か」



 訓練場に着くと既にクガヤさんは居た。一振りの練習用の刃を潰した小太刀を片手に汗をかいていた。



 クガヤさんは…一言で表すとしたらカッコいい女性。うん、僕よりね!!

 黒髪で地味に背が高くて、スラッとしてる。黒髪でクガヤさんが主に使ってる武器が小太刀だからどこ出身なのか聞いてみたら、東にある伝統的で平和な島国って返ってきた。


 うん、日本なのかな?

 あの時は思わずそう言いたくなったけどなんとか止めた。…もしかしたら、僕と同じような転生者が居て、その人が国を作ったのかもしれない。


 もしそうだしたら、凄い…としか言いようがないけど。だって、国を作るんだよ?


 っとと、今はそれよりイケメンクガヤさんだね。

 タオルで額の汗を拭ったクガヤさんが僕たちを見て口を開く。



「で、どうするの?」


「どうするか…考えてた事では軽い模擬戦でもしようかと思ってたけど」


「私入れて3人しか居ないが……どうするつもりだ?」


「そこが問題なんだよな……2対1でもいいかと思ったが、流石に厳しいよな」


「えぇ。フィグラ殿は何か考えているのか?」


「いやー、全く考えてないよ?さっきまで着せ替え人形というおもちゃにされてたし……普通に2対1をするか、誰か一人を誘うか、この3人で天覇の塔に行くってのもいいんじゃないかな?」



 天覇の塔は一部の人を除いたら一人で入っちゃいけない。全学年がそうらしい。でも、2人居れば入っていいらしいからね。まぁ、天覇の塔に行ってみたらどう?って提案した僕は行った事ないんだけどね



「天覇の塔か…」


「天覇の塔ね…」


「二人とも乗り気じゃなさそうだね」



 僕の言った通り二人は少し険しい顔をしてる。



「まぁな。まだ早いんじゃねぇか?と思ってしまってな」


「私も同感。でも……」


「「でも?」」


「…最近、少しお金が少なくなってきてた。だから、近いうちに天覇の塔自体には行くつもりだった」


「なら僕とトーン君と一緒に行く?」


「……いいのか?」


「うん、僕はいいよ!」


「トーン殿は?無理強(むりじ)いはしない」


「…いや、行く。俺も行く事にする。守り手は必要だろ?」



 そう言ってニヤッと笑うトーン君。いい笑顔。



「でも、あと一人は欲しくねぇか?遠距離攻撃出来るやつ」


「あっ、それなら僕に心当たりがあるよ?その人でいいなら聞きに行って来るけど」


「そうか。なら、俺とクガヤは先に天覇の塔の前で待ってるわ」


「了解っ!じゃあ、また後でね!二人とも」


「「あぁ」」



 二人にそう言って、僕はその心当たりのある彼女の元へと向かった。




 ◆




「それで、私の元に来たの?」



 僕は地図に表示されてた点を便りに見事、目的の彼女の元へ辿り着くことが出来た。そして、目的となんでそうなったのかを簡単に説明した。



「そだよ?」


「…私、これから授業あるんだけど」


「だめ?」


「………いや、ダメとかじゃなくて授業が」


「任意の参加だよね?それとも、あの魔法士リアネちゃんがビビってるとかじゃないよね?」



 中々凄いことを言ってる気がする……うん、まぁ…大丈夫でしょ!



「っっ!!?」



 彼女の名前はリアネちゃん。

 水魔法や氷魔法など…主に水に関係する魔法の天下一の使い手だよ。そこに自称って付いてるけどね。実際どうなのか僕は知らない。


 小さい体で薄水色の透き通った髪の毛を持ってる。あと、魔女帽子っていえばいいかな?あれをいつも付けてて可愛いと思う。


 …話を戻して、リアネちゃんはなんていうか…ちょっと煽てたら直ぐに乗ってくれるので扱いやすいよ!うん、約1週間で学んだ事のその1つだね。



「……わよ、えぇ…やってやろうじゃないの!この私、天下一の水系統魔法の使い手、リアネ様が協力してあげようじゃないの!」



 案の定…ふふふ。リアネちゃんはバッと手を上げてそう宣言した。やっぱ扱いやすいね!



「…なんか馬鹿にしてる?」


「まったく?」


「…気のせいかしら」



 煽てると比較的乗ってくれるけど…何故か、リアネちゃんを小馬鹿にするような事を思ったら直ぐに気付かれる。…うん、なんで?


 と、とにかくリアネちゃんは行く事になったし…これ以上余計なことを考えてやっぱ無し、って言われる前に行動に移そう!



「それより。さぁ、リアネちゃん!行こう!」


「え!?い…今から?」


「え?そうだよ?」



 あれ?言わなかったっけ。



「あ…その、準備が」


「なんの?」


「心の…」


「そんなの大丈夫だよ!リアネちゃんなら大丈夫!僕も居るし、トーン君もクガヤさんも居るから!」


「は、話を」


「行くよー!!」


「話を聞きなさいよー!!」



 リアネちゃんの叫び声を無視して僕は彼女を引っ張って、二人が待ってる天覇の塔の前へと僕たちは向かった。













どうぞ、よろしければブクマや☆評価、感想などして下さい。というより、この作品は不定期投稿なので☆評価とかよりブクマをおすすめします。


ーー以外雑談、普通に長い時もあるので見なくても大丈夫。



リアネちゃん。ちゃん呼びにさせるか、さん呼びにさせるか迷いましたがちゃんの方が良さそうな感じがしたのでこれになりました。


比較的…比較的?言葉間違ってる気がするけど、まぁまぁ自信家で真面目な子です。あと、よく揶揄われてムキー!って怒るような子にしたいです。うん。頑張る。



そして、次話はとうとう天覇の塔となります!ようやくですねぇ…あー、閑話も書きたい……よし、天覇の塔終わりにでも一話書いてみますね?あっ、覚えてたらですが。


それはそうと、別にこれはあってもなくてもどちらでも良いような情報ですが、

学院の生徒は基本的に制服+学院の生徒だよ!って表すための小型で薄いプレートみたいなものを付けてます。そのプレートが学生証みたいな役割でもあります。無くしたら怒られます。



…それよりゲームの話したいんだけどいい?「いいよ!」ありがとー!


まず恒例のプロセカから。はい、タイミングが最近狂ってきたせいで終わってます。終わり。


次に原神。稲妻のワープポイントを全部解放終わりました。遺跡はまだ残ってますが…

稲妻さー、ファデュイが多いんじゃ…まぁ、近くに海とか川があるからジン団長の元素スキル借りて一部の奴は吹っ飛ばして溺れさせて倒してます。


そうそう、この前ガチャしたらレザーが当たりました。素材はありますが経験値本が足りません。悲しい。

あと、関係はありませんが北斗が80レベルに達しました。作者の主要キャラです。エウレアとか団長も居ますけど、なんだかんだ北斗、煙緋の組み合わせが強いです。



これで原神話終わって……あっ、そうそう。結構前からやってはいたんですが(いうて3週間くらい前)、CODモバイルあるじゃないですか。楽しいですねー。

元々インストールしてアンインストールして…を何回かしてますし、レベル自体は約90で、ランクはマスターなんですが最近はランクでマスター行ったせいか燃え尽き症候群起きてます。え?何々?……あー、そろそろ長いって苦情入ったからこの辺で終わるね。


次の更新までお待ちを



では、また!!



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