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転生するのなら欲望を!!〜転生後の姿は男の娘〜  作者: 四葉のアミア
第1章 学院新入生!
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我が儘

我が儘というのは人間が持つ権利です。過度な我が儘は時に関係を壊します。まぁ、何が言いたいかというと…我が儘って、我が儘を「する人」が居て初めて成立するものです。←?(自分でも書いててよく分かんないです)

 


 リーフィアの言葉に硬直した僕は、なんとか心を落ち着かせて彼女に聞く。



「な、なんでリーフィアも学院に入学する事に!?」


「…私が入学したらダメなの?」


「そんなことないよ!!ただ、なんでなのか気になって」


「実はね、私がフィグラのお母さんに頼んだの」


「えっ…」


「簡単に言うとね、フィグラが学院の入学試験を受けに行ってる時に私、遊びに行ったけど居なくてシリカさんがフィグラがいない訳を話してくれたの。それで、シリカさんが私も学院に入学する?って聞いてくれたの」



 お母さんが全ての原因だった…いや、リーフィアに何も言わなかった僕が悪いよね。



「そこから色々あって、シリカさんのお陰で私も入学試験を受けて、ふふっ。無事に合格したのよ?最後の能力値を見るやつで凄いことも分かったし」


「そうなの?」


「そうよ。…それより、そろそろ行きましょ?早く行かないと日が暮れちゃう」


「そうだね。…行こっか!」



 僕は取り敢えず、深く考えることを一旦やめてリーフィアに手を差し出しながらそう言う。

 リーフィアは僕が差し出した手を嬉しそうに取り、ぎゅっと力強く握ってきた。まぁ、これくらいは慣れているので特に気にすることなく僕とリーフィアはようやく、中立国ニューラルへ向けて出発した。




 ◆




「フィグラって、なんで学院に行こうと思ったの?」


「んー?」



 出発して体感的には数十分…暖かい日差しが降り注ぐ中、リーフィアがそんなことを聞いてきた。



「色々理由はあるよ?…でも、一番の理由としては友達を作ることかな?」



 他にも、出会いだったり…強くなることだったり、賢くなることだったり…冒険に行ってみたり…エトセトラエトセトラ…



「…それって、男友達?女友達?」


「どっちもかな?」



 僕がそう答えると謎の圧を感じた。言葉ではよく言い表せれないけど、ゾクッとするような圧。…でも、周りにはリーフィア以外誰も居ないし、仮に居たとしても開けてる平原だから直ぐに見つかる筈だと思うけどな〜。


 そんな事をリーフィアにバレないように考えていると、彼女がボソッと…



「女友達なんていらないと思うなぁ……フィグラには」



 そば…っていうか真隣に居るから全部聞こえちゃった。…リーフィア。



「リーフィア?」


「っ、どうしたの?」


「僕がさ、その…女の子と友達になるのは嫌?」



 僕はこういう時は聞かなかったフリはしないよ?…ちゃんと、聞く。流石に、聞くべきじゃない事は聞かないけど…これは聞いておいた方が良さそうだからね。


 僕がリーフィアにそういうと、彼女は少しだけビックリしたような顔をこっちに向けてきた。そして、何故か僕の右手を握ってきた。…なんで?



「フィグラってさ、変わらないよねー」


「どういうこと?」


「ふふふっ、さっきの質問の答えはね。嫌かな?あくまで、できたらって事だから友達にはなっていいからね?…ただ、嫌だなぁって思ったの。…こんな、子供みたいな我が儘笑っちゃうでしょ?」


「んーー、リーフィアって時々そういう事言うから笑わないかな?」


「…」


「僕個人としてはリーフィアという異性の女性にそこまで言われたからなんだろう…嬉しい?のかな?」


「…私に質問しないでよ」


「あははっ、ごめん。でも、さっきリーフィアが言ったことは嬉しかったなぁ」


「…ねぇ、フィグラ。私」


「それは今はいいかな?」


「!?」


「また、ちゃんとした場面で言って欲しいかな」



 リーフィアが決心をして何か大事なことを言おうとしてるのは分かってる。…けど、今の僕にはそれを受け止めた後、どうしたらいいのか分かんない。だから、こう答えた。


 そんな逃げるような答えをした僕に、リーフィアは小さく笑った後に握ってる手に力を込めてきた。



「…分かった。ちゃんといつか言うからね、色んなこと」


「うん。僕の我が儘だね、ごめん」


「別にいいよ?フィグラがそういう子って誰よりも知ってるし、なにより……ね?」


「うん」




 静寂が訪れた。聞こえてくるのは僕たちの足音と時々吹く風の音のみ。


 思い返せばさっきからずっと恥ずかしい事を言ってたので、少し恥ずかしいけど…居心地は悪くはなかった。それに、互いに繋いでいる手が繋ぎ始めた時よりも熱くなってるのは確実だった。






どうぞ、よろしければブクマや☆評価、感想などして下さい。というより、この作品は不定期投稿なので☆評価とかよりブクマをおすすめします。


ーー以外雑談、普通に長い時もあるので見なくても大丈夫。


…まぁ、こういうのはありですよ。作者的には幼馴染というのは素晴らしいものだと思います。作者にはリアルでそんなの居ませんから尚更、素晴らしいものだと錯覚しているのかも知れませんがね。


現実恋愛で良く幼馴染系があるじゃないですか?…好みですねぇ。あっ、「NTR」とかは無理です。他にも、

「ざまぁ」とかも苦手です。


他にも好みとして…後輩系ですかね?先輩(主人公)にめっちゃ懐いている犬系の後輩とかの小説は好みです。…まぁ、作者の好みとかはどうでもいいんですよ。



今回の本編はほのぼのです。…ネタバレになりますけど、恋愛もタグにしようか迷ってます。…まぁ、ネタバレと言ってますけどそのあたりは一切考えておりませんので、もしかしたら!って感じに思ってもらってくだせぇ。


見たら分かる通りリーフィアはフィグラに……って感じですね。…しかし?



話は一転、ゲームだよ!!

今日の朝に、原神ガチャ10連したら、☆5のジンが当たったよ。これで☆5は二人目です。一人目はエウレアですので。


一切課金してない作者としては本当に嬉しいです。頑張って育てていきたいです。


ちなみに、原神のストーリーはまだ璃月港です。しかし、現在ストーリーも進めてますがスメールを探索しております。ははっ!!この前、友達にも「ストーリー進めろ」言われました。



まぁ、そろそろ長いのでこの辺で!


ではまた!!






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