合格通知
実はこれ、数日ぶりの執筆で書いたもの。
げ、原神が悪いんだ!原神を最初からやってたらあっという間に時間がなくなるんだ!
そのせいか、なんか文章おかしくなってます
ある日の事…
「フィグラ、はいこれ」
「あ、お兄ちゃん!…ん?なにこれ」
学院にあるお兄ちゃんの寮部屋ではなく、家の方でゆっくりしていたらお兄ちゃんがやってきて封がされた手紙を渡してきたので受け取る。
余談だけど、実は試験終わった後はね、学院がある国ニューラルをお兄ちゃんと一緒だったに回った。で、一通り回って楽しんだ後はこっちの方に戻ってきて堕落した生活を過ごしていたよ。
堕落と言ってもスキルの特訓とかは欠かしてない、勉強とかをしてないだけだよ!…え、ダメ?……それより、今日はいたって普通の日だ。確か…まだ学院では試験が行われてるはずだし…なんだろ?
お兄ちゃんから貰った手紙を開ける。封がしてあったのでビリッといかないように丁寧に…ナイフ?そんなの能力値があるおかげでなくてもいけるよ。
「…ナイフ使わないのかい?」
「…いけたもん」
「……まぁ、いいけどさ。今度からは使おうね」
「はーい」
ダメだったらしい。
気を取り直し、中にある紙を取り出して広げようとする前にお兄ちゃんに止められた。
「玄関でするのかい?」
「あ、座ろっか」
「そうしたほうがいいよ」
というわけで椅子がある所へ。
「なんだろ?」
なんとなく予想は着くけど、めっちゃワクワクするけど、僕は平静を装って紙を開ける。そこに書いてあったのは…
「試験合格通知書っ!!!!やったぁぁぁ!!」
「ははっ、いい喜び方だね」
分かっていたこととは言え[試験合格通知書]の文字を見て僕は舞い上がった。
お兄ちゃんも祝ってくれて、更に僕の大声が何事か、と大慌てでやって来たお父さんにお母さん、リリさんも試験合格通知書を見てお祝いしてくれた。
◆
落ち着きました。
試験合格通知書には僕が試験に合格した事、この日にもう一回学院へ来ることなどなど…日本の高校とか大学入学の時と似たようなものが書いてあった。懐かしいね。
僕が合格したという事で我が家はとっても良い雰囲気。お祝いムードだっけ?そんなのに包まれてる。
お父さんが「仕事をしてる時じゃねぇ!!」と言ってお母さんがそれにキレていたのを除いて、お兄ちゃんとリリさんはずっと嬉しそうな顔をしていた。
「流石フィグラだよね」
「当然です、フィグラ様はフィレット様より優秀ですから」
「…リリさん?」
「冗談です」
「いや…割と本気じゃなかった?」
「冗談です」
「…いや」
「冗談です」
「……うん」
お兄ちゃんとリリさんそう言っている。…やっぱり、なんていうか…二人はお似合いだね。
「お兄ちゃん」
「ん?なんだい?」
「…これからは、先輩って呼んだ方がいい?」
僕はお兄ちゃんに上目遣いで悪戯心100%の気持ちでそう言った。するとお兄ちゃんは、
「がふっ…」
そう言って?胸を抑えた。あははっ。
「フィレット様?」
「不意打ちを食らったよ……で、質問に対する答えだけど…そこはフィグラの自由でいいよ」
「いいの?」
「もちろんさ」
「ありがとっ!なら、お兄ちゃんだったり先輩だったり使い分けるね!」
「分かったよ」
先輩〜って呼ぼっかな?…あっでも、こういう感じはあれか。ラブコメの女の子後輩ちゃんが主人公を呼ぶ時みたいになるね。…それはなんか嫌だなぁ、そもそも僕は女じゃないんだし。男が好きって訳でもない。でも…たまーにふざけて揶揄ったりはするけどね!
「…学院で突然そう呼ばれたら吐血しちゃうかもね」
「その時は僕が運んであげるからね!」
「いやいや…流石に一年、しかも弟に運ばれるのは先輩として、兄として恥ずかしいよ」
「そう?」
「…不名誉な二つ名とは言え…僕は人間レーダーとしてまぁまぁ有名だからね。自分で言うのもなんだけどさ」
「たしかに人気だもんね」
この前のあれを見たらね〜、お兄ちゃんは学院では人気者だって事が分かったからねー。あの時の感じだったら男女問わず人気があるっぽかったよ!
「フィグラ様、そうなのですか?」
「うん、そうだよ!」
「…そのような事、私たちは一切聞いておりませんよ、フィレット様?」
「あ…あー、それにはまぁ…個人的な理由っていうか、知られたくなかったっていうか」
「では、今夜食卓でじっくりそのお話を聞かせてはもらえないでしょうか」
「え…」
隠し事はいつかはバレるだね〜。…この状況に当てはまる言葉なのかは一旦置いといて、年貢の納め時だよ!お兄ちゃん。
「僕にもちゃんと聞かせてね!」
「フィグラ!?」
「フィグラ様もこう言っておられますので、さぁ」
「…う、ぐっ」
「言えないようであればフィグラ様から書きたいと思います」
「任せて!!それはもう凄いくらいに過剰表現してあげるね!」
「ちょっと待って!?それをされるくらいなら僕が言うから!!」
「じゃあお兄ちゃん、お願いね」
「フィレット様がそう言うのであれば」
「え」
あははっ!!!イェーイ。
めちゃくちゃ間抜けそうな顔をしているお兄ちゃんを見て僕とリリさんは顔を合わせて小さく笑った。
その日の晩、しっかりとお兄ちゃん…否、人間レーダーさん(笑)が全てを話してくれたよ!!
どうぞ、よろしければブクマや☆評価、感想などして下さい。というより、この作品は不定期投稿なので☆評価とかよりブクマをおすすめします。
ーー以外雑談、普通に長い時もあるので見なくても大丈夫。
終わり方は仕方ない…実は、合格したやった!辺りで終わらせようかと思ったけど700字くらいしかなかったのでやめました。
次話は少し先に補足すると、入学式の数日前のお話です。もう一度学院に来てくださいの件?…カットです。
作者はさっさと学院編を始めてタイトル通りの性癖破壊したいんだ!!厳密には性癖破壊なのか分からない。異性が好きなはずなのに男の娘の方が好きになるのは性癖破壊なんですか?そもそも性癖の定義ってなんですか?知りません、そうですか。はい。
こんなくだらないコントはやめて…さぁ、原神とプロセカだ。
どちらも周年!!めでたい、めでたい。まぁ、原神はつい最近始めたばかりなんですがね。
プロセカの方はセカイの方からやってる最古参です。
どちらものんびりとやってますよ。今回はそんなに語らないつもり…次の時にいっぱい語る。ガチャとか…その辺りの事をね。
では、また!