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一話 気づいたら異世界、そして発揮するご都合主義系のチート

また性懲りも無く新作です。お前はアホなのかと言われてもしゃーないですねww

―――お腹減った……

なんて言うのは当たり前、だってここは王都の闇が集まるスラム街。暴力と詐欺や盗みが当たり前な世界。仲間なんてものは居ない。そんなものを作ったって絶対に裏切られる。だって沢山見てきたから……。だから何も信用せず、隠れ過ごしやばい奴らにはバレないよう息を潜めて暮らしてきた。


「お腹減ったなぁ。干し肉食べたい、黒パン食べたい……チャーシュー、あんぱん。……あれ?あんぱんって、何だっけ?」

お腹が減ってお腹が減って記憶がぼやけているのか、灰色の建物が沢山生えている場所や動く鉄の塊。更に飛ぶ鉄の塊のことも浮かんできた。それはその世界で世間一般には社畜と呼ばれるだろう人間の記憶だった。

オーバーワークしすぎたのかはわからないけれど、今はっきりとわかるのが……いつの間にか転生したようだ。


「こ、これはどいういこと?。誰かの……前世の知識が溢れてくる?……えっとこう言うやつの定番が……、ステータスだっけ?」

パラパラと捲られる本のような記憶の中にある“てんぷれ”の一つを呟いてみた。


名前 クレハ Lv1 女 7歳

体力 3魔力 2筋力 1守備力 2

スキル

隠蔽Lv8  鑑定Lv2

固有スキル

コスト軽減Lv1 下位上位変換

称号

孤児 


「やたっ!見えた。……でも弱い。こんなステータスで今までどうやって生き延びたんだろう」

見えたのは貧弱過ぎるステータス。

ステータス全てが一桁なんて、最弱の魔物でも二桁はあるのだ。そう考えたらすべてを足しても8と言うのは失笑すら無く憐れみを感じられる。


「でももしかしたらスキルに良いのがあるかも……」

といってスキルを鑑定していく。


隠蔽 レベルに応じて気配や足音等が気付かれにくくなる。隠密や忍び足等の統合スキル。

鑑定 レベルに応じて価値などを表示する。

コスト軽減 レベル事に軽減できることが増える。今はスキルの取得難易度と熟練度の軽減ができる。レベルが上がるに連れ軽減度が上がっていく。

下位上位変換 同じアイテムを合成してワンランク上のものにする。また、一つのアイテムを複数のワンランク下のものにする。


「うーん。隠密って多分隠れて過ごしたり気配を悟られないように無音で移動するように心掛けてたからかな……。鑑定は最近取ったぽいし…でも固有スキルのコスト軽減と下位上位変換ってなんかわかりにくいスキルだなぁ」

と、言いながらも周りを見回して、疎らに生えている雑草を鑑定していく。


『雑草』『薬草』『雑草』『雑草』『雑草』『薬草』『薬草』『雑草』『雑草』『雑草』『雑草』………


「薬草はこれとこれと……」

と根っこごと引き抜いていく。途中でブチブチとひげ根が千切れたのもあったが、取れる分だけ取っていく。

そして鑑定すると……


薬草 正式名称はヒーラリーフ。旅人が軽い怪我や、軽い病気の初期症状の時によく食べ、ヒールの代わりになることからこの名が付けられた。ランク☆〜★☆ 品質☆〜★★★


「あれ?ランクと品質って何?」

不思議な項目に鑑定すると。


ランク 良くあるレア度などの指数。☆は★一個分の半分であり、★一つで一と数える。従って、☆に近いほど数が多く希少価値が少ない。

品質 良くあるこうかなどの指数。☆は★一個分の半分であり、★一つで一と数える。従って☆に近いほど効果が薄く、★が多い程効果が高い。


「成程!じゃあ下位上位変換はランクや品質をワンランク上にしたりワンランク下にしたりできるんだ!じゃあ早速、品質から上げてこうかな?」

そうして何回も上位変換して生み出されたのが……


世界樹の若葉 不老不死の神薬エリクサーの材料と言われる世界樹の葉の最も珍しく薬効成分の効果が高い薬草。

世界樹を守るハイエルフさえもこの薬草の存在を知らない……。……この世界の限界であるランク、品質ともに星7つの最高の薬草。ランク★★★★★★★ 品質★★★★★★★


「わ、わぁお。品質を高めて薬草を上位化して、ちょっと下がった品質を上げてまた上位化してたらやばいので来ちゃった。……食べちゃえっ!……もぐもぐ……よし、そもそも今無かったらバレないよね?食べちゃえば誰にもバレないし……」

出来ちゃったヤバい薬草を証拠隠滅の為もぐもぐして飲み込んだクレハは何気なく自分のステータスを確認した。


名前 クレハ Lv1 女 7歳

体力 94魔力 162筋力 46守備力 72

スキル

隠蔽Lv8  鑑定Lv5 収集王

固有スキル

コスト軽減Lv1 下位上位変換 神薬の血泉 不老不死

称号

孤児 知神 不老不死


「あ、あはは。なんでこんなに知らないスキルが増えてるの!?たったの百二百の薬草採取でマスターしたらすごいよ!?しかも7歳で不老不死とか最悪なんですけど!?」

ほとんど誰にも聞こえないほどの叫び声でツッコミをするクレハ。案の定ぜーはーぜーはーと荒い呼吸を繰り返すが、ここで気を失ったら本当にやばいので覚悟を決めてそれぞれ鑑定をする。


収集王 有りえないほどの採取をし、更に採集の道を極めたもののスキル。(コスト軽減の効果でおおよそ二百目の採集時に獲得。)今後採集するときにボーナスが増え、品質も上がる。

神薬の血泉 エリクサーの上位のハイエリクサーの効果を宿した血が流れている。(世界樹の若葉を食べたときコスト軽減の効果で獲得)常に体力を10%ずつ回復し、身体の欠損もすぐに治る。

知神 ハイエルフさえも知らぬものを知る者はそれは知神と呼ばれてもおかしくはないだろう。極小の■格を獲得する。

不老不死 スキル&称号 称号の不老不死を獲得時に獲得。決して死ねず、決して老いることができなくなる。定められた命のものから見たらそれは悠久の賢者か、はたまた化け物の類に見えるか、悪しき魔女のように見えるか。それは誰にもわからないであろう。


「スキルの効果が不穏なのが多すぎるよ!神薬とか知神とか、不老不死とか!葉っぱ食べただけで血が変質したら怖すぎるよ!?ってハイエルフがなんで世界樹の若葉なんて割とありそうなの知らないんですか!?不老不死もしれっと付いてきてますが3つとも嫌ですよ!?」

案の定さっきより激しいツッコミを入れて、クレハの目がぐるぐると周りだした。そのままふらふら~とよろけ、ドサッと気絶してしまった……

コスト軽減はあくまでもコストを軽減するのです。

コストとは……なんでしょうねぇ(・∀・)ニヤニヤ


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