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41話 ババアの100万円



 アンドロメダの街のコンビニの前では、

 剣道面ババア(西太后)とメロンレディの姿が、


「ババア、ホスト行く金、ちゃんと下ろしてきた? (*'▽')」


「ちっ、金欠だよ! ショットガンと、この真剣(カタナ)に金を使いすぎちまったからね!」


「え? ババア…幹部なのに金欠? ワタシお金無いよ…いくら下した? (;'∀')」


 剣道面ババアは長財布から札束を出して。

「100万!」


「ワオ ( ゜Д゜)」


 ババアはメロンレディに剣道面を向けて、親指を突き上げ、、


「グッドリアクショ~ン♪」


 すぐに、

 剣道面ババアは面の隙間から唾を飛ばしながら、


「ホストクラブ『(せつな)』行ったら! ドンペリ開けっぞ!! ワタシの推しのぶっとい腕に~若気の至りのヤバいタトゥーしてるけど~シャイボーイゴリラ顔の『魔裟斗志(マッチ)』もいるだろうしね!! もちマッチ指名~~メロンはヘルプでも相手しとけ!!」



 その時、

 鎧兜の西太后の兵二人が、両手にいっぱいのビニール袋を持ってコンビニから出てきて、


「西太后さん、おつかれまです」


 剣道面ババアは右手を上げて、

「おつかれ、16時間後に飛行場に遅れるなよ」


「了解っす、俺達は公園で待機してますから」


 兵二人は去る。


 剣道面ババアは長財布をエプロンの腹ポケットに仕舞い、


「ホスト行く前に焼肉でも行くか?」


「焼肉? (´ρ`)  行く行く!! ババアだ~い好き!! (≧▽≦)」


「今頃! ワタシの策で、閻魔女王も(ミノタウロス)に喰われている頃だろうしな! 牛肉食って閻魔女王の死に祝いだよ!」




 5分後…




 『焼肉屋 珍歩』と書かれた看板の前で足を止めた剣道面ババアは、


「メロン? ここにすっか?」


「うん (´ρ`)」


 剣道面ババアは扉をガラ~と開くと、若い男のバイトがすぐ来て、


「お二人様ですか!?」


「おう、よく流行ってるね? 席空いてるか?」


「ありがとうございます! どうぞこちらへ!」


 案内された… そのテーブルの隣には…


 ユキノと青鬼ショウと白鬼リュウトが!


 剣道面ババアは驚いて!


「閻魔女王!?」


 ユキノも剣道面ババアを見て驚いて!


「ババア!?」


 二人は、それぞれのムチと真剣を構え臨戦態勢に、



 剣道面ババアの後ろからメロンレディが、


「ババア~ここは一時休戦しよ (´ρ`) 焼肉の後に、マッチに会いに行くんでしょう? (´ρ`)」


「うっ…むむぅ…くっ(閻魔女王と(いくさ)になればぁぁ…ホストどころでは無くなってしまうなぁぁ…マッチィィ…ぐっ)」


 マッチのシャイな笑顔と、

 無茶ぶりで、ギンギンギラ銀を歌わせた後に、ドンペリを下ろしてマッチが喜ぶ顔を思い描き…

 刃を鞘に戻し…


「ちっ! 閻魔女王! 一時休戦だ!」





 ババアの申し出に、ケルベロス二人はワタシに、


ショウ 「ユキノ様!2対1じゃ不利だって! ババアの休戦を受け入れよう!」


リュウト 「メロンのスマホでイブ呼ばれたらヤバすぎる! ユキノ様一人で戦うなんて無理ゲーだって!」



 お前達(ケルベロス)… なぜ… 自分ら二人を戦力に入れていない…?


 ちっ…


 しかたない


 受け入れる!


「分かったわ! 一時休戦よ!」


 皆、席に座ると、


「おまちどうさまです!」


 頼んでいた、生大3つがワタシのテーブルに置かれた。


 隣の、剣道面ババアは面のアゴを上げて、腕を組みながら、


「おやおや…焼肉屋で…しょっぱな生大ですか~?」


「なによ?」


 横向きに腕を組んだまま人差し指を向け、


「ドゥ素人! 貧乏人たち!ちゃんとした店で焼肉食ったことあるのかね!? おい!兄ちゃん!飲み物頼む!!」


「はい! なんにしましょう?」


「ライトの赤ワインボトルで! グラス2つ! イタリアのやつな? チリとか持ってくるんじゃないよ!」



 焼肉で赤ワイン? なんじゃそりゃ? 通ぶってるだけじゃない?


 むしろ金持ちぶってダサいし…



 はあ? くそババア? ワタシを笑ってんのか? 


 テーブルに両肘を置き、重ねた両手の上で…小刻みに動く剣道面…



 え? いま気づいたけど…


 頭部が粉々になって無いとはいえ… 剣道面ババアはまだ分かるけど…

 

 卑弥呼(メロンレディ)のあのマスクメロンの頭…どうやって飲み食いするの??



 あっそうだ…


 今のうちに~~ 敵二人(ババアとメロン)の情報を貰っとこっと、



 ワタシは


『S』pace…


『M』uchi…


 で… 

 そ~~っと卑弥呼(メロンレディ)のテーブル席の下の、赤いニーハイブーツのつま先にムチ先を当てる…

 

 反応が無い??

 魔王ベルゼブブはサーチマニアしてない??

 しかたない…

 じゃあ次は…くそババアね‥‥


 次に

 そ~~っとくそババアの背後からエプロンの端にムチ先を当てる…

 ワタシの脳に情報が…


《《《《

『S』earch

『M』ania


地獄の魔女 西太后


LV 100

HP 40

攻撃 400

防御 5

速さ 1200

魔力 2000


スキル

『指揮官(中)』『マスターウエポン(チート)』『スペアボディ (チート)』

麻薬(トランス)』『ドーピング』『刺激臭の息(オリジナル頭部破損で無効)』

『ベッドテクニック(強)』『友愛⇔メロンレディ』

性病(コンジローマ)(超)(強奪可能)】


ドロップアイテム

【長財布(100万入り)】【煙草(セブンスター)】【真剣】【アヘン】


西太后の個人情報

アダムとイブから血の池地獄の指揮を任されていた幹部の一人。

生前に、国の多額の予算を費やす様々な儀式をおこない。

チートスキル2つを持ち地獄にやってきた。

地獄の天下統一を図り、母国の兵を集いのし上がろうとするが

魔王ベルゼブブの(ジエンド)で、数万の兵と己が全滅の危機になったさいに、突如現れたイブがベルゼブブを脅し説得したことで、全ての兵同様に救われ、それ以降は民宿たんぽぽの女将としてイブに忠誠を誓う。

 

》》》》


 ババア! 今100万も持ってるの! 

 おいおい焼肉で100万なんて使えるか…?


 休戦を申し込んで来た…

 間違いなく…このババア…焼肉終わった後すぐ

 お気に入りのホストにでも会いに行くつもりね…



 その時…


 若い男のバイトが苦笑いで、


「あの…お肉の注文はまだですか…?」



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