表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
40/100

40話 戦女神ワルキューレ in ラブホ



 アンドロメダの街のラブホ『バーニング』の一室に、中年奴隷と三体鬼(ケルベロス)を連れて来た。

 ワタシはさっそく冷蔵庫から缶ビールを取り出し、ソファーに足を組んで座った後に蓋を開けて飲む。


 ゴクゴク~~


「ぷ~~、ミノタウロスとリバイサンしんどかった~」


 途中、コンビニで買ったセブンスターを咥えると、

 前に立つ、赤鬼セントが100円ライターで、


 シュポ


「どうぞ☆」


 火を差し出してくれた。


「ありがとう。 ふ~~、やっぱコレにかぎるわ。 『死神キセル』はうるさいしね」


 セントはワタシにキラキラスマイルを送りながら、


「それにしてもユキノ様☆ ラブホを寝床に使うとは名案だね☆」


「でしょ? ラブホなら中年奴隷も入れるし、イブにも居場所バレないでしょうし、くっっっせえアレ(ワルキューレ)も泊まれるしね? もちろんアレだけ別室だけどね」


 その時、青鬼ショウが、


「リュウト! 風呂溜まった! 一緒に入ろうぜ! マットもある♪」


 白鬼リュウトは白タキシードを脱ぎながら、

「ういっす♪ いくいく♪」

 膝を落とし販売機でローションを買った後にショウと風呂に行く。


 入った後、きゃっきゃっから沈黙になった…


 まあ… BLだからしかたないか…


 ワタシはセントを見て、


「セントも風呂に行ってきたら? ケルベロスに戻る合体(サンピー)は無しで」


「オレは☆ ワルキューレの所に顔を見せに行こうと思ってる☆」


 え? もしかして…


 セント… 女に興味を持ちだしたのかな…? ワタシじゃなくて?


「ワルキューレは☆ 大事な戦力☆ ヤル気を出させるために☆」

 二ヤっと眩しい笑顔を見せ、

「仕事してくる☆」


 ワタシはタバコを消しながら、

「がんば♪ (大変な仕事でしょうけど…)」


 セントはにこやかな顏を向け、親指を立てながら、部屋を出る。


 残った、目隠しサルグツワで白ブリーフ一丁の四つん這い中年奴隷に、


「おまえも今まで本当に頑張ったね?」


「ぼっ(^ω^)」


 ワタシはムチをビ―――ンと伸ばし、

「ご褒美をあげるわ」


「ぼい… (*´ω`*)❤」


 中年奴隷は頭を床につけ、尻を突き出す。


 パ――――――ン!! パ――――――――ン!!!  





   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 隣の部屋では、

 天使の羽をたたみ、

 両手をお腹の前で合わせ、部屋を見渡す戦女神ワルキューレの姿が、


「はじめての‥‥ラブ…ホ…」


 鏡に映った、己の金髪ベリーショートと小柄な体を見て、


「ああぁ…あっちこっちに鏡があるんだぁぁ…あれとか……させ…られて‥る…とこ見えたら…むっちゃ興奮するよね…」


 おもむろに黒い鎧胸当てを脱ぎ…

 ベッドの照明調整をいじる…


「ぷっ、これじゃあ暗すぎるよね…これくらいかな?」


 テレビをつける。


「うお~モロ?? まじですか? ええ? そっちも? 知ってたけどぉぉ」


 体をもじもじさせながら、


「そのうち…ぜったいにそうなっちゃうよねぇ…」


 自販機から、道具(ビッグサイズ)を買い。


 自前のピンクのロー●ーも取り出し、


 二つをウイ~~~ンさせて、

 ベッドで横になり、

「セントく~~~ん♡ ん~~」


 その時!


 ピンポーン!


 ワルキューレは、

「やっやば!(セントくんかも!)」

 焦って二つの道具を布団の中に隠した。


 黒い鎧胸当てを装着し直し、


 ドアを開けると…


「セントくん!!!(まじ来てくれたあぁぁ!)」


「おつかれさま☆」


「ちょっと! 待ってください!! すぐに戻りますからね!!」


 ワルキューレは素早く、テレビを消し、部屋の窓を全開し、部屋と水場の換気扇をつけて戻って来た。


「なにかようですか?(ドキドキ)」


 セントは眩しい笑顔で、缶ビールを一つだし、


「一緒に飲まない☆ 乾杯しよう☆」


「え? はい…いいんですか? どうぞ… (どうしようぅ…やばい…ついにバージンが)」


 案内した部屋の窓から落ちるカラスが二羽見えた。


 ソファーに並び座る…


 それぞれの缶ビールの蓋を開け、


「かっかんぱいです!(セントくんって積極的なのかな?)」


「乾杯☆」


 ワルキューレ、一口飲んだ後に、セントを見る。


「お亡くなりになった・‥‥オーディン様の事を…ずっとココで想っていました…(セントくん…やっぱ、むちゃくちゃかっこいいわ…)」


「フェンリルに殺されたんだよね☆ (死臭…おえぇ…(くさ)い…持って1分…?)」


 ワルキューレは膝にコブシを叩きつけ、くやしさを露わにし、

「はい…不意打ちでした…(いやいやちがうちがう…なんでこんな話題を振ってしまったの!)」


 セントはワルキューレの目をキラキラで見つめ、


狂犬(フェンリル)は☆ 俺達(ケルベロス)が殺る☆ オーディンの仇は取ってやる☆」


 セントは立ち上がり、

「ワルキューレは☆ 応援してくれ☆ (もうギブ)」


 ワルキューレも立ち上がり、セントの顔を見上げ、

「ワタシも一緒に戦います! (背も高いし…)」


 直後…


 ワルキューレの『ファーストキス』が奪われる…


 ワルキューレは目をかっ開きながら…


「ん…」


 し終えた後、セントはワルキューレの髪をナデナデして、


「お互いに使命を終えたら☆ つづきをしよ☆」


 ワルキューレは下を向き、うつむいたまま…

「うっ…うん…はい…(つづきぃぃ…)」


 セントは部屋を出た…



 黒い鎧胸当てをスパっと脱いだ後に、

 すばやくワルキューレはベッドに行く…


 二つのウイ~~~~ンが鳴り始めた…






 

 戻って来たセントを見つめ…

「あ? セント? 仕事してきた?」


セント 「はい☆」


 ゾンビの様に歩み…


 ベッドにバタンと倒れた…


「ぼい…?('ω')」



 風呂からショウとリュウトが出てきて、


ショウ 「ユキノ様! 焼肉行こう! 隣に焼肉屋があった」

リュウト 「カルビ♪ ロース♪ タン♪」


 ワタシは焼肉食べたい二人を見て、


「ミノタウロスを思い出しそうだけど、焼肉いいわね♪ セントは?」


 倒れたセントは額に右手を持って来て、


「はぁはぁ…☆ とてもそんな状態では…☆ ソレ(中年奴隷)と部屋で留守番してます…☆」


「了解。 なにかお腹すいたら、内線で注文して、じゃあショウとリュウトで焼肉に行ってくるわ」


 ワタシはショウとリュウトを連れて、部屋を出た。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ