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35話 仏体Ⅹシリーズ type A リバイアサン (1)



『S』pace !!

『M』uchi !!


 伸びたムチを魔神ミノタウロスに!

「なんだ? これ? ムチ?」

 クルクルクルっと絡める!


 ワタシの座る四つん這いの中年奴隷の永久のサルグツワの隙間に、ムチのグリップを押し込み、足を組んだまま、目一杯!! 足を振り上げて!!


「上へ浮きまくれ!! マックス!!」


 ガチン!!! パリン…

 と玉蹴り!!!


「ぼえええ!! (≧◇≦)」


 ブッビューーーーーン!!!


 ワタシを乗せた中年奴隷はロケットの様に上空へ!


 バスを襲おうとした下のミノタウロスも壊れた逆バンジーの様に、


 スコーーーーーーン


 ワタシは重力を感じながら、固まったミノタウロスを見て、

「牛のくせに人間喰ってんじゃねえよ!」


 遠くにスカイツリーが見えた。 

 高さ余裕で越えた?


 その時!


 スパン!


 ミノタウロス? ハルバードでムチを切断した?

 ヒューーー↑ フ 空中で動きが静止した後 ヒューー↓


 ワタシは首輪のリードをグイっと引っ張り、

「ぼう (^ω^)」

 中年奴隷の動きを停止させ、落下ミノタウロスを見る。


 風圧で近鉄バファローズの帽子は外れた?


 この高さなら… 死ぬだろ? さすがに?


 目を凝らす…

 構えている? ハルバードを? 渋谷1●9に落ちる?


 落ちた? 落ちた時、小さくてよく見えなかった…


 音はしなかったが…1●9の屋上に穴?

 生きてる? 死んでる? どっち?



 確認するために、下りてみる…


 途中…


 う…、人が一人、窓から垂直に飛ばされた…



 いいでしょう…決着をつけやる!


 1●9の大きく割れた窓の前まで来た、飲食フロアね…


 中年奴隷に座ったまま、入ってみる。


 気配を消すようにフワフワと進む中年奴隷…


 中は、

 荒れ破壊されまくった飲食フロアー…


 すぐ…ミノタウロスが見えた。


 屈んで、冷蔵庫の下段の中に首を突っ込んでいる。


 何か食ってる? うまいか~? 現生の食べ物は~?


 肩は脱臼してるのか? 右腕は変な形にぶら下がっている。

 背中に大きな裂傷……だけど、みるみるうちに再生していく。


 スキル 『自然治癒(中)』か… それに『死闘』


 魔神ミノタウロス


 フフ  


 強すぎるから慢心油断…食い気に走り、ハルバードを置いたのね‥



『S』pear

『M』uchi 

S難度 ★★


 ワタシはムチを、鋭利な槍にした。


 割れた窓からワルキューレが見えた。

 心配で飛んで見に来た?


 首を振り、「やめろ」の素振りをしてきた


 きっと、「そんなS難度★★の攻撃ではミノタウロスは殺せない」

 と伝えたいんでしょう…


 ワタシはワルキューレに「静かに」のサイン、人差し指を口の前にして、

 静かに進む…



 真後ろに来た…


 コイツの後ろを取るの二回目ね。

 ん?

 ガツガツと…何を食ってる?

 ははは…共食いだ。


 ワタシはスピアーを両手で振り上げた…


 ミノタウロスさん… 頭かくして尻隠さずって感じね?



 しね



 人食い牛魔神(ミノタウロス)は…

 閻魔女王(ワタシ)が処刑してやるよ…



 スピアを…

 鍛えられない場所(アナル)へ!!


 グサーーーー!


 深く深く刺した!!



 ミノタウロスは、食べるのを止め、

「も? もう~~~? なんかお尻が? 違和感?」



 反応鈍いね? 痛みを感じない『死闘』なんか持ってたからね…


 これでフィニッシュ…


『S』hotgun

『M』uchi  

S難度 ★★


 アナルの向こう側、内臓への手ごたえはある。


 ミノタウロスはゲロ吐いた。

「おえっなんだ? 食べ過ぎた? これくらいで?」


 ムチを元の形に戻し、(アナル)に繋げたまま距離を取り、

 ムチのグリップを再び中年奴隷のサルグツワの隙間にねじ入れて、


「おい! (ぎゅう)!」


 屈んだミノタウロスの頭はこっちを振り向いた。

「ぐふふ…来たぁぁ…今オレが一番喰いたい人間…」


「あんたさあ、これからワタシのSM(処刑)で酷い死に方するけど」


「あ?」


 ワタシは足を組み、ニコッと笑顔で、

「痛みが無くて良かったね」


「この女、意味不明」

 ミノタウロスはハルバードを手に取ろうとして…

 足元を見た時、

「ムチ? え? え?」


 ワタシは中年奴隷に、

「前! 水平!」

 ガン!!っと玉蹴り!


「ぼい! (^ω^)」


 ヒューーン!


 ズズズズズウーーーズルズル~


「オレの!! 腸がぁぁ!!!」

 ミノタウロスは、ただうつ伏せに引き釣られるだけ、


 ワタシと中年奴隷は窓の外へ出た。

「上」

 ガン!

「ぼい!(^ω^)」


 ヒューーンっと上がる。



 ボト



 ミノタウロスの身体は交差点の中央に落ちた。


 うわ…

 ムチにこんなに多種のモツが…


 ヒューーーンっとムチを振り! モツと血を振り払う!


 ニチャっと交差点にモツは散り落ちた。


 え? おい?

 ミノタウロスは威勢よく起き上がり!

 コッチにハルバードを突きつけ!

「まだまだーー!! 内臓くらいで!!おおりっ…て…こ… … ・」


 プルプルブル…と震えた後…

 ガクっバタっとうつ伏せに倒れた…


 近くを飛ぶ、ヘタレのワルキューレはミノタウロスの死骸を見た後に、

 ワタシを、信じれないという顔で見ている。


 こっちに飛んで来ようとしてたから、手の平を突き出して、来るのを止めさせた。


 寄るなよ、臭いから。




 ワタシは近くのLEDビジョンを見て時間を確認。


「4分か…まだ6分以上もあるんだ~」


 時間あるから取り合えず、

 勝利の一服に死神のキセルを「ふ~~~」と吹かす。


死神煙{ ククク! グロマン! まだ終わってないぜ!! 度肝を抜かすなよ!!


「はあ? ミノタウロス、明らかに死んだだろ?」


死神煙{ ミノタウロスは天界が造ったんだぜ!そんっ

 消えた。


 続きがすごく気になったから「ふ~~~~~」と吹かす。


死神煙{ ぬるくねえぜ!! 勝つために手段を選ばねえ奴らはな!!


死神煙はワルキューレの方を向き、

{ 天界大幹部オーディンには無かっただろうがよ~~イブ打倒の使命を受けたあの女にも絶対あるぜ! 仏体(ほとけたい)Ⅹシリーズがな!!


仏体(ほとけたい)Ⅹ?」


{ 神々は悪魔より汚い!!

消えた。



 死神煙の言ったことが気になったから、ミノタウロスの死骸を見るが何も無い。


 死神のキセルのフカシか?



 ん?? いま?


 ミノタウロスのモツが?


 目を凝らす…


 え?


 え?


 モツの一部…ほんの一部 グー、パー 、グー、パーと動いている?


 モクモクと膨れ始めた…


 一メートルから二メートルさらに三メートル 膨らみ続ける!


 ワタシは、膨らむ何かを見て驚いてるワルキューレを見て!

「なんだあれ!?」


「しらない!」


 ワタシとワルキューレは距離をおくためにさらに上空へ!


 仏体(ほとけたい)Ⅹ?の膨らむスピードがアップ!

 デカい! しかも浮く! 周りのビルが押し壊される!

 形も定まりだした! 体の半分まで届く水平の口!

 黒色の平べったい魚のような…




 アンコウ!?




 不気味に…ワタシを見る…

 黒いアンコウの口角が上がる…




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