11話 餓鬼地獄2000キロ (2)
走る軽トラの荷台で、中年奴隷をなぶりまくり、『S』パワーを、ある程度まで回復させたワタシは、岩も増えてきた餓鬼地獄、初運転の赤鬼セントでは厳しいと思い、走る軽トラの荷台から助手席に入り、そこからハンドルを握る。 赤鬼セントは運転席から荷台に回り、ワタシと運転を交代、助手席には再びセントが来る…
これぞ…
【軽トラ時計回りドライバーチェンジ】 よ
パッパカパッパカーン
助手席のセントが「あっ✰」と左前方を指さし、
「ユキノ様✰ あれがチェックポイントです✰」
大きな案内板が見えた。
『餓鬼地獄入り口から100キロ通過 出口まで後1900キロ』
うわあ…まだ100キロ…
餓鬼はうじゃうじゃアチラコチラにいるし、道は舗装されていないからタイヤも心配だし、どこかで軽トラ止めてガソリンもいれないといけないしなぁ…
餓鬼地獄…なかなか面倒ね…
赤鬼セント 眩しい笑✰顔で、空いた紙コップを取り外にポイ捨てし、新たな紙コップをドリンクホルダーに入れ、
「ユキノ様✰ 次は何を飲まれますか?✰」
「同じやつでいい」
セントは辛口日本酒を注いでくれた。
注いだ後、セントは前方に見える富士山の様な巨大な岩山を指さし、
「アノ岩山の左右どっちに行きますか?✰ 俺の記憶では右は餓鬼が今まで以上にうじゃうじゃいるし、アバドンもたくさんいる。✰ 左は地雷原が300キロ続く✰」
「左は地雷原が300キロ??」
「管理する鬼たちが餓鬼地獄は広過ぎて管理が大変だから、一定の場所に地雷原を置いているんだよ。地雷は100メートル四方に一つ二つ…無茶苦茶運が良ければ無事に地雷原を越えれるけど…まあ300キロ…無理だよね」
「時間はかかるけど、ワタシのムチがあれば地雷原を叩いて渡れるはずよ。 餓鬼や魔物が地雷原にいないなら、途中で休憩も取れるし、ガソリンも入れられる」
「なら✰ 地雷原ですね✰」
「ええ…」
ワタシは軽トラの進行を左の地雷原ゾーンの方へ…
この場所に…
30分後…
べスバ(50cc)の卑弥呼と、
ハーレーのマネキン頭のショットガンババア(西太后)が…
メロンレディとショットガンババアはバイクを止める。
「ババア 無駄玉撃ちすぎ(^_^;)」
ババアはハーレーの後方にあるボックスを左手でバンバンと叩き、
「弾なら腐るほど持ってきとるわ!!」
続いてババアはメロンレディの被るマスクメロンの歯型を指さし、
「ワタシの援護が無かったらお前のメロンは餓鬼に喰われておったわ!!」
メロンレディはスマホを取り出しピポパ…
「発信機はあの岩山の左を指している (._.)」
「左は地雷原が300キロだよ! 閻魔女王を追うのかい!?」
「地雷原に入ったのか…? ユキノ先輩の軽トラの速度は下がった、おそらくムチで地雷を探知しながら進んでいるのね? 我々も慎重に地雷原を渡りましょう('_')」
「ケケケケ」
ショットガンババアは背中のショットガン3丁に混ざっていた蛇矛を取り出した。
メロンレディはソレを見て、
「ユキノ先輩に肛門破壊死された張飛の蛇矛? 持って来ていたの?(・∀・)」
蛇矛を前方に突き出したショットガンババアは…
「ケケケ、奇しくも張飛とワタシの大好きなモノは同じなんだよね…ケケケ」
蛇矛の刃は、みるみる姿を変えていき、
無数の長い触手になる、その先はカリ太マツタケの様に…
メロンレディは、触手の一つをガシっと掴み、掴まれビクビクとしている立派なカリ先を見つめながら、
「ババアにクセに、いい好みしてるんじゃないか? (´▽`) 」
ショットガンババアはマネキンの口から一滴のヨダレを垂らしながら、
「ケケケ、張飛の触手はカリが無さ過ぎた。 所詮ホモだからな!!!!」
ドゥルルルー
ショットガンババアはマフラーをふかし、
「ワタシが前を走り! 触手で地雷を探知する! 何かあったらクラクションを鳴らせ!」
ドッドドーーー!!
「赤鬼セントは!! 縛ってクスリを射って このワタシが必ず犯す!!!」
ショットガンババアはメロンレディを置き、先行した。
残ったメロンレディは…嫌な気配を感じ後ろを向くと…
め~~~
ろ~~~
ん~~~
うじゃ~~~~~っと、何十万の餓鬼たちの波が、何体かのアバドンも餓鬼を喰いながらメロンレディの方へ!
「うわわわ、ワラワの頭のメロン狙い? 歯形からのメロンの匂いを辿って来てるのか~~? 」
メロンレディは慌てて、股間に挟む巨大ロウソクをセットし直して、
「逃げないと~ ( ゜Д゜)」
ブーーーー
ベスパを走らせショットガンババアを追う。
ショットガンババアが見えた所で後ろを振り返ると、
無数のアバドンを連れたまま、何十万の餓鬼。
ゆっくりだが地雷原ゾーンの方へ、メロンレディを追うために向かって来ていた。
「うわわわ こっちきたぁ (;'∀')」




