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第一話

ある意味初の本編ですw

ここまで長かった……


うん、長く続けられるよう頑張りたいですね

どうぞ!


 さてこの世界で小宮(こみや) (みこと)として生まれ今で十六歳。

 少し前に受験して今年から高校生ですね。


 家族は義理の母親と自分の二人だけと少々さみしい物ですが……

 はい?なぜ義理かと?


 もとの親が死んだなどというわけではないのですが、ね……

 捨てられてしまったのですよ、しかも生まれてまもなくに。


 もともと意識は最初からありますしミコトという名前と知識や技能、身体能力も今までの物を受け継ぐことになってはいるのですが。

 流石に生まれて直ぐの赤ん坊のまま動くことは出来ず、途方に暮れていたのですよ。

 そこに偶然通りかかり拾って育ててくれたのが今のお義母さんというわけですね。


 お義母さんの職業柄その場に留まって生活するわけにもいかず、また当時二十三歳で結婚前の女性が子育てなど非常識、無理にもほどがあると家族や親戚から猛反対されたそうです。

 それでも周囲の反対を押し切りここまで育ててくれたのですから頭が上がりませんね。


 ……ただ一人暮らしの女性としてほぼすべての家事仕事が壊滅的なのは如何なものかと。

 おかげで離乳食からの食事が大変でしたので小学生ながら料理を作たりいろいろやらせていただきましたとも、えぇ……

 思えば一カ所に留まらず様々な国々地域をまわったものです。



 

 と、様々な国々をまわっていてわかったのですが、どうやらこの世界は大分科学……というかゲーム関係が進んでいるようですね。


 ヘッドギアタイプやカプセルタイプの意識での操作をするゲームや、特殊なゴーグルで見える画面を自身の指で操作する物などいろいろありますね。

 パソコンにしても大分進化していますね。

 普通の画面を見てキーボードを打って操作するもの。

 複数の人間で操作できるようにされた、大型パソコンと複数のゴーグルで格人達が全員同じ画面をみて手で操作が出来るもの。

 また耳にかけた端末とコンタクトを同期し、意識と目線で画面を操作するものがある。


 携帯電話は車などの運転中に使えないようにとタプレット式のものなどが主流になっているのですが。

 どうやら一時期向こう側が見えるようなタイプのパソコンだと、操作をしながら何かをする、というのでいろいろな事故が発生したなどということがあったそうで。

 今では法律で禁止、車側にもそれらの携帯電話等以外の電波などを通さないよう色々とつけることが義務つけられてるそうです。

 私も一応全身スキャンのできるカプセルタイプのものを持っていますが今は関係ありませんね。


 まあ私も今年から高校生。

 やっと一人で暮らしても良いとの許可が出てただ今一人暮らしになったのです。

 ……いっしょに生活していたとはいえ、お義母さんが仕事に出ている時点でほぼ一人暮らしと変わらなかったような気がしますが。


 まあかくあれ仕事も少し落ち着き、そこの国で暮らさなくてはいけなくなるということもなくなったそうで。


「一人暮らしなら住むところが必要だよね?私たちだけだし、そろそろ落ち着いて帰ってこれる場所が欲しいなー、なんて」


 などと言ってさっくりと家を買い上げまして。

 住む準備などを済ますだけ済ませて、さっさと行ってしまわれました。

 着いてこない?と何度も聞かれ断ったのですが断りました。



 お義母さんいい加減に簡単な料理ぐらいは作れるようになってください。

 拝啓お義母様、息子は貴方の健康が心配です。



 とまあなんやかんやありまして無事落ち着いて高校生活へとはいれそうです。

 ……中学とか殆ど通っていないけどどうするの?と伝えたら、電話をどこかえかけたあとこれで大丈夫だよ!といっていたのですが。

 内容が半分脅しているように聞こえたのですが。

 電話先の相手がとても気になります。


 転生先での生まれや立場などは完全にランダムなのですが……


 まあ明日から高校生活が始まりますし気にしないことにしておきましょう。

 さて、私が通う高校ですが聖天川(あまつがわ)高校というところです。

 場所も私の身体能力からすれば走って十分もかかりませんしね。


 なかなか面白い名前の高校ですが少し前に全寮制、エスカレーター式だったのが近辺他からの受験による生徒の受付などを始めたそうで。

 エスカレーター式といっても小学、中学と校舎は分かれています。

 大分時代の続いた高校だそうですがこれといって厳しい規則のない普通の高校ですね。

 

 制服も男女ともにブレザー、胸元にある校章の周りの色で一年が赤、二年が青、三年が緑といった風に分かれているそうです。

 きちんと受験の際に自宅からの通学路は覚えていますし大丈夫でしょう。


 明日に備えて買い物をしに近くのスーパーまでいきますか。













 これといって何もなく帰ってきましたが大分時間が余ってしまいましたね。

 ふむ、体が鈍らないようにしているランニングの時間を少し延ばしましょうか。


 服を動きやすいものに着替え、フードの着いた黒いジャンパーを上にきる。


 もう春先とはいえまだ雪が残ってますし寒くはないですが、着ないでいると少々不自然ですからね。

 まあ、運動でも気配を消したり足跡を立てないでいたりと、見つかることもありませんが。


 少しずつならしながら体の隅々まで意識を集中させて走る。

 軽くでもそこらへんを走っている車より速いので決して気づかれたり、他人とぶつからないようにする。


 まあこれくらいでは疲れないので周りの景色を見渡しながら走る。

 どうしても衰えはしないとはいえ感覚が鈍るのは仕方ない。




 初めて家に住みランニングをした際に見つけた神社がある。


 大分広い境内がありながら滅多に人も来ず、人気もないので修練に使わせてもらっている。


 いつも通りにお参りをしたあと脇の林の方で体の具合を確かめたりしている。




 いつもより時間もあったので適度に水分をとりながら、入念に体を動かして家へと帰る。


 帰ってきてからはお風呂やイメージトレーニング、趣味などをしてから寝る。



今回はほぼ説明回でしたね


一応設定としてはあまり細かくしないようにと科学的な諸々(主にゲーム関係w)以外は日本と変わらないと思ってくださいw

ただ地名とかはよくしらないので;


次の更新も時間があったら少しずつでもやっていきます!


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