第十六話
やっとキャラの名前を考えて話を進めましたw
またも遅くなって申し訳ないうえに短くて登場人物が一人まだ出てきてません……
他とあまりかぶらないようで少しでもあるような名前というのは中々難しいですorz
ともあれコレで少しは話が進めやすくなっていくはずなので、更新速度が速められれば良いな〜なんて思ってますハイw
・・・さて、VRMMOとかに向けての話の流れなどを煮詰めなければw
久しぶり?に一人で行動です。
というか入学したばかりなのに中々周りが騒がしくて、良い忙しさですね。
佐島君と幹守君の二人は放課後練習で部活。
比奈は藤堂さん達が面倒を見てくれるらしいので部活動の見学に向かっているところです。
「それにしても広い……」
入学式に校内を見たときも思ったのですが校舎がえらく広いです。
小学・中学・高校、それぞれのエリアで校舎は分かれているし使われる教室なども別々なので間違って他の学年の校舎に迷い込む事はあまりないらしい。
あまりないというだけで迷い込む事はあるらしく、入学生や転校生、数年通っている在校生でも校舎内で迷子になることがあるらしい。
前にもあったが部室や教室などを改築の度に増やす、もとい付け足しているらしいので廊下や教室の位置が入り組んでおりとても迷いやすいらしい。
一時期それが問題になったらしく廊下や壁の色で現在地をわかりやすくしたり、廊下に校舎内の地図がかけてあったりと親切である。
それでも迷う事はあるらしく、生徒手帳にも地図が載っていたりしている。
・・・ここはどこのダンジョンですか。
その話を聞いていた時にふと思ってしまった事が声に出ていたらしく、藤堂さんが苦笑いを浮かべていたが。
「そういえばこの学校がモチーフになったRPGがあるんだよ!」
すごいよね〜、というが何がそこまで学校の改築に駆り立てるのか。
……あとで調べた事ですが、そのRPGは若干のホラー要素と製作者の体験をもとに作られたらしいです。
どう考えてもここの卒業生ですよね。
夜遅くにこの校舎に入るとは……
よく出られましたよね〜、という一言が全然笑えないです。
外から見た校舎はどこも似通っているので位置を確認しないと方向感覚が狂いそうです。
ましてや登校初日、知り合いがいない人てあれば一人で広い校舎内を歩くのは中々勇気がいるし、私の目当ての部活の部室が校舎の外れにあるんですよね。
すれ違う人も数少なく、まだ雪が残っており外での部活がないので静かだ。
歩きながら通り過ぎる部室や空き教室などを流し見る。
きちんと練習をしている部活動もあれば集まってただ喋っているだけのところもあり、活動しているのかいないのか休部の立てかけがしてある部活もある。
ん〜……、今日活動しているか少し不安ですね。
そうこうしているうちに部室にたどり着く。
休部などの立てかけも無いし、どうやら中に二人ほど人の気配を感じるので今日も活動しているようだ。
とりあえず驚かせる事も無いのでドアに軽くノックをする。
「……はい、あいてますよ〜」
少しして返事が返ってきたのでドアを開けて中に入る。
「すみません、ここが漫画本研究部でよかったですか?」
そういって中に入ると大きな本棚に色々な本がずらりと並んでいるのがまず目に入る。
ええ、私が選んだ部活は漫画本研究部という部活です。
他の世界ではアニメや漫画といった娯楽が全くないので現代に近い世界ではどうも嵌まってしまうんですよね。
何よりゲーム関係が色々と発達したこの世界ではオタクというような偏見も無いですしね。
母もキャラクターを作るという事でそれに近しい物なので理解があって助かります。
変装もコスプレです、の一言で済ませられますし身元を隠すのに利用しやすいです。
一応漫画部というのもあったのですが、あれは本ではなくデータを主にしているようで見るだけというのも魅力を感じなかったんですよね。
「そうですよ。も、もしかして入部希望者さんですか……?」
「はい、紹介の時に気になったのでもし良ければ見学をと」
「そ、そうですか!それなら是非っ、ゴホッ……!」
「だ、大丈夫ですか?」
勢い良く喋って喜んでいたのだがいきなり咳き込んでしまったので心配して伺う。
「ゴホッ……、大丈夫です。僕は喘息持ちなので少しすれば収まります」
そういって顔を背けながら呼吸を落ち着かせている。
良くなると言った風ではあるが少し辛そうなので背中をさする。
「すみません。ありがとうございます……」
「いえ、大丈夫そうで何よりです」
しばらくして落ち着いて喋れるようになり、お礼を言われる。
「えっと改めて自己紹介を。僕は二年の三根 松馬です」
「一年の小宮 命です。たしか部長さんでしたよね」
「そうだよ、紹介のときも名乗ってるから今更かもしれないけどね……」
そう自己紹介をしてくれた部長さんは少し顔色が悪く痩せ形の男性だ。
初めて見たときは結構病弱そうに見えたが、喘息のせいか顔の血色が悪いだけでそれ以外は何も無いようだ。
「それでそこに座って本を読んでいる彼女が同じ二年の山口 智恵さん」
「……ども」
そういうと端の方で本を読んでいた生徒が小さい声で言いながら軽く頭を下げたので、こちらも頭を下げ挨拶を返す。
もう一人の部員は眼鏡をかけた茶髪の女性で少し地味目な印象を受ける。
「彼女は眼鏡をかけているときは静かだけど、漫画を実際に書いていたりコスプレもしていて演技力なんかすごいんだっ……ゴホッ!」
「へえ、すごい人なんですね」
すこし咳き込むくらい力説していたので思わず彼女の方を向きながら感嘆の声を上げる。
変装もコスプレも演技としてなりきる事で色々通じるものがあるので純粋に興味がある。
変装はどちらかというと技術よりなため求めるものが少し違いますが。
「……部長うっさい」
「アハハ、ごめんよ?」
そういって本に顔を埋めながらいうが、怒っているわけではなく恥ずかしがっているだけのようで、部長もそれがわかっているのか謝りながら軽く返す。
ふとチラッと目が合うとまた本に顔を埋め体の向きを変える。
「無愛想に思ったかもしれないけど怒らないでね?」
「大丈夫ですよ」
短めの髪の脇から見える耳が赤く染まっているのを見て、恥ずかしがりやか人見知りのどちらかなのでしょう。
「そういえば……」
「なんだい?」
「聞いたところ部活の発足は三人以上だったと思うのですが他の部員の方は?」
「あ〜……」
そういうと部長は苦笑いをして言葉を濁す。
「山口さん」
「……いつものこと」
何かを訪ねるように山口先輩の名前を呼ぶが、素っ気なく返されただけで終わる。
いつものことなのだろうか、部長はそれだけで納得したように軽く頷く。
「えっともう一人この部の発足者がいるんだけどね……」
「そうなんですか?」
「そうなんだよ。……僕は部長だけど、名前だけで部活のいろんな事は彼女が殆どしてるからなぁ」
「……自由なだけ」
山口さんは手厳しいなぁ、というがそこでふと気になった事を聞いてみる。
「部活動紹介のときは部長だけでしたよね?」
「あれかい?」
そういうと引き出しのある机の方に歩いていき、開け閉めしながら何かを探している。
「あれも彼女が考えてくれたーー……っとあったあった、……ゴホッ」
そういってこちらに向かってくる部長は、少し咳き込みながら一枚の紙を差し出してくる。
「これは?」
「台本かな?紹介文やその他をわかりやすくまとめて書いてくれたのがコレなんだよ」
差し出された紙には確かに紹介のときと同じような事が書いてある。
「ならなんで紹介をその人がやらなかったんですか?」
「部活動発足の時にいろいろやらかしてるからねぇ……」
そういう部長の顔には苦労が滲んだ苦笑いで、それに少し不安になる。
もしかしてまたなにか早まりました……?
「行動力があっていろいろすごい人なんだけど、もう少しで来ると思うからあってみた方がはやいかな?」
とりあえず座ってと、促されてしまったので抜けるに抜け出せず。
入部希望か聞かれたときの反応で少しイヤな予感がしていたのが現実を帯びてくる。
「とりあえず彼女が来るまでこの部活の説明でもしてあげるよ!」
張り切りながら説明を始めてくるのでいい加減観念する。
部長は無自覚で引き止めているのだろうが、興奮で顔の血色が良くなるくらい嬉しくてたまらないらしい。
ふとまた目が合った山口先輩の目が御愁傷様といっているような気がしたのは、どうか気のせいであって欲しい。
果たしてタグのカオスがまだ機能していないような感じがしますw
まだまだ話を盛り上げて続けますのでいつかきちんと機能するようになるはず……
そしてまた名前考えなくては・・・
分短いしorz




