エピローグ
短い内容ですいません(;'∀')
どうぞ楽しんでいってください(*'▽')ノシ
「貴方を一目見た時から好きでした!付き合ってください!」
・・・・・はぁ。またか。最近こういうことが頻繁になってきて困る。確かに身長は155cmで高校生としては小さいほうだし、一見華奢に見えるけどオレは男だ。チビだけど、男だ。大事なことなので二回いいました。ともかく
「・・・オレ、男だから」
「僕は気にしないぞおおおおおお!!・・・ぐぼぁ!?」
やべ、いきなり飛びかかってきたから反射的に殴っちまった。まぁ、正当防衛は認めてもらえるよな?
「おーいユキ~。ってなんかひとが倒れてるんだが?」
「ああタク、なんか・・・やっちゃった(。・ ω<)ゞてへぺろ♡」
「そうか・・・・って(。・ ω<)ゞてへぺろ♡じゃねぇ!!」
っち。誤魔化せなかったか。
「・・・まあ、おおかたあちらさんが暴走して返り討ちにしたんだろ。おまえんちは由緒ある古武術道場の家だしな。ほどほどにしとけよ。」
おお、やっぱもつべき友は物分かりのいい友だな。というか家族で一番弱いのはオレなんだがなぁ。姉さんも高校卒業して家を出るとき、おれの師匠でもあるじいちゃんに「家を出たいのならわしを倒してからにしなさい!」とか言われてワンパンで倒して堂々の出ていったからなぁ。ちなみにおれは師匠に一度も勝ったことがない。姉さんはいまごろなにしてるのかな・・・。
「・・・してたらな、当たったんだよ!・・・ユキ?」
「ああすまん。ちょっとか考え事をしていた。で、なんの話だ?」
「Each Would Onlineの話だよ。この前世界初のVRゲームが日本でサービスを開始するって話しただろ?」
「ああ、そんなこともいってたな・・・。それがどうかしたのか?」
「だから当たったんだよ!無料配布のVRセットが!」
「そうか、よかったな・・・ん?おまえ確かこの前βテスターだから一式そろえてあるとかいってなかったか?」
「うん。だからおまえの分だよ?」
「ちょっとまて。オレは初耳なんだが。」
「あー。いってなかったけ?おまえの姉ちゃんもβテスターで、そんとき正規版のときはユキもつれてきてって頼まれたんだよ。ま、頼まれてなくても誘うつもりだったけどな!」
そういってドヤ顔でこっちみてくるのやめろ。なまじイケメン顔だから余計イラッとくるんだよな。それはともかく姉さんが関わってきてるのなら断るって選択肢はないな。まだこの世にいたいからな。
「まあ、最近は師匠も腰が悪くなって道場にいってもあんまりやることないからな。ただし、オレはお前みたいな廃人じゃないからいろいろ教えてくれよ?」
「おう!任せとけ!」
「じゃ、この話の続きは放課後でいいか?」
「おう。帰りにウチに寄ってVRセットも持っていけ。」
「話もまとまったし、そろそろ学校に向かうか。」
「おう。」
MMORPGか・・・。テンプレでガンガン育成していくのも悪くないが、オレだけのスタイルを追求していくたいな。なにはともあれまずは学校に向かおう。
タク「いや~、ユキがこんなにあっさり了承するとは思ってなかった ぜ。・・・姉さんてそんなに怖いのか?」
ユキ「ああ、このまえも金属バット握り潰してたぞ。」
タク「・・・・・。」