詩 彼女のジャージ姿
制服姿もいいが、ジャージ姿もまた特別である。
俺は彼女の青いジャージ姿に、じっと見つめる。
「何? どうしたの?」
「いや、何か新鮮だと思って」
「そう?」
彼女はあまり気にしていないようだが、胸や尻の膨らみが、制服姿よりもそそるのだ。
自慢ではないが、彼女は胸が大きいので、バレーやバスケをすると、豊満な身体が揺れて、俺は思わず興奮してしまう。
どこを見ているのよと注意されそうなので、彼女には黙っているが、まるで大きなボールが跳ねるみたいな爽快感。
俺の視線はずっと彼女を追っていく。
彼女もまた俺の視線に気づいたのか、軽く手を振ってくる。
いい彼女だ。
可愛くて、可愛くて、しょうがない。
オペラ座の怪人みたいに攫っていこうかと考えて、ストップをかける。
このままではまずい。
彼女を独り占めしようとして、束縛しそうだった。
「しっかりしろ、俺」
小声で呟くと、彼女の笑い声が聞こえてきた。
どうやら試合に勝ったらしい。
「あのね、あのね」
帰って来た彼女の満面の笑みといったら、とろけそうなくらい甘い。
思わず手が抱きしめたくなったが、何とか理性を取り戻す。
「次はあなたの番だね」
「おう」
いいところを見せようと、伸びをする。
それから彼女に手を差し出すと、ハイタッチする。
「行ってきます」
「頑張れ!!」
俺の凄いところを見せつけて、また惚れさせてやる。




