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病院へ
元々175センチあったので、5センチ伸びるボーナス成長期だと無理やり言いきかせた。
一回きりの出来事。これ以上は伸びないだろう。
「180センチって俺モデルになれるんじゃね?」
しかし翌日には
浮かれたことも言えなくなっていた。
「195センチになってる。」
今の服がタイツのように肌に密着し、肩はほぼ上がらない。
これはもう成長期とかのレベルではない。
「何かの病気だ・・。」
仕事を休み、すぐに病院に駆け込んだ。
外に出るもの恥ずかしい格好だ。足を止めることもなく全力で疾走。
「身長が伸びるのは何科なんだ?整形外科?神経科?肛門科?エゾシカ?」
パニックになりながら大学病院に着く。ここで診れないなんてことはないはすだ。
ハァ・・ハァ・・クッ・・。
息を切らしながら、乾いた喉に思わず唾を飲む。
急いで受付のナースに伝えなきゃ。
「伸びるエゾシカを見てもらえるのは肛門科ですか?」
・・・・・。
頭が錯乱してて何を言ったか覚えていないが
警備員がとなりにいるということは、そういうことなんだと理解した。




