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君と僕のラブコメ対戦  作者: kttmr
4/5

入学④

どうしてこんな事になったのか僕にも分からない。ただそれはもう運命と受け入れ、諦めるしかなかった。

ここ国立恋愛研究高校ではとあるシステムが設けられている。

それは『ラブコメ対戦』というまるで漫画やアニメの様なシステムだ。


ついさっきまで行われていた始業式での詳しい説明によると、

この学校で進学するには『ハート』という、いわゆるポイントを集めないといけない。もちろん勉強もしないといけないがそれだけでは駄目だ。

その『ハート』をゲットするにはその『ラブコメ対戦』を勝たなければいけない。そしてその詳しいルールはこれだ。

1,対戦相手との承諾無しに勝負をしてはいけない。

2,勝負の審判は先生が行うものとする。

3,対戦会場は先生が決めるものとする。

4,勝敗はカタツムリ型審査機器『マイマイ君』を萌えるラブコメをした方の勝利とする。(マイマイ君はあくまで審査なので審判ではない)

と、ざっとこんな物だ。もっと細かい説明は、その時説明することにする。


そして僕は今、樹と教室でぐったりしていた。

「なんだ?そんなに校長の話嫌だったのか?まぁ俺も嫌だけどよ」

「俺はそんな普通の生徒の悩みで項垂れてるんじゃない。なぁ樹、お前はこの学校の事知ってたのかよ?」

「まあな、ここ無駄に施設は充実してるしよ。しかも、寮まで付いてくる。それに学費もほぼ学校側が負担してくれるんだから、ありがたかった」

樹の家は別に貧乏ではない、ただ兄妹がざっと樹合わせて6人も居るそうだ。樹としては学費も安いほうが良いらしい。ここのシステムは嫌だったらしいが、背に腹は変えられなかったらしい。

ちなみに樹のペアは沙苗さんらしい。二人は幼馴染らしい。

そしてペアにはそれぞれ皆が勝手に呼んでいる名前があるらしい。

樹達のペアが「幼馴染」、俺達のペアは「月とスッポン」らしい。

そんな事を考えていると凪沙さんがこちらに来た。

「香くん、今日の午後暇かな?」

なんだろう、何かあるのかな…もしかしてデート!?

「今後の事について少し話し合いたいんだけど」

僕が心の中でトロけていると横にいた樹が俺の心を読んだかのように、「多分違うぞ」と言ってきたがすぐに忘れてしまった。

─早く午後にならないかなぁ。

そんな事を思いながら一度寮に戻った。


バトルのルールを一度詳しく説明してみました。

また次回もよろしくお願いします。

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