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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

Ground zero -八本目ノ飛行機雲-

作者:夢見月
良く晴れたある日のこと。
空高く、飛行機が雲を引いて飛んでいた。

「博士、これを見てください」
「これは…………直ぐに詳細なデータを集めろ」
 博士はメガネを上げ、もう一度渡された紙に視線を落とす。
 そこにはこう書かれていた。
 七つの飛行体が地球へ向け接近中。衝突の恐れあり、と。


黙示録が開かれた時、七体の破滅の使者が現れる。

だれもが明日が来ることを疑ってはいなかった。

次々と地表へ降り注ぐ破滅。

人類は、全ての生命は、その日、終わりを告げる音を聞いた。

 これは、神々に見放された世界の、その終焉の物語
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