主に登場する簡単なキャラクター紹介
キャラクターが新たに出た場合、こちらに追加していきます。主に登場するキャラクターだけになります、よろしくお願いします。
※ネタバレ等を避けるために、第二章を読み終えてから見ることをオススメします。(修正)
【空閑日向】
幼い時に両親から虐待を受けていた本作の主人公。両親が事故死したことにより、とある屋敷へ引き取られ、今までの恨みを晴らす為に、復讐する事を誓った高校生。
【メルリ·ヴァーミリオン(愛称ルリ)】
空閑本家に仕えているメイド長。イギリスにある、空閑グループが出資しているメイド養成所の最優秀者で、養子として日向を迎え入れた張本人。その日から日向の専属メイドとなり、身の回りのお世話も含めて、日向と行動する事になる美人メイド。
【青田】
空閑本家に仕えるメイド。今は日向に仕えているが、元は屋敷内全般を担当していた。しかしミスが多く、屋敷に住んでいる人間からメイド失格と非難され、クビになる所をルリに救われた3人の内の1人。機械などを触るのが趣味。
【赤川】
空閑本家に仕えるメイド。青田と同じく日向のお世話係だが、元は屋敷のお掃除担当。こっちも失敗を連発していて、クビになる所をルリが救った3人の内の1人。副業でイラストレーターをしていて、その界隈ではかなり有名人らしい。
【黄島】
空閑本家に仕えているメイド。こちらも日向のお世話係として側に居るが、元は厨房担当。特に失敗などはしていないが、椿が気に入らないからと、理不尽な理由でクビになる所をルリが救った3人の内の1人。コスプレ趣味で夏と冬になると、赤川と2人である大きな祭に参加しているらしい。
【空閑椿】
空閑本家に住む長女。根っからの女王様気質で、自分と身分が合わない人間をゴミ扱いする。日向に対してかなり敵意を剥き出しにしていて、空閑当主の座を狙う一人。主にモデル業をしていて、ブランド等の雑誌に良く写っている。過去に色々あってから、こんな性格になったようだが……。
【空閑焔】
空閑本家に住む椿の妹。根っから男性が苦手で、クラスの男子には極力近づかないようにしているが、家族に関しては問題なく接している。姉とは性格が真逆で基本的には引っ込み思案だが、日向とならそんなこともないようだ。
【空閑忍】
本家を出入りしている空閑グループの支社長。20代で総帥に認められ、一つの会社を任された秀才。椿同様に養子の日向をよく思っていない。何を企んでいるか読めない男で、椿に好意を寄せているようだ。
第二章登場人物
【雨宮·ビルシェタイン·イリーナ】
ビルシェタイン家の息女。ビルシェタイングループの社長であり、イギリスにある学園の生徒。空閑を心底嫌っており、自分の手で必ず潰すと心に決めている。見た目はチビだが、日向達と同年齢。天才とも言われていて、どんな手段を使ってでも手に入れる白銀の少女。日向とは少し目的は違うが、目指す場所は同じ。
『ディート·ヴェルデ』
ビルシェタイン家でイリーナに仕える執事。髪色は狐色で、肩まで長い男の子。ヴェルデ家が運営する執事養成所のトップで、メルリが居なくなってから代わりに配属された。イリーナの事を慕っており、イリーナの命令なら素直に聞き入れる真面目君。見た目は女っぽいが男である。
『空閑明』
空閑忍の弟で、日向と同年齢。黙っていればイケメン、喋ればただのナルシストのナンパ師。日々女の子にナンパする事に命を掛けていて、毎度色んな女の子とデートしている。兄とは違い自由気ままに過ごしたいタイプ。普段からチャラチャラしているせいか、行動が読めない。
『エーリカ·ヴァンデミール』
噴水広場で日向に初ナンパされた外国人。赤いフレームのメガネをしていて、アニオタシャツを着ているのが特長。スタイルは抜群なのに重度のアニメオタクで、どこかのお嬢様らしい。
この先はネタバレ注意です。
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第三章イギリス編主な登場人物
『日向·ヴァンデミール』
ルリを連れ戻す為に日本からイギリスへ移住した主人公。空閑の名を捨てて、ヴァンデミール家へ新たな養子として歩き出す。
『青田、赤川、黄島』
日向がイギリスへ行くと決め、それに同行すると言い人生の一部を捧げたメイド達。それぞれの生かせる分野を、日向の為に発揮できるように日々努力を欠かさない。
『エーリカ·ヴァンデミール』
ヴァンデミール家のお嬢様で、日向を兄として迎え入れた張本人。基本的に引きこもりのアニオタで、趣味の為に時間を割きまくってるおバカ。しかし、日向の見立てではかなりの才女では無いかと思われている、学園に行かない理由は別にあるらしいが……
『モーガン·ヴァンデミール』
エーリカの父でヴァンデミール家の当主。イギリスで一番大きな学園【アリスシア】と育成機関の2つを運営している。日向を初日から気に入り、後に跡取りとして生活して欲しいと思っている。
『シア·ヴァンデミール』
エーリカの母でモーガンの妻。日向がエーリカのお姉さんと勘違いするくらい若い。普段からニコニコしているせいか、本気で怒ってる所をモーガン以外見た事が無いとか。エーリカの性格は母から来ているのでは? と考えられている。
『ルーナ·ヴィクトリア』
透き通るような、長い水色の髪をしたエーリカのメイド。普段は穏やかな口調ではあるが、イライラしてくると『〜やがれ』『〜やがる』等と辛辣な口調になる事がある。エーリカの世話を焼くことが使命で、何とかして学園へ行かせたいが上手くいっていないようだ。
『アーリヤ·カルロッタ』
中二病を患った銀髪の少女。メイド服の様な恰好でありながら、発する言葉は常人には理解が難しい物ばかり。日向の事を『運命の人』と決め付けて、『マスター』と呼び始める。特殊な人間ではあるが、イギリスで最も大きな企業の令嬢であり、とある人物と接点がある重要人物。