-番兵-
徐々にではありますがブックマークの数も増えてきて作者としては嬉しい限りです!
他の話のうまい方や。自分より短期でもっとPVやブックマークを稼いでいる作品には届かないかもしれませんが自分なりに少しでもいい物を作りたいので読者の方のご助力何卒お願いいたします!
「ここが目的地のゴルマジアだ」
「門がすでにでっか!!」
到着して早々、門のでかさに驚かされる。
なんで街への門が二つあるんだろう?片方はやたら頑丈そうだし。
そしてしに前で検問をやっているみたいだな、大きめの蜥蜴人が積み荷の確認や身分の確認などを行っているのか?
「検問してるけど大丈夫なの父さん?」
「俺が何度この街に来てると思ってるんだ!顔パスに決まってるだろう!」
「顔パスって…一応許可証とかそう言ったものも持っておいた方がいいと思うけど…」
「細かいことは良いんだソーマ!俺に任せておけ!」
父さんはなぜか自信満々で通る気のようだ。
暫し並んで待っていると意外と早く順番が回ってきたようで蜥蜴人から声が掛かった。
「次ノ者ハ前ヘ」
「あ、父さん呼んでるっぽいよ?俺たちの番きたみたい」
「ふぁ~あ…やっとか、待ちくたびれたぞ、どれ」
父さんが馬車から顔をだした。
「ソレデハ許可証、オ願イシマス」
なんか聞き取り辛いな…
「すまんが君、俺はアリードと言う。許可証はないが今日来ることは聞いてるね?じゃあ門を開けてくれるかな?」
「聞イテオリマセンオ引キ取リ願イマス」
がっつり門番に切り捨てられた!?どうすんのこれ!?
「そ、そんなはずは無いだろう!あいつだ!えーっと…なんだったか…ここの管理者の…」
「キルソ様ノコトデスカ?」
「そうだ!キルソだ!あいつ影薄くてな、いつも名前が飛んで行ってしまう…それであいつに聞いてもらえばばわかる、アリードが来たと急ぎ伝えてくれ」
管理者ってここの町長とかみたいなもんか?
父さんが蜥蜴人の門番とそんなやり取りをしていると別のここにいる者より装備が立派な蜥蜴人が急いで駆けつけてきた。
「ア!アリード様!!申シ訳アリマセン!今スグ門ヲオ開ケシマスノデ!!オイ!今スグ開門シロ!!」
「おぉ!やっと話の分かる奴が来たか!!助かったぞ!」
この蜥蜴人は事情を理解しているようだ。
「上官、ドウイウコトデスカ?」
「馬鹿者!コノ方ハナ、キルソ様ノ古クカラノゴ友人ナノダ!!コノ方ガイラッシャッタラ今後ハ直二オ通シスルノダ!」
「ソ、ソレハゴ無礼ヲ失礼致シマシタ…」
「いや!わかってくれれば良いんだ!これからも職務に励んでくれたまえ!!はっはっは!!」
上官蜥蜴人の号令に応じて他の蜥蜴人が大急ぎで開門の準備を進めている。
だが開けようとしているのは先ほどまで中に入れていた門ではなく、横にあるそちらの門より厳重な方を開けようとしていた。
「俺たちはあっちじゃないの?」
「あれは一般区域の門だ、俺たちが用があるのは富裕区域の管理者の家だからな。お、開いたようだし行くか!」
そして俺はこの世界で初めての街である【ゴルマジア】へとたどり着いた。




