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病愛。  作者: 晴空悠真
第1章
8/32

#8話#

私はドアを開けた。


そこには本当に真がいた。



でもなんで真が…?



「どうしたの?」


私が聞くと真はいきなり部屋に入ってきた。


「ちょっと真?!」


真はどんどん部屋の中へと入っていってしまう。


そして私の勉強机の上に座った。


…なんかチャらい。


私はそんなことを思いながらドアを閉めてベッドに座った。


「で?なんか大事な話だから中に入ったんでしょ?」


私が言うと真は頷いて


「そう。さすが姉貴だな。」


と褒めるのでなんだか照れてしまった。




「…で?何?大事な話って?」


私が聞くと真は真っ直ぐな目で私を見つめた。






「春架、恭平に何かされただろ?」





「はぁっ?!」


いきなりそんなことを言われたので大きな声を出してしまう私。


「そういう反応ということは…図星だな?」


「…まぁ。」


私は昔から真には隠し事ができない。


なので洗いざらいすべて話した。




「…で。ついさっき…トイレの前でキスされました…」




「は?」


真の顔が変わった。


真剣な目つき。



「キスされたって…春架、ファーストキスだろ?」


「そうだけど。」





「……さねぇ。」






「え?」


何か真がボソッと呟いた。


すると真は勉強机から下りると私を抱きしめてきた。


えっ…?







真…?!

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