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病愛。  作者: 晴空悠真
第1章
7/32

#7話#

「やめてっ!!」


私は恭平を突き飛ばした。


「ひどいじゃねぇか。」


恭平は平然としている。


「ひどいのはアンタよ!!なんで私に…キ…キスなんて…」


恭平はニヤリと笑った。




「お前のことが好きだから…だぜ?」



だからって…!!


「最低っ!!」


私はそうはき捨てると廊下を走っていった。


なんでっ…なんでっ…!!


頭の中が真っ白になっている。





私はリビングへと戻っていた。


「どう?おなかの調子は?」


お母さんが聞くが私は耳に入らなかった。


「部屋に戻る。」


私はそう言い階段を駆け上がった。


「ちょっと春架?!」



バタン。


私はドアを閉めた。


「意味わかんないよ…」


私はドアにもたれて一人、頭の整理をしていた。


あんなの絶対に気まぐれだ。


だってキスして私はすっごく戸惑ってるのに…


あいつはキスをなんとも思っていないようで…


いつもの顔で笑ったんだよ?




ファーストキス…だったのに…




私は唇に触れた。


恭平のキスは意外と優しかった。


アレがキス…




「春架?」


誰かの声がドアの向こうから聞こえる。


「なっ…何?!」


慌てて答える私。


この声…もしかして…




「俺だよ。真。」




真…?

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