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病愛。  作者: 晴空悠真
第1章
6/32

#6話#

トイレの中で。


「早くそこどいてよ…」


私は力を入れてドアを閉めようとしているのだが…


恭平がドアを開けようと力を入れているので…


女の私が男の恭平に力で勝るわけがない。


簡単にドアを完全に開けられてしまった。




そして力強く私のうでをつかみ引っ張る。


なので私は完全にトイレから出てしまった。


恭平はトイレのドアを閉めると私を壁に追い詰めた。




「…いい加減にして。何がしたいの?」


私が真っ直ぐ恭平の目を見つめて聞いた。


「動揺しねぇの?」


と言ってくるので私は


「さっきのはびっくりしただけ。」



「ドキドキしたわけじゃねぇの?」




ドキドキ?


そうか…あの顔の火照りはドキドキしてたからなのか…


でも…相手はいとこの恭平だよ?



そんなの…


「そんないとこ相手にするわけないじゃない。」


私はもっともな意見を言った。



なのに…


恭平の目の色が変わった。


鋭い目つき…


「ちょっと恭平…」



「…いとこなんて関係ねぇよ。」



小さな声で恭平はつぶやくと…





「んっ…!!」


私にキスをした。

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