表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/13

兄さんと母さんが喧嘩したんだが?

部屋に引きこもりベットで寝ながらこの世界のことについて調べた。異能はいきなり500年前から現れたらしく、ある赤ちゃんが3歳の時に本を浮かべたことから異能が広がっていったらしい。それと500年前は異能を持ってる人が少く戦争で使われていたらしい。ひどいなぁ…。異能は兵器じゃないのにさ。結構残酷で奴隷もいたらしい。うわぁ〜〜。



っと思ってたら本を読み終わった。読み終わったから新しい本取ってこよ。俺は自分の部屋を出て蔵書へ向かった。デュメイス家の蔵書はすごく広くて、いろいろな種類の本がある。この世界の文字は日本語ではないが、日本語のようにスラスラ読める。向かってる途中リビングで母さんと兄さんの話し声が聞こえてたので盗み聞きするか。



「レアン。やなととリッパーちゃん、どこまでいくと思う?」



「知らねぇ。俺的には結婚までは行って欲しいな。遊ぶ相手が増える。」



な、に言ってんだあの人達わ!リッパーと俺がどこまで行くかなんて誰にもからないのにさ。遊ぶ相手って……。



「フフフ。あなたの場合は遊ぶ+からかうでしょ?あんまり干渉したらだめよ。」



「せいかーーい。あまり干渉したら駄目ね。約束は出来ない。俺はやなとのこと大事だから。遊び相手として。」



「フフフ。あ、そうそう。レアン、今週の土曜日ルートイチ本部に来いだって。父さんから電話が来たわ。」



「あ?呼び出した理由結局それかよ。答えはNOだ。なんであんな所に行かなくちゃならねぇんだよ。それにあそこはイかれてる。みんなの表情が暗い。行きたくねぇよ。」



「行きなさい。あなた中学生になったら首領候補になるんだよ?その自覚持ちなさい!」



「なんで俺が首領候補なるの確定してんだよ!俺に拒否権ないのかよ。」



「そうよ。首領候補はデュメイス家で一人は出すって決められてるの。昔からね。良いから行きなさい!」



え、そんな伝統あんの。伝統って怖いね。てか好きな職業に就けないの?え、怖。ルートイチやば。



「やだね。そんなんだったらそのイかれてるくそ伝統俺が潰すぞ。」



「レアン。いい加減にしなさい!あなたは長男。そしてルートイチの首領になることはほぼ決定してるの。父さんは早く仕事覚えて欲しいから忙しいのに呼び出してるんだから。行きなさい。」



父さんか…。会ったことないな。名前はサルキだっけ?てか首領候補って言ってるくせに兄さんが首領なるの確定なんかよ。



「嫌だ。俺が行っても父さん俺の目見ないよ!それと教育はほぼ副首領がやってるんだ。父さん何もやってない!てか父さん壊れてるじゃん。人の話なんて一切聞こえてないんだよ!異常だよ。」



壊れてる?怪我してるのかな。怪我してるんだったら家で療養するか。壊れてるってなんなんだろ。



「はぁ、レアン。壊れてるのは関係ないでしょ。解決策が見つからないからそのままにしてるの。それになりたくてなる訳じゃないの。父さんだってレアンと遊びたいと思ってるよ。」



「はぁ?そんなこと思ってるはずねぇだろ。前俺になんて言っ方知ってるか?「よぉ、ええっと、コマ。間違えた、レアン」だぞ?人の名前てか息子の名前間違えるか普通。人のことコマ扱いだぞ。」



…酷すぎる。人のことコマ扱い。それに実の息子に。父さんやばいじゃん。ルートイチやばいじゃん。



「それは父さんに私から言っておくから。土曜日行って来て。あなたは未来に必要なの。」



「必要なのはお前らの都合だろ。ルートイチ?首領候補?何言ってんだよ。俺はルートイチの首領になる為に産まれてきたんじゃない!」



「いいからルートイチ本部に行きなさい!土曜日だけあなたのこと家入るの禁止にするわよ。」



「あぁ上等だよ。お前なんて知らねぇよ。」



「あ、レアン。待ちなさい。話すことまだあるんだから。」



兄さんは走って俺が見ていたドアを開けた。反応するのが遅くてぶつかってしまった。兄さんが



「あ、ごめん。なんだやなとか。ごめんな、喧嘩してる姿なんて見せちゃって。」



「兄さん……。」



「そんなに心配すんな。あと父さんの事は気にするな。あいつは本当の父さんじゃないから。」



本当の父さんじゃない?どういう事だ?それを言って兄さんは走り去った。



「レアン、待ちなさい。や、やなと……。」



兄さんを追いかけた母さんが立ち止まって俺の事を見た。本当にどういう事なんだろ。



「やなと、ごめんね。父さんの事は気にしないでね。あの人も悪気があってやってる訳ではないと思うから。」



「う、うん。ね、母さん。壊れてるって何?」



「それはまだ知らなくていいよ。後々多分知れるから。ほら蔵書行く途中でしょ?行っておいで」



軽く背中を押されて歩き出した。母さんはため息をついてリビングに入った。出雲さんを呼び出して紅茶を入れてもらってた。さっきまであんなに仲良かった2人がね…。でも今は蔵書で壊れてるとは何かについて調べるか。蔵書に着き適当に関連がありそうな本をとって壊れるってことについて調べた。



「なになに?壊れるとは……。人としてダメな方へ向かってる、又はダメになっている。例えば、仲間が怪我をした場合は仲間の事を一切気にせずに次の作戦に影響はないかなどを優先してしまう。自分しか信用せずに周りの声は一切聞く耳を持たず一切の感情を持たない。………。」



え、なにそれ。壊れるってめっちゃ怖いじゃん。人としてだめになる……。実際父さんがそうなのか。仲間のことを気にしなくなる…。これが一番怖い。



「ほかの本には…。えーっと治す方法などは見つかっておらずこれは精神病に近い病気であると考えられる。最初にかかった人はワンドル・デュメイス。ルートイチの2代目首領であり、ルートイチを完全に確立させた人物である。」



ってえ!ルートイチの2代目首領が。続きを読んでいたらほとんどの壊れてる人は何かの重大な役職を持ってる人で戦闘関連者だった。



「ルートイチって結構歴史長いって兄さんが言ってたよな。確か、父さんの代で9代目で丁度400年だっけ?長いすぎん?異能が出現してから100年でルートイチが出来たんだ。」



ていうかルートイチってどんな組織でどんな事してるか全く知らないけど。結構有名ででかい組織ってことはだいたい分かった。ルートイチについての資料はないのかな。20分くらい立って本棚の奥の方へ隠されてた。見ていいのかな。見て呪われたりしない?いいや見ちゃえ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ