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兄さんと母さんにからかわれたんだが?

母さんとリッパーのお母さんとの長い話し合いが終わり、やっと家に帰ってきた。帰ってきたら庭で水を操り土を隆起させて蔦を操って異能訓練していた。兄さんがいた。俺たちに気づいて操るのをやめ、近づいてきた。



「母さんやなと、おかえり。迎えにしてもめちゃくちゃ遅かったな。渋滞?」



「レアンレアン!聞いて聞いて!やなとがね幼稚園で友達できたのよ〜〜。しかも女の子。」



「え、まじ。しかも女の子か。どんな子だった?」



「それがね、礼儀正しくて、まつ毛長くて髪も長くてめちゃくちゃ可愛かったのよ。まさに女の子って感じ。」



「ハハハ。やなとお前まさか長髪派か。一目惚れか?幼稚園生で恋をしてしまったか。」



「ち、違うよ!友達だよ!勘違いしないで!」



全然正解だわ。俺はリッパーに一目惚れしました。

だってリッパー可愛いもん。



「ほんとか〜〜?俺の自称100%当たる予想ではその女の子とお前長い付き合いになるぞ。人生で一人は幼稚園から仲いいやつは絶対いるぞ。俺の経験談では。俺はアカツキっていうやつで男だけど。」



「どっちでもいいよ。…まぁ、仲良くはしていたい。」



どっちでもよくないです。ずっと友達もしくは恋人になりたいです。てか兄さんの友達とか初めて聞いたな。友達いたんだ。学校で話してくれないから知らなかった。



「おおっと?最後間があったな。仲良くしろよ。恋人候補さんに〜〜。」



「兄さん!そんなんじゃないって!」



「レアン。からかいすぎ。やなとに嫌われるよ。」



「からかいすぎって程ではないだろ?やなとに嫌われても一生兄弟だからな。やなとが嫌いになっても俺がからかい続けるだけだ。」



「はぁ、あなた学校で嫌われてないか心配だわ。でも不思議と周りに人が集まるわよね。あなたは。」



「俺が学校で嫌われる訳ないじゃん。それも俺は不思議だな。なんでこんなに人集まるんだろうな。俺の周りにさ。」



「男の子に嫌われてなくても女の子の嫌われたら終わりだからね。気おつけなさい。」



「はいはい。もう異能訓練に戻るよ。」



「レアン、無理せずにね。前みたいになるからね。気おつけなさい。」



「へいへい。気おつけますよ〜〜。」



「はぉ、あの子聞いてるのかしら。やなと家の中入りましょ。」



「うん。ここにいても兄さんの異能訓練に巻き込まれるだけだしね。」



そのまま家に入った。入ったらメイドさん達がお疲れ様です。奥様、やなと様。と言ってきた。悪い気分ではない。だけど毎日これはきつい。なんか無理矢理感あるような。母さんとメイドさん達が並んでいた廊下を抜けるとリビングに行った。ソファーに座ってお茶を飲んでたら



「で、やなと。リッパーちゃんのこと好きなの?」



「ぶーーーーーーーーー。げほ、ごほ、げほ。」



質問にびっくりして飲んでたお茶が出そうになった。さっき兄さんにからかわれたばっかなのに。なんで母さんまで聞くの?



「さっき兄さんの前でも言ったじゃん。好きじゃない、友達なの。」



「へぇ〜。この割には随分と仲良さそうに校門から出てきたじゃないの?」



「そりゃあさ…。初めて友達できて喋れて嬉しいじゃん。それだけのことだよ。」



「ふぅ〜〜〜ん。まぁ多分リッパーちゃんはやなとの事好きだろうけど。」



「な、なんでそんなこと言えるんだよ。」



「喧嘩したじゃない。その時やなとのためにリッパーちゃんは年中組の男子にもひるまずにそれにリッパーちゃんが嫌いな異能まで使ったらしいじゃない。好きじゃなかったらそこまでしないと私は思うのよ。」



確かに、それは…そうだけど。なんでそんなに怒ったのか。年中組の男子をビビらせるくらい。これで俺のこと好きだったら両思いなるけど。



「関係ないんじゃない?好きな子以外にも怒るよ。勝負の物が潰されたらさ。」



母さんはニヤニヤしながらこっちを見ている。こっち見るなよ。ニヤニヤやめろ。リッパーが俺のこと好きだったとしても俺がヘタレだから無理だと思う。



「やなと。お願いだからリッパーちゃんとは一生仲良くはいてね。あんな可愛い子他にいないからね。」



「そのつもりだよ。」



前世で一回も一目惚れや恋愛してこなかった俺が転生して初めて一目惚れ。今まで会ってきた女子の中でダントツで可愛い。



母さんとリッパーの事話してると兄さんが異能訓練を終えて家の中に入ってきた。リビングでリッパーのことを話してると



「へぇ〜〜。リッパーって言うんだな。やなとの恋人候補は。」



「だから嫁候補とかじゃないって!友達だって!」



この人どんだけ人をからかえば気が済むんだよ。言い方悪いけど俺的には恋人になりたい。リッパーは本当に可愛いと思うから。性格もいいし。



「レアン。聞いてね。リッパーちゃんねやなとのために怒ったんだよ!これもうやなとに惚れちゃってるよね。ね?」



「おおおぅ。そ、そうか。まぁ惚れてるかは分からないがやなとのことを大事には思ってるんじゃないか?俺もアカツキがいじめられたりしたら全力で殴りに行くけどさ。」



「アカツキ君は男の子でしょ?今は女の子なのよ。」



「本当、母さんは人の恋愛を見るのが好きだな。趣味が悪いねぇ〜。」



「ちょっと人聞きの悪いこと言わないで。でもさ恋愛って楽しいと思わない?見てる分にはさ」



「それはそう。やなと、一生リッパーと恋愛しとけよ。俺と母さんの楽しみが増えた。」



「うんうん。やなと、リッパーちゃんと頑張ってね。」



「なんで母さんと兄さんにそんな事見られなきゃいけないの。もういい!」



ほんと、何言ってんだこの人達わ。自分の部屋行って本でも読も。てか兄さんは人の恋愛よりも自分で恋愛しろよ。はぁ、疲れた。リッパーと喋りたいな〜。

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