暑い夏が来た! ストレス解消と新しい出会いを求めて、君もフレーバー炭酸水デビューをしてみないか?
どうもこんにちは! シサマという者です。
いや〜毎日暑いですねぇ!
私は北海道の釧路市に住んでいて、真夏でも滅多に30℃には達しない恵まれた環境にいるのですが、そもそも日本の暑さは気温より湿度が厄介です。
ましてや物価や電気料金の高騰もあり、今年はあらゆる方向からのストレスがかかりますよ。
職場では水や麦茶、スポーツドリンクなどでシビアな水分とミネラル補給が必須であるため、プライベートでは缶コーヒーやコーラ、エナジードリンクなどを飲んでストレスを解消していた私ですが、オヤジになると憎たらしいのは健康診断!
奴らはカフェインや糖分の摂取による体重増加や、肝機能についてまで目を光らせやがります。
そんな私がダイエット目的で、何気なく手を出したのが『フレーバー炭酸水』。
砂糖も甘味料も使わない「カロリーなし、甘さなし」の炭酸水でありながら、レモンなどの香料使用により「何か味がある!」と感じさせ、強炭酸の刺激が喉に気持ちいい近年の大ヒット商品ですね。
このエッセイでは、すっかり日本に定着した炭酸水を必要以上に持ち上げるようなことはせず、現実的な用法による私シサマのおすすめフレーバー炭酸水を、出来るだけ丁寧に紹介したいと思います。
……さて、ネットで検索すると、炭酸水の様々な情報が錯綜していますね。
ひと昔前は「炭酸水を飲み続ければいいことずくめ」みたいな内容が書かれていた雑誌なんかもありました。
はっきり言います。
炭酸水には、清涼飲料水やエナジードリンクの代わりに飲むことで糖分やカフェインの過剰摂取を防ぎ、肥満や肝機能障害の進行を防ぐ以上の効果はありません。
炭酸ガスには血行促進という効果もありますが、それならお風呂やシャワーで身体を温めた方が遥かにいいです。
そして勿論、炭酸という言葉に『酸』が入っている限り、飲み過ぎればお腹を下し、歯のエナメル質を溶かすといった実害も存在します。
つまり、あくまでコーラやエナジードリンクよりはマシな炭酸飲料という認識のもと、「身体によい」のではなく、「ある程度飲んでも身体に悪くはない」くらいに考えて欲しいですね。
★シサマ、フレーバー炭酸水にハマって1周年。この間の成果。
体重……約3kg減少。ウエスト……約2cm減少。
健康診断による肥満や肝機能への注意、警告……特に見られず。
カフェイン、糖分の大量摂取による休日の倦怠感や頭痛など……大幅に減少。
コンビニやスーパーでの缶コーヒーやコーラ、エナジードリンク購入から、某大手通販サイト活用によるフレーバー炭酸水箱買いで受けた、財政的恩恵……無限大(笑)。
……いかがでしょうか?
尚、私は缶コーヒーやコーラ、エナジードリンクを卒業した訳ではなく、新商品が発売された時にはちゃっかり味わって、活動報告でレビューまで書いています。
つまり、無理せずして最低限の炭酸水ダイエットは誰にでも可能で、コーラやエナジードリンクのファンでも美味しい炭酸水に出会えれば、簡単に継続出来るということですね。
我々現代人がいかに糖分やカフェインに汚染されていたのか、よく分かりました←いや、実は30年前から知っていたけど行動しなかった(笑)。
★フレーバー炭酸水を知ろう!
フレーバー炭酸水は香料でフレーバーをつけているだけに、水の味そのものにこだわっている商品は余りありません。
高級な炭酸水の中には天然の弱炭酸成分を売りにしたものもありますが、そもそも、日本の飲料水はミネラル含有率が低いかわりに飲みやすい『軟水』が大半です。
従って、成分云々よりシンプルに味(?)、そして炭酸の圧と粒の大きさで選べば問題はないでしょう。
①レモンフレーバー……フレーバー炭酸水では、最もポピュラーなフレーバーです。
炭酸と酸味は相性が良いだけに、しっかり冷えていれば甘さがなくても気にならず、フレーバー炭酸水デビューを考える人に最初におすすめしたいです。
②オレンジ、グレープフルーツ、ピンクグレープフルーツフレーバー……レモンと同じく柑橘系のフレーバーですが、香料だけではその繊細な魅力を再現出来ないのか、炭酸が抜けたり温くなったりすると苦味が目立ってしまいます。
俺は苦味を味わうために、ビールじゃなくてわざわざノンアルにしているんだ……などと言う、苦味を恐れるどころか渇望する深い器の持ち主にはおすすめですね。
③ウメ、ピーチ、パイナップルフレーバー……炭酸飲料の世界では、いにしえの昔より果汁よりも香料の存在感が大きかったこれらのフレーバー。
これらのフレーバー炭酸水は、根気よく探せば必ずや好みの商品が見つかるでしょう。
私も見つけましたが、箱買いの地雷を踏んで爆撃されたこともありました。
④コーラ、ジンジャーフレーバー……このフレーバーを炭酸水で当てるには、覚悟が必要です。
そもそも砂糖や甘味料が入っていない訳ですから、ゼロタイプのコーラはダメだとか、カナダドライじゃなければダメだとか言う、こだわりは捨てましょう。
ここは心の原点回帰、「コーラやジンジャーエールの風味がある水」という意識を強く持って下さい。
★おすすめフレーバー炭酸水
①『ウィルキンソンタンサンレモン & セブンプレミアム強炭酸水レモン』
(炭酸圧……超強い、炭酸の粒……大きい)
日本でも1〜2を争う、かなりメジャーなフレーバー炭酸水。
しかしながら、この2つを敢えて同時に紹介させてもらったのには理由があります。
英国の炭酸水世界トップブランド、ウィルキンソンの日本向け商品の製造元はアサヒ飲料。
これは宝塚で炭酸水鉱脈が発見され、英国人社長が炭酸水を持ち帰り商品化を開始した80年以上昔から変わらない、強固なパートナーシップです。
そして、セブンプレミアム強炭酸水の製造元もアサヒ飲料であり、セブンではウィルキンソンタンサンレモンを置いていない店舗も目立つため、私個人は両者はラベル違いの同商品であると推測しました。
つまり、コンビニでウィルキンソンタンサンレモンを買うなら、セブンプレミアム強炭酸水レモンを買った方が20円程のお買い得だということですね。
その飲みごたえは、まさに両者ともフレーバー炭酸水の王道。
極めて圧の強い大粒の炭酸が口一杯に広がり、強炭酸水未経験者は一瞬むせてしまうかも知れません。
しかし、はっきりと効いた香料で確かなレモンフレーバーが感じられ、甘みがないという不満は感じません。
キリッと冷えてさえいればこの爽快感に抗えなくなることでしょう。
②『サントリー天然水スパークリングレモン』
(炭酸圧……強い、炭酸の粒……大きい)
こちらも日本の大手メーカーによるフレーバー炭酸水で、無果汁表記にはなっているものの、わずかながらレモン果汁が配合されています。
そのせいなのか、ウィルキンソンやセブンプレミアムより爽やかな飲み口で、シンプルに「甘さゼロのレモンスカッシュ」みたいな印象です。
刺激はやや弱めに感じますが、TPO問わない活用法を誰にでもすすめられる、最初の1本にもってこいですね!
③『アイシースパークレモン』
(炭酸圧……強い、炭酸の粒……細かい)
コカ・コーラ社がエヴァンゲリオン、ウルトラマン、仮面ライダーなどとのコラボに踏み切り、売るべくして売り出したやや後発の秘密兵器。
通販専用品として、「あとひとくちが飲みきれないユーザー」のために、お手頃430mlボトルも揃えています。
これまでの商品と違い、炭酸の粒が細かいため、炭酸の刺激は口の中というより喉元に集まってきます。
これがまた気持ちいい。
しかしながら、アルゼンチン産のレモン果汁とレモンピールエキスのせいなのか、他の商品より圧倒的に苦いです。
仕事中に気持ちを入れ直す時などには最適ですが、お風呂上がりやジュース代わりに飲むには向いていないように感じますね。
④『ZAO SODAレモン』
(炭酸圧……超強い、炭酸の粒……中くらい)
個人的にイチオシのレモン炭酸水です。
山形県蔵王の湧き水にろ過した水道水を混ぜて作った、いわゆるハイブリッド炭酸水ですが、天然水にこだわっていないだけに圧倒的なコストパフォーマンスを誇り、箱買いなら日本一安いフレーバー炭酸水だと思います。
まずは何より、その絶妙な炭酸の圧と粒の大きさに注目です。
強炭酸が口の中一杯に広がったあと、喉元に集まってくるような感触は極めて爽快で、とにかくストレスがシュワシュワと溶けていくような気分ですね。
ただ、コスト削減のためにペットボトルが少し柔らかめなので、開栓時に吹きこぼれたり、長期間保存すると炭酸が抜けてしまうこともあるみたいです。
500ml✕24本を1ヶ月で飲み切った私には、何の影響もありませんでしたが(笑)。
⑤『HAPPY BELLY炭酸水ピーチ』
(炭酸の圧……強い、炭酸の粒……細かい)
某大手通販サイトで独占販売している炭酸水で、価格は『ZAO SODA』に次いで安いです。
ピーチフレーバーは、例えばウィルキンソンの『タンサンクラッシュピーチ』のように、香料がバッチリ効いていて甘さのないジュースみたいなものもあるのですが、柑橘系と違い香料が支配的に感じるので、控えめなピーチフレーバーの『HAPPY BELLY』の方が箱買いに付き合えるでしょう。
これも炭酸の粒が細かいため、口の中から喉元へと押し寄せる感覚が気持ちよく、控えめなピーチフレーバーも正解だったと感じます。
現在の私は、『ZAO SODAレモン』と、『HAPPY BELLY炭酸水ピーチ』を交互に箱買いしていますね。
⑥『ウィルキンソンタンサンゼロコーラ』
(炭酸圧……超強い、炭酸の粒……大きい)
さあ、遂にコーラです!
甘さが全くない炭酸水でコーラフレーバーなんて嘘だろ……と、私も最初は疑いましたが、いや、コーラです(笑)。
私自身、コーラにはそれほど思い入れもないため、これで許せるのかも知れませんが、少なくともキリッと冷えている間はコーラの代わりになり得ますよ。
キリッと冷えている間は……。
ちなみに、私が初めて飲んでみたフレーバー炭酸水がこれでした。
これに悪い印象を持たなかったからこそ、フレーバー炭酸水探求の旅が始まったのです。
⑦『ウィルキンソンタンサンクラッシュパイナップル』
(炭酸圧……超強い、炭酸の粒……大きい)
すみません、これは去年だけの限定発売で、現在製造されておりません。
しかしながら、復活を祈願して最後に挙げておきます。
これは国産のフレーバー炭酸水の中で一番うめえ!
炭酸と香料のバランス、何よりもその風味が最高です。
勿論、甘さゼロ、カロリーゼロ表記ですが、普通に砂糖が入っているパイナップルジュースよりうめぇ!
ただ、再販がされなかったという現実は、私ほどクラッシュパイナップルに執念を燃やす漢がいなかったということ。
ここは静かに去りたいと思います……。
いかがでしたか?←去っていない
一昔前は、炭酸水はハイボールやカルピスソーダの割材くらいの認識しかありませんでしたが、現在はダイエットの意識、そもそも物価高によって飲料の懐事情も厳しくなっていますね。
そして、ブーム的な扱いも一段落した現在、人々が「別に甘くなくてもこの味でいいんだ」と気付いてしまったということなのでしょう。
コロナ後の飲食業界や、ホテル業界の見直しも迫られている中、ある意味、日本の繁栄が懐かしくなる現実を感じさせますね。