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魔法が使いたい!

「ティアーー」


「なんじゃー?」


「あった〜??」


「ないのぅ」


今魔法の本を一緒に探しています。これが中々ないんだよね・・・


「おっ「初級魔法を教えます!こころの魔法」か・・どれどれ?」


本を開いて見てみると


「何々・・・「好きな人を振り向かせる魔法」・・・「彼と両思いになる魔法」・・・ってコレただのおまじないじゃん!!!」


「どうしたのだ?」


ティアが本を覗き込んできた。


「いや・・これさー魔法なの?」


「うむ。一応魔法じゃがのぅ・・・魔法のその他の端っこのところのものじゃ」


「いや。良くわかんないし」


「では、魔法について少し説明するぞ」


「はーい。お願いしますー」


挙手して椅子に座る。ティアはその様子を見て「うむ」と頷いて何処からか出てきた眼鏡をかけた。


「質問があったら手を挙げるようにするんじゃ。遠慮はするのではないぞ」


「はーい」


そう言って手を挙げる


「もうか?なんじゃ?」


また何処からか指し棒を出してそれでわたしを指す


「何故眼鏡をかけたの〜?」


「雰囲気じゃ。じゃあ説明するぞ」


雰囲気でかけるのか・・・


「はーい」


また手を挙げる


「なんじゃ」


また指し棒で指される


「なんで指し棒?」


「雰囲気じゃ」


「はーい」


「雰囲気じゃ」


「まだ質問してないです!!!」


手挙げただけだよ!?


「もうアリスめんどくさいのじゃ。」


指し棒を手の平の上で滑らせながら言う。


「めっめんど!?ティア先生!!教育者が生徒を見捨ててしまったらそこで生徒は腐ってしまいます!!最後まで見捨てずやるのがほんとの教育者なのでは!?」


そういうとティアはハッとした顔をして


「今雷が落ちてきたようじゃ!!そうか!真の教育者とはそういうものなのかアリス私は「ティアー飽きたから進めよう」


「・・・・・こういうのを放置プレイというのか」


「さぁ?」


「・・・では説明するぞ。まず魔法は、火 水 雷 氷 地 光 闇 に分かれておるこれを黒魔法というのじゃ」


「ふむふむ」


「そして魔法使いや魔女は自分の特性にあった力を使う事が出来る。アリア様は火と雷マリア様は水 氷じゃ」


「どうやって特性は分かるの?」


「なぁに、簡単じゃ。魔力を持つ者が見れば直ぐにわかる」


「わたしは何??」


ドキドキするね!こういうの!


ティアはじっとわたしを見つめて


「・・・これは・・・」


驚いた風にいう。


「何何!?」


「アリス・・おぬしすごいのぅ!」


えっ!?ももももしかして


「全部使えるとか?」


「その逆じゃ!いや〜此処まで魔力ない奴は初めて見たぞ」


・・・・ええっ!?


「ってことは・・・使えないの?魔法!?」


「いや。その服と魔道石のお陰で基礎はあるようじゃが・・・黒魔法は今はまだ使えぬのぅ・・・」


「そっそんなぁ」


肩を落として俯くとティアは焦ったように


「だっ大丈夫じゃ!練習すると魔力は増えていくものじゃから!!黒魔法はできなくとも、物を浮かせたりの基本の魔法は使えるからのぅ!!」


そうオロオロとしながら言う。


「ありがとう・・・・・・」


何かちょっと感動・・・顔あげてティアをみるとティアはにこっと笑って説明を続けた


「基本魔法は物を動かしたり消したり、現したりもう少し上がると飛べるようになる」


「飛ぶ・・・・」


いいなぁ・・・そういうメルヘン!


「まぁそんなもんじゃね・・あっ・・忘れとった・・黒魔法には相性があっての、火は水に弱いが氷に強く、氷は火に弱いが地に強い、水は雷には弱いが火に強い。雷は水に強いが地に弱い。地は雷には強いが氷には弱い」


「うう??」


良くわかんないけど


「わかった!なるほどね〜」


THE適当!そこら辺はスルーしよう!


「・・・以上じゃ」


「ありがとうございました。・・・でも兎に角魔道書探さなきゃ!」


「・・・・・・・・」


ティアが腕を組んで考えはじめる


「どうしたの?」


わたしの言葉も聞こえないのかいきなり動き出し本棚をあさり出した


「えっなにな「あった!!これじゃよ!今のアリスにぴったりの物じゃ」


そう言いながら古そうな本をほこりをはたきながら持ってきた


「それは?」


「これは魔道書じゃよ。私が子供の時に使っていたものじゃよ。これは使い主の魔力によって使える魔法の言葉が浮き出てくるのじゃ」


「へぇ・・・」


ティアから本を受け取ってページを捲るとボワッと文字が浮き出てきた。


「すごい・・何々・・・動かしたい物が動いてる所を想像して下さい。そして杖またはスタッフを一振りして下さい・・・・だって」


「やってみるかの?」


「うん!」


うわぁ・・・緊張するね・・えっとまずスタッフを出して・・・


手を魔道石に掲げると綺麗な杖が出てきた


「次・・想像して・・・・」


目を閉じて、本棚から一冊の本がわたしのところに来る。本棚から一冊の本がわたしのところに来る。

何度も繰り返して想像する。目を開いて


「よしっえいやっ!!」


スタッフ一振りすると本が一冊飛んできた。


「よっしゃー成功!!ってふがぁっ!!!」


ガコーンッ


本が顔面にクリーンヒットした。


「いったーー・・」


顔を抑えて涙を堪える。ティアをチラッと見ると笑いそうになっているのを必死で堪えていた


「ちくしょーーー」


次のページを開くとまた新しい文字が浮かんできた


「今度は・・・「アリス。続きは外でやらぬか?此処は狭いであろう?」


「はぁい」


わたしは魔道書を閉じて小脇に抱えた。


魔法か・・・・・意外と楽しいな

                                   つづく

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