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勘違い!!ダイア隊の王子様

「おぬしも16か?」


「えっちょっ・・なんかえっ・・ふけてる・・・」


16には見えないよ!18歳ぐらいかと・・


「失礼なこと申すな!処罰するぞ!」


ティアルスはそう言って腰に手を伸ばした。が


「あれ!?剣がない・・・しまった!部屋においてきてしまったようじゃ!!」


そう言ってまた四つん這いになって、頭を項垂れる「ああ・・軍人が武器忘れるとか最悪もう最低・・死んでしまいたいのぅ・・そうだ死んでしまおう」なんてブツブツ言ってる


「ホント大丈夫だって!・・・多分。いっいや大丈夫だよ!?多分。・・」


「多分が余計じゃ!!」


ちょっと涙目でわたしを見る。いやっそんな目で見られても・・・


その視線に耐えられなくなって軽く目を逸らすと


「何故目を逸らすのじゃ!?」


「いや・・なんか・・あれなので・・」


かっこいいんだからさ!そういうことしないで欲しいよね!?王子なんだから!!イメージがくずれる!!


「何がじゃ!?」


ガバッと立ち上がり肩を掴んでがくがくと揺さ振る


「わぁ・・ちょっ・やめっ・・ストップーー!!王子ストップーーー!!」


手を止めて青い顔を近づけてきた


「こわっ!!あんただれだよ!!」


めっちゃ怖いです!!目、めちゃめちゃむいてるし!別人です。王子別人です


「ティアルス=ダイアじゃ!!」


「名前はもうしっとるわっ!!」


「ダイア隊エースの黄金の死神王子「それもさっき聞いた!!・・・ってダイア隊・・・?」


確か・・・


「死刑・・執行・・・人」


そう呟くように言うとティアルスは肩から手を離して。椅子に座った


「そうじゃ。罪人に天罰を与えるのが我ら・・ダイア隊の役目・・・なのじゃ。」


ティアルスはわたしの目を真剣に見つめて言う


「辛くないの・・・」


「人を殺して」の言葉は飲み込んだ


「何故じゃ?罪人じゃよ?なぜ辛く思う必要がある」


そう言ってにこりと微笑む。無垢で純粋な笑顔だ。


「いつからこの役目してるの?」


わたしも椅子に腰をおろす。ティアルスはんー?と腕を組んで考える


「物心ついたときからはもう・・剣を握っておったのぅ」


そうじゃったそうじゃったそういったわたしを見た


「だからか・・」


「?」


だから多分この人は・・・・


「分からないんだね」


そのことの辛さ。悲しさ。・・・なんて


「わたしもわかってないか・・・」


この人のように人を殺すとかしたことないし。そのときどんな気持ちなのかも分からないし


上を見た。天井はまだまだ遠いもっと・・いろんな事を知らなくちゃね


「何がわからぬのだ?」


「全部」


「!!!!!!大丈夫か水城アリス!!おぬしの名前は何だ!?」


慌ててわたしの両肩を掴んで揺さ振る


「・・・ぷっ・・・あははっ・・大丈夫だよわかるよ。ティアルス」


ティアルスにそういうと揺さ振るのをやめて手を離して顔をまじまじと見る


「ホントか?」


「うん。・・・あっそういえば」


「なんじゃ?」


「最初の方の暴言はなんだったの?馬鹿だとか言ってきたやつ」


眉間に皺を寄せて尋ねる。するとティアルスは頭に疑問符を浮かべて


「暴言・・・?」


と言っている


「ちょっとちょっと!忘れないでよ「おぬし馬鹿ではないのか?!」とか言ってきたじゃん」


オプションで声真似までつけました。どうだ!!


ティアルスはん〜〜と考えているそしてはっとした顔をした


「思い出した!?」


「おお!それは・・本じゃよ」


「ほっ本??」


「そう。これじゃ」


ティアルスは机の上から一冊の本をわたしに差し出した


「何々・・・「サスペンス!男の愛と女の嫉妬」・・・・・・お前は主婦かぁぁぁぁあああ!!!」


「いや〜それを見て感想を言ってしまったのじゃろう。所々はおぬしの話も聞いとったからちゃんと受け答えもしたぞ?最初「ああーーっ!」とか叫んでたからそれは注意したがの」


「なっなるほど・・・でもわたしをひっかけて・・落っことそうと」


「あーそれはすまぬ。本に熱中してておぬしのところにもう椅子があるものだと思って・・・」


「いい見世物って・・」


「それは本を読み終わったから・・最後に感想を・・・」


なんだよこれ!!悪いのわたしじゃん!!


「最悪だよ・・・」


がくっと肩を落とす


「まあ落ち込むではないぞ!私は全然気にしとらんし」


チラッとティアルスの顔を見ると彼は微笑した

わたしは彼の手を握って


「この国でのマブダチになってください!!!」


言葉ふるいとかいわないでね!!何となく言ったことだから!!だってこの人ホントは超良い人じゃん!!


「まっ瞼血?まぶたがどうしたのじゃ?」


「瞼じゃなくてマブダね!もうそんな事はよくて兎に角・・仲良くしてってこと!!」


「えっ・・まぁそれは構わんが・・・」


「きゃああああっ!!よろしくね!ティア!!」


「ティア・・?」


「あだ名よ!!わたしのことも適当に呼んで!!」


「てっ適当・・?」


いきなりの私のテンションについていけないみたいでオロオロとしている。

ごめんねティア!わたしはあなたのこと誤解してた!!この国でまともなのあんたしか居ない!!!


「じゃあアリスと・・・」


「わかったよおっけーーーよろしくねティア」


「おお?よろしく頼むぞアリス」



                                 つづく


NO10


ティアルス=ダイア (16歳)



金髪でサラサラのショートヘアーに赤い瞳で王子様ルックスのダイア隊エース。

兎に角神々しく兎に角王子。だけど口調が和風の殿様風。何でも小さい時に時代劇を見すぎて影響をうけたとか・・・


とにかくノリがよく、顔に似合わず変顔が得意。




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