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参加しよう
宝条に発破をかけられて俺は決断する。
「たしかに俺はライナの言う通りたるんでいたのかもしれない……。よしっ、俺もその闘技大会に出るよ!!」
「おおっ、そうこなくっちゃな。二人はどうする?」
参加意志を確認されて姫岸さんとポム嬢は顔を見合わせる。
自信のあるなしに関係なく、そもそも対人戦には苦手意識が強い二人だ。返事は当然……。
「私たちは」
「やめておく……」
「うん、応援だけにしておく」
「そっか。んじゃあたしとイージスが参加するとして、参加の手続きとかはどうしたらいいんだ? 当日会場でやんのか?」
「当日に処理できるような規模の大会じゃねぇよ」
そう言って酒場のオヤジは闘技大会の参加方法について説明してくれる。
「参加手続きならウチでもやってる。レベル10以下の部門は一人1000ゴールドだ。お前ら二人で2000ゴールドだな」
「うげっ、結構取るな」
宝条の反応にニヤリと笑っておっさんは言う。
「ウチの手数料分も入ってるからな」
「ちゃっかりしてんな」
「ちなみに参加締め切りは予備枠含めて定員に達するか大会前日までだが、前日までに枠が埋まらないってことはまずない。参加するなら早めに決断することだ」




