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3-1(エテルニタ視点)

おかしい!おかしい!おかしい!


この世界は『乙女の神託』の本の世界のはず。


ヒロインは私なのよ!


この可愛い容姿、

3つの属性の魔法を扱えるという特別な能力。


全て小説のままなのに。



そうよ、全部おかしいのはあのレイラって女のせい!


本来は意地悪で性格最悪で終わっていて、

しかも闇の精霊とまで契約する悪役キャラ。



ああ、可哀そうなリュミエール様、

あんな女と婚約なんて。


大丈夫、私が真実の愛で奪ってみせるから!



そう思っていたのに、実際学園で会うと、

リュミエール様とレイラっていう女の様子がおかしい。


リュミエール様はあろうことかレイラを大事にしている

ようだし、レイラも周りから嫌われている風ではない。



それに私も、平民だけど特別な能力で、

皆にすごいすごいってちやほやされるはずが、

冷たい目で見られ、嫌がらせまでされる始末。



どうしてこんな事になっているの?



私はヒロインなのよ?



こんなのおかしいわ!



おかしいと言えば、レイラは闇の精霊と契約してなかった・・・



そう思ってニヤリとする。



この世界は私を中心に回っているの、

見ていなさい!

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