表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役公爵令嬢は皇太子に溺愛される  作者: あいら


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

15/17

8-1 いきなりの婚約破棄

そして学園生活も終わり、

最後の卒業パーティの日。


やっと小説の世界が終わるのねと、

ほっとする。


小説では、リュミエール様がヒロインを選び、

悪役令嬢である私は断罪され、幽閉が言い渡される日。


しかし、リュミエール様は相変わらず私に優しいし、

闇の精霊と契約せず、ヒロインをいじめないと言う、

目標も達成した。



まあ、恋をしないと言う目標だけは、

破ってしまったけど・・・・



でもそれも、今では幸せになっているので、

いいと思う、そう、あの瞬間までは・・・




「なぜですか?」


私は今起こっている事が理解できず、

表面的には冷静に聞き返す。



「今言った通りだ、レイラ・フォン・エヴァンズ

 との婚約を解消し、エテルニタを新たな婚約者とする」



あまりにも、小説と同じ場面が繰り広げられ、

頭がくらくらする。


エテルニタをいじめてもいないし、

闇の精霊と私が契約していないのは、

誰もが知る事なのに・・・・



壇上にいるリュミエール様と

エテルニタさんを見て、

そして、皇帝陛下とお父様を見る。



エテルニタさんは勝ちほこったように微笑み、

他の3人はポーカーフェイスで何を考えているか

分からない。


脇に控える重臣達は何とも言えない顔をしているが、

発言をする者はいなかった。


名君と称えられる皇帝陛下が、何もおっしゃらない所で、

この決定がリュミエール様の我がままではなく、

何か深い思惑があると察しられる、


また、私を溺愛しているお父様が黙っている

所からしても、この方が家や私にとって

都合がいいと言う事なのだろう。



なぜ、いきなり小説と同じ流れになったのか分からないが、

私は丁寧にカーテシーをする、


言う事は一つだ。



「確かに承りました、婚約破棄お受け致します」



はっきりそう告げた私に、リュミエール様が、

少し苦しそうな顔をしたのを、見逃さなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ