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02,精鋭達

投稿遅くなってすいません。

はぁ~あ、学校めんどくせぇ。しかも昨夜は妙な夢をみて疲労も回復しきれてねぇし。

,,,というか、冷静に考えて、夢を見ないから世界は大混乱の筈なのに、なんで普通に夢見る私が疲れてんだ?

考えてもわかんないし、学校、行くか。


◆昼休みのチャイムが鳴った。

「なつきちゃん,,,あのさぁ,,,変なこと聞いてるかもしれないんだけど,,,杏菜ちゃんと栞菜ちゃんって知ってますか,,,?」

「知ってる。穂希も葉月も知ってる。」

変な風に思われてないと安堵したのか、彩葉の顔がぱぁっと明るくなる。

「じゃあ、あの夢は本当だったんですね!」

「まぁ、そういうことだな。今日もあの夢に入れることを祈ろう。」

「そうですね。一応明くんと花彩さんにも聞いときますね。」

「うん。また夢でね。」

「はい!」


◆「やぁ!全員揃ったみたいだね。今日も来てくれて嬉しいよ!」

「またでた!変なやつ!」

「杏菜、静かにして!」

「まぁー、混乱するのもしょうがないね。

君たちにやってもらいたいことを詳しく説明するから、長くなるかもしれないけど、ちゃんと聞いてね。」

真面目そうな子達がメモ帳を取り出す。

,,,ん?メモ帳?持ってこれんのか?

ってか、よく見たら、なんだこの服!持ってないし、趣味でもない!

っと、心を読んだかのように、ユメが説明する。

「この世界は、皆から君達への<印象>によって持ち物や衣装が変化するんだ。」

じゃあメモを持ってる子達は真面目って印象って訳か。

じゃあこの暗めのワンピースを着てるってことは静か,,,いや、暗いってことか。

「本題に移るよ。君たちにお願いしたいのは,,,まぁ、横を見てみてよ。」

「「「,,,,,,!!」」」

空気が凍りつく。いつもはうるさい明でさえも、声もでない様子だった。

なんだあいつ,,,!今の今まで気づかなかった,,,!

からだの大きさは教室まるまる一個といったところか。真っ黒で毛に覆われており、どことない恐ろしさを纏っている。

「なに,,,あれ,,,?」

言ったのは萌花か杏菜あたりかと思いきや、

彩葉だった。

目の縁に涙を溜めて、何度も拭っている。

「安心して。此処には絶対これないから。そしてあいつ,,,まぁ、<バグ>とでも呼ぼう。

ぼくにも詳しいことは解らないんだが、過去と未来が繋がって、重大なエラーが発生して、ユメが見れなくなってるらしいんだ。」

「ふーん。それがうちらと何の関係があるわけ?」

「まぁー、落ち着いて。世界中の皆が困るはずだ。」

またよくわかんねぇことを,,,

そんなよくわかんねぇこというから,,,

「,,,葉月くん、どういうことぉ?」

「いろちゃん教えてー!」

「かんなぁ、どういうこと?」

かくいう私も,,,

「なぁ奈月、どゆこと?」

めんどくせぇ,,,

「つまりあの<バグ>の発生が原因で何らかの異変がおき、情報を整理するための夢が見れなくなって、大混乱って訳だ。その原因は、恐らく時間が関係している。そう言うわけだな?」

解説ありがとう。助かった。マジ感謝。

「ま、そゆこと。不明な点も多いけど、あいつを倒せば元通りになるんだ。,,,多分。」

最後の多分が気になったけど、まぁそういうことなんだろう。

だからって、私達にどおしろと?

「ま、さか,,,」

「さすがにない,,,ですよね,,,?」

「君達にあの<バグ>を倒して欲しいんだ!」

「「「,,,はぁ!?」」」

「できるわけねーだろ!!俺たちの15倍はありそうだぞ!!」

「そうだよ!なっちゃんとか怪我しちゃうかもしれないじゃない!」

なっちゃん呼びやめて,,,

「まぁまぁ、もう一つ紹介したいことがあるんだ。これを見て。」

よく見ると、蛍のような生き物がふよふよ漂っている。

「これは<夢のカケラ>。この子達が情報を整理して、夢を作ってくれているんだ。だが、今は混乱して、団結力の欠片もないだろ?だから夢が見れないんだ。ここも、この子達のお陰で成り立っている。なんとか頑張ってね。」

よく見ると、ちょっと愛らしい。

「あ、そうそう。この子達簡単に潰れちゃうんだけど、ここが成り立たなくなるからやめてね。」

まぁ、するやついねぇだろ。

「そしてここは、バグを倒す倒さないに関わらず、一年で消える。あと、回りからの印象によってカードゲームも持ち込める。君たちの自由に口出しする権利は、僕にはないからね。」

へぇ、そうなんだ。なるほどな。マモノを倒して世界を救い、残りの時を安全に楽しむのか、マモノを倒さず、世界を混乱に導きながら残りの時間を怯えながら過ごすか。言葉だけで聞くと前者のほうがいい気がするけど、アイツを倒すのはそう簡単じゃない。後者をとって、自分の命を守るのも立派なように思える。

どうしようか。

そう考えているうちに、今宵は明けた。

<作者からの後書き>

最後までご覧いただき有難う御座います!

今回は説明文みたいであまり面白く書けませんでした,,,申し訳ございません!!

次回からもっと面白く書けるようにがんばりますので少しでも気に入ってくれたら嬉しいです

(*´▽`*)


<★次回予告★>

奈月たちの中に紛れる裏切り者?


次回は4月29日(月)に投稿します!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 設定は凝ってるなと思った。 [気になる点] 説明文みたくなったと気にしているようでしたが、寧ろ会話が中心で展開が早いので、読む側が一呼吸置けるような間が欲しいかも知れません。 [一言] 設…
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