11,決戦の時
お久しぶりです。
今夜はーーーーずっと準備してきた決戦の時だ。今日、私達の命運は決まる。
無事に混沌から救えるか、生きた屍になるかが今決まる。
「おやすみ」
明日、無事にこの場にいられますように。
懸命に祈りながら意識を手放していった。
◆「君たちは,,,ほんとにこの作戦を結構する気なのかい?」
「そりゃあそうでしょ。杏菜の友達が一生懸命考えてくれたのよ。」
まぁ、反対させるのも無理はない。なにせ成功する可能性が低い作戦だからな。
「大丈夫。必ず成功させてみせるさ。」
建前ではない。死体になるのら御免だ。
「,,,僕が助けてあげられる保証はない。それでもいいの?」
「なーにいってんだよ!最初にふっかけてきたのはお前じゃねーか!心配すんなって!」
「明くんのいうとーりだねぇ~。」
皆の決意が固まっているようで安心だ。
「それじゃ,,,必ず成功させるぞ。」
「「「もちろん!!!」」」
◆<視点 萌花>
まさか、十香ちゃんが私の未来の娘なんてびっくり。まさか悪戯でやった通り魔が引き継がれちゃうなんてね。ちょっと恐怖心に挫けただけなんだ。
まあ、お陰で担当の子が増えて助かったけど。
「よし、十香ちゃんいくよー!」
「はい!」
十香ちゃんとどんどん削いでいく。
,,,正直やりたくなかったけど、やると決まってしまったら、奈月ちゃんたちに勝って貰うしかないよね。
奈月ちゃんたちにいいバトンを渡すためにーー
「十香ちゃん!どんどんやっちゃってー!」
◆<視点 彩葉>
私はこの冒険の中で、なにか役にたてたのかな,,,?
いつも弱音を吐いてばっかりで,,,いらない存在だった気がする。せめて最後くらい、奈月さんの友達として紡ぎたい,,,!
「彩葉ちゃーん!これ!」
「ありがとうございます!」
萌花さんからナイフを継ぎ、中央部を刈っていく。奈月さんは休息中とはいえ、このプレッシャーを耐えるのは,,,きっと辛いと思う。
ちょっとでも楽させてあげられるように,,,頑張ります!
◆皆が頑張ってくれている。これは責任重大だな。
体力を温存した方が良いと彩葉に猛アピールされ、絶賛見学中だ。
しかし、皆よくやってくれている。
,,,そろそろ、私の出番かな。
「奈月さーん!いいですよー!」
「わかった!」
夢のカケラを伝って、上へ上へと上って行く。
ねえ凛菜,,,やっと迎えに来たよ。遅れてごめん。
◆「よし、無事到着だ。」
「奈月、あとは頼んだぞ!」
「奈月さん、頑張ってください!」
「奈月ちゃ~ん!頑張ってねぇ~!」
「できる限りでいい。頑張れ!」
皆から応援の言葉を貰い、一歩一歩と核へ近づく。,,,頼む、救わせてくれ,,,!
「君の内側,,,凛菜に会わせてくれ。」
,,,っ!衝撃を覚悟する。
「,,,?」
なにも起こっていない,,,入って、いいのだろうか,,,?
「君達もおい,,,っ!」
,,,っ!あくまでもなにも起こっていないのに、やんだこれ,,,
,,,圧力,,,?油断したら飲み込まれてしまいそうだ。
「奈月さん,,,ごめんなさい,,,。」
彩葉?
よくみたら、皆意識が朦朧としているようだ。
って、私もか,,,情けないな,,,
すまない、凛菜,,,。
ここで明けるわけにはいかない,,,のに。
今回も完読ありがとうございます!
盛り上がってきましたね,,,!これからはどんどんだせるよう頑張ります!




